おうち日記 (10/7〜12/25)





美肌に効く温泉、企画中!
歴史ある湯治場に多い酸性硫黄泉に対して、最近注目してるのが、アルカリ性のお肌がツルツルになる温泉。お湯の中でお肌を触ってみるとヌルヌルしてて、お湯から上がるとしっとりスベスベ。アトピーにも効くと評判の温泉が多く、これからますます注目されそうです!!

アツアツのわらび餅(12/25)
大雪の京都、厳寒の深夜の奈良で御祭見学で風邪気味?なのに西、東本願寺の「すす払い」で猛烈な埃の洗礼を受け、春でもないのにアレルギー出現してしまった私。
そうでなくても慌ただしい年の瀬。父と母の年賀状の作業をやっと終え、今、自分の年賀状に四苦八苦している。また、今年も元旦到着には間に合いそうにない・・・
そんな暇はないはずなのに、今日は知恩院のお見拭いと天神さんの終い天神に行ってきた。
京都の歳時記を集める使命を、なぜか持ってしまった私。時間がなくても、「撮るだけ撮って、さっさと帰ってこよう」と出かけたが最後、日が暮れるまでうろついてしまう習性がある。
今日もそうだった。
途中までは順調に飛ばしてたんだけど、天神さんで「アツアツのわらび餅」・・・というのに吸い寄せられてからは、そのままズルズルと「ひやかし半分の客」に徹してしまった。
「アツアツのわらび餅」は、「冬季限定、日本でここだけ」だそうで、わらび餅をざるに入れて、お湯で温めてくれたものに、きな粉をかけて食べる。200円という安さもあり、行列が出来ていて、なるほど納得の美味しさである。嵐山方面の和菓子屋さんが、弘法さんと天神さんの縁日に出店をだしている。ぜひ一度お試しあれ

山科義士祭(12/14)
今日は山科の「義士祭」を撮影してきました。討ち入りの前に、京都の山科に隠れ住んでいたという大石内之助と四十七士に扮した行列が、10時に毘沙門堂を出発、その後山科区内をえんえんと歩いて、14時半に大石神社到着、ヤリアゲや踊りの後、解散となりました。
最初と最後はそれなりに見応えありましたが、途中の、ただただ延々と歩く・・・のには参りました。しかも外環状線とか1号線とか正真正銘の幹線道路を歩くので、あんまり絵にもなりません。
毘沙門堂へ車で行って、その後一緒に歩きながら撮影する・・という作戦は失敗だったようです。
でも私の住む所から山科へ行くには、どうしても「山」を越えなければならず、まあ山って言っても「坂」と名付けられてますが、片方のブレーキが壊れてしまった自転車では絶対無理・・・なので、車で行ってしまいました。
え?地下鉄?バス?・・・私の辞書には公共交通機関の文字はありません。(調べるのがめんどくさい) 早く自転車、直さなあかんな・・・

普通の朝(12/9)
下鴨神社の紅葉は、まだまだ見頃ではありますが、今日は撮影はお休みにして、本当に久しぶりに「普通の時間」に起きました。
ひさしぶりに太陽の光で自分の部屋や家を見て、けっこうちらかしっぱなし、植木もほったらかしにしてたことに、ちょっと反省。
かといって、寒い朝に一働きするのも億劫で、結局何もしてません。再び反省
紅葉シーズンもやっと終わり、桜までの3ヶ月の間に、今度こそ、今までのポジを整理するぞ!!・・・とライト版に向かったものの、眠くなったので、また明日・・・

針供養と大根焚き(12/8)
昨日から千本釈迦堂で大根焚きが行われている。
この間、三宝寺でも大根焚きがあったが、生憎のお天気で(冷たい雨)、行ったのが最終日の最終時間に近かったので、参拝客もまばらだった。それでも濃い目の味付けながらも、美味しい美味しい大根焚きを食べて、境内に残る紅葉を見たり、ゆずごはんの匂いだけ嗅いだり、けっこう満喫したものだが、今日のは、まるで戦場だった。一番混むだろう昼前後に行ったのが、余計まずかったかもしれないが、門の外まで並ぶ長蛇の列に、おじけづいてしまう。並んでる時間はなかったから、パパッと撮影だけして失礼する。一椀千円。ふつうのお惣菜としたら高いけど、縁起物だからあれだけ繁盛してるんだろう。

嵐山法輪寺の針供養は1時から。(お裁縫の針を供養するとあって、年配の女性ばかりが本堂にぎっしり集まる。)
ちょっと気になる匂いがすると思ったのは、針を刺すためのコンニャクの匂い。法要のあと、太くて長い針を参拝客が順番にコンニャクに刺していく。私もやってみたが、案外手応えがなく、あっけない感触。

帰り道、了徳寺へ行ってみる。こちらは明日から2日間、大根焚きが行われるため、下準備の真っ最中。 どっから集めてきたんだ・・・と思う位(滋賀県から集めてきたらしい)、大量の大根の葉っぱと胴体を切り離し、青菜は青菜で茹でてから冷水につける・・・近所のおばさんおじさんが集まって、井戸端会議をしながら楽しんでいる。
残念ながら明日も明後日もいけないけど、おばさんおじさん、がんばってね!

大雪(12/6)
明け方から雷が鳴り響いた京都は、8時すぎから大雪になった。
今朝も懲りずに、大雨とピカピカ雷の中、「こんな日なら駐禁とられへんやろ」・・・と撮影に出た私。三脚に雷が落ちないかちょっと不安だったが、一杯高い木が集まっている所だったので、一応撮影の準備をする。こういう日は、日の出の時間が過ぎても、なかなか明るくならないうえに、撮影も長時間露光、しかもバルブレベルになってしまうので、時間のない私には、けっこうきつい。
今日も、やっと明るくなったと思ったら、仕事に行かないといけない時間になってしまい、泣く泣く撮影を中止した。
その時は雨だった。
百歩譲って、みぞれ混じりの雨だった。車のフロントガラスにはシャーベットみたいのが溜まっていたが、間違いなく雨だった。
だから私も「明日があるさ」みたいな感じで、まあまあ、諦めもついた。
しかし、仕事へ向かう途中から、なんとなく雪になり、仕事場に着いた時には絶好の「ボタン雪」に変っていた。

どれほど悔しかった事か・・・
あと5分早く、ボタン雪が降っていたら、私は間違いなく「遅刻」してただろう。
こんな撮影のチャンス、滅多にない。絵にかけるようなボタン雪。綺麗だった。
「おしるこでも食べたくなりますね」
口では穏やかに、そんな話をしているが、心の中は無念さで一杯だった。
京都にはまだ紅葉がしっかり残っている。今日のボタン雪は市内全域に降ったようで、「今日が休みだったら」千載一遇のチャンスだった。あ〜悔しい。
雪が解け、寒さだけが残った夜になっても、まだ、残念で仕方ない。

姫へ・・・(12/5)
17日、お休みがとれました。姫はこちらに来れますか? よかったらあちらに泊まって下さい。私も行くつもりです。
さて、昨日から京都は「どないしたん?」という位、急激に寒くなってます。
今日は雪がちらついたりしました。風も強く、枯葉がビュウんビュウん舞うのを見て、「これで紅葉も終わりやな」と後ろ髪ひかれながらも、あきらめがつきそうな感じです。朝の撮影ど根性試しも明日で終わりにしよう。
全く、朝の弱い私が、毎朝よく起きれたもんだと思うのですが、今年は今までになく、毎朝律儀に起きては撮影に行ってました。お祭に夢中で「気がついたら、もう紅葉してた(泣)」という「ちょっと出遅れた感」がいい刺激になったのかもしれません。 その代わり、夜は早く寝ます。早い時には9時に布団に入ってました。その位しないと、起きれないのです。
けど、今朝は寒かった。眠いのどうのというよりも、寒くて起きるのが嫌でした。
これから冬、毎朝「寒い、布団から出たくない、寒い、このまま包まってたい」という葛藤との戦いです。

再び嵯峨野ヘ・・・(12/4)
今日は再び嵯峨野方面へ行った。
嵯峨野へは先週の日曜日も行ったのだが、その時は渋滞回避のため、ちょっと大変なんだけど自転車でこぎつけた。ものすごくしんどかったので、今年はもう行けないかなと思ってたのだが、気になる場所があったので、渋滞覚悟で車で行く。
12月に入ったせいか、雨のせいか、まだ充分紅葉見頃なのに、スイスイだったのは助かった。お気に入りの場所は今日で拝観終了だったので、羨ましがられるのもなんだし、あまり自慢もしたくないけど、今年の秋、一番気に入った場所かもしれない。
なにがいいって、紅葉もいいけど、人がいい。

朝のうちはそんなに観光客も来ないので、常連さん(これが数名いるようで、みんな写真を寄付したりしてるみたい)や庵の人と和気アイアイな雰囲気なのだ。綺麗な紅葉を見ながら、お互いのアングルの邪魔にならないように適度に気遣いしながら、のんびりと(頭の中は混まないうちに撮ってしまいたい・・とけっこうあせっている)紅葉を眺められる。
「あと何年、この雰囲気が続くかな・・・」

うちの近所の紅葉の綺麗なお寺でも、前は墓地からスイスイ入っていけたのに、住職が変ってライトアップを始めてからは、一気に観光社寺の仲間入りをしてしまった。新しくきちんとした入場口も作られ、三脚も禁止なので、近所なのに億劫で結局今年も行かず終い。他にも前は三脚使用禁止だけだったお寺が、三脚を持ってるだけで入場できなくなっていたりと、カメラマンとお寺の戦いは激化している。だからこそ、この聖地には、いつまでも今のままでいてほしいと、願うような気持ちになる。

居心地(12/3)
今日も朝から紅葉を求めて車を走らせる。
ここ数日で、あっというまに紅葉は終わりを迎えつつある。所々に綺麗な紅葉も残っているが、先週の雨以降、「え、もう?」と思う位、撮れる場所が限定されてきた。
今日行った紅葉自慢の某お寺は、拝観料を返してほしいと思う位に惨めなほど終わりを告げていた。このお寺、確か水曜日位に、扉の隙間からちらりと覗いたら、まだまだ長持ちしそうな感じだったんだけど、見事はずれた。もちろん境内には誰もいない。なのに案内してくれたお坊さんが、私がカバンからカメラをとり出す前に「写真は撮られますか? うちでは見ている方を優先しています。〜云々〜 それから三脚は使えません」と柔らかに、だが頑なに告げる。
まあ、紅葉自体が、何が何でも撮っておきたい状態ではなかったので、別に良かったのだが、じゃあ、そのお寺が「断固、写真反対」かというと、そうではなくて、有名カメラマンに撮ってもらった写真の載ってる雑誌や写真集を、これでもかと展示してある。要するに見せびらかしておいて、「でも、そう簡単には撮らせませんよ」というところか・・・

カメラマンのすざましさ、あさましさは、自分も含めて、よくわかっているので、お寺の言い分もよくわかるのだが、じゃあ、来年、紅葉が綺麗な頃に、また拝観料を払って出直してくるかというと・・・う〜ん。

逆にビックリしたのは知恩院のライトアップ。
見に行った人からぜひにと勧められ、昨日、最終日にギリギリセーフで見てきたが、最終日のせいか、どうなのか、三脚立て放題だった。係員がすぐ後ろにいても、何も注意されない。お坊さんがすぐ横にいても、「(お参り)ごくろうさまです」みたいなことしか言われない。
「お客様にお知らせします」と構内放送がかかると、「放送で三脚お断りを告げるのか・・」とビクビクしながら慌ててシャッターを押していると、講話の案内だったり、とにかく、最近であんなに大らかな場所は滅多にない。

ライトアップも良かったが、カメラマンとしては居心地のいいお寺だった。

朝の紅葉狩り(12/1)
いよいよ紅葉のシーズンも有終の美を飾りつつあります。
あちこち、色んな人から「今年の紅葉は綺麗じゃない」と呪文のように唱えられていたようですが、期待が薄かったせいか、思ったより見応えあったな・・・っていうのが、感想です。
桜もそうですが、私は「散った」紅葉というのも、大好きなので、12月に入ったからといって、油断は出来ません。大徳寺の高桐院、嵯峨野の祇王寺などは、特に散り紅葉が綺麗。ちょっと趣向は違いますが、高雄よりももっと奥に「岩戸落葉神社」という大きな銀杏のある神社があります。こちらも境内に銀杏の落ち葉が敷詰められて、とても綺麗です。
鷹が峯の光悦寺も、雨上がりには菱形の石が並んだ参道がしっとり紅葉に飾られて素敵です。
鷹が峰の源光庵は、今年は工事のため拝観中止ですが、外の道路から見るだけでも、鮮やかな色の紅葉が見れます。吉野太夫の花魁道中でゆうめいな常照寺の参道入口の紅葉も鮮やかです。中の桜園の桜の紅葉には、ちょっと遅いかな?

京都の紅葉は散紅葉へ・・・(11/30)
あしたから、なんと12月、いつのまにか「冬」と呼べる季節です。
京都の紅葉は、そろそろ散紅葉の美しさを堪能できる時期に入ってきました。
今年は昨日の朝方だけ、ちょっと雨が降りましたが、ずっとお天気続きなので、しっとりした散紅葉はなかなか出会えませんが、私はこの散紅葉のほうが、むしろ好きだったりします。

今朝は上京区の妙顕寺へ行ってきました。
この紅葉の綺麗なお寺、実は去年も来てたんですが、もともと聞き覚えのない寺名だったせいか、「来た事ある」のをすっかり忘れてました。今年はなるべく今まで行った事のない場所を廻ろうと思ってたから、見覚えのある境内に入ってから、ちょっとショックでした。貴重な一日なのに・・・

このお寺の近くにある通称人形寺の宝鏡寺の紅葉も、燃えるような色をしてました。(ちょっと遅めだけど、まだ見頃です)
同じく見頃は少し過ぎてますが、北区の西方寺は白塀と紅葉が綺麗でした。

  京都の紅葉真っ只中3(11/24)
今熊野観音をちらりと覗いてきました。参道?の赤い橋の上にあるオレンジの紅葉が綺麗です。東福寺の通天橋(?でしたっけ?)は青から赤、枯れてしまったのもありますが、ここ2〜3年のなかでは綺麗な方らしいです。
ところで今テレビで瀬戸内寂聴のドラマをやってますね。宮沢りえが演じてますね。寂聴さんは偶然千日供養でお話を聞いてからちょっとファンになりました。可愛い人だったんだろうなとは思うけど、宮沢りえほどきれいじゃ・・・永作博美とかファニーフェイス系の女優さんの方が合ってるんじゃないかと・・・

京都の紅葉真っ只中2(11/23)
今日も色々回ってきました。それにしてもすごい人でした。今日が観光客動員数のピークではないでしょうか。夕方の帰り道でも、清水〜二年坂〜ねねの道〜知恩院〜青蓮院は「たかが紅葉で、これだけ来てんの?」という位の人、人、人  このコースはライトアップ&夜間拝観が目白押しなせいか、長蛇の列が各社の入場口の並んでました。

さて京都の紅葉ですが、三千院・・綺麗でした。  東福寺・・もうチリチリになっている葉っぱもあれば、まだ青い葉っぱもあります。たぶん今が見頃〜やや遅め 

京都の紅葉真っ只中!(11/22)
遅い遅いと言われていた京都の紅葉も、一昨日、昨日の冷え込みで一気に色づいた感じです。
よく絵葉書にのっている嵐山の川沿いにある大きな紅葉の木は、今年は色づかないまま終わりそうですが、天竜寺はけっこう綺麗です。私は参道しか見てないのですが、中も綺麗に紅葉してそうです。 二尊院や常寂光寺、祇王寺もそろそろ見頃になってるようです。
洛東では永観堂や南禅寺がものすごくきれいです。

自己嫌悪(11/20)
今年のJR東海のCMで大宣伝されている善峰寺へ、紅葉の撮影に行って来ました。
お祭優先でスケジュールを組んでしまったこともあり、11月下旬は日曜日しか休みにならず、よりによって最も混雑する中の紅葉撮影を強いられてしまった私。おまけに、観光シーズンの京都を撮影するのはたぶん5年以上ぶりなので、認識が甘くなってたようです。昨日から、貴重な休みなので、どこへ行こうかと頭を悩ませてましたが、「まず、善峰寺に行って、午後から○○へ行こう。ほんでもって、もし時間に余裕があったら△△にも行こう。」などど贅沢な計画をたてました。
私が時間にルーズな性格でなく、ちょっと混む位の渋滞であれば、充分こなせたはずの計画だったんですが・・・

善峰寺の紅葉は、個人的な好みでいうと、「ちょっと遅かったか」って感じでした。まだ緑の葉っぱもありますが、もうチリチリになっている紅葉がけっこう目立ってしまいます。
それでもPLフィルターを通して小さいファインダーの中で見ると、けっこう綺麗に見えてしまって、やたらと撮影してしまいました。・・・けど、これ、きっと伸ばすと、紅葉のアラ(枯れ具合)が目立って、使い物にならないんだろうなあ・・・
人待ち、風待ち、光待ちで、どんどん時間も過ぎていきます。人が通ってる時は、風がやんでいて、ぴたっと葉っぱも止まっている。やっと人が通り過ぎたら、風が吹いてくる。やっと人と風の条件が整った時には光が強かったり、くすみすぎてたり・・・
久しぶりの紅葉撮影でまだ目が肥えてないせいか、3つの条件が揃うまで「撮らない」潔さが持てず、とりあえずシャッターを押しながら、条件が揃うのを待ったりして、ほんとにほんとに無駄撮りしました。あ〜ん(涙)

そして気がつくと、とっくに下山予定時間を3〜4時間は過ぎてて、やっと帰路に着いた頃には、これから参拝する車と帰る車で、狭い道路は大渋滞。昼すぎて混む時間帯なのに、大型観光バスが登ってくるので、バス同志の離合が出来ず、10分かからない距離を1時間近くかかって降りるはめになりました。「朝早く来たから、渋滞とは関係ないわ」と思ってたのに、見事にエライ目にあいました。登りの車なんか2時間待ち以上らしく、あれ、閉門時間までに着くんか? お寺の入口にも入場待ちの人達が山門下の石段にずら―ッと並んでました。降りていく私に「上で何かあって、入れないんですか?」と聞かれたりしたけど「わかんない」
狭い入口で一人ずつお金払って入場してるからかなあ

これで予定はすっかりおじゃん
こんなことなら西山一帯を廻っていればいいものを、撮影向きの夕方の時間を帰路の車の中で過し、市内のそれなりの渋滞にもひっかかり、どうしても行きたかった○○へは行けず仕舞い。(涙涙涙)来年まで1年待ちかあ

唯一の収穫は、帰路、大原野の道端で買った蜂蜜。「和蜜」という特別な蜂蜜と「山椒蜂蜜」というのを買いました。普通の蜂蜜は西洋から来たミツバチが作ってるけど、「和蜜」は昔からの日本のミツバチが作ってるそうで、一年中の色んな花の蜜が混じってるらしい。健康にいいとのことで、味も「美味しい」というより、ちょっとクセのある味。パンにつけて食べるというよりは、毎日スプーンで一杯舐める用です。
山椒蜂蜜は、ピリッとした山椒の味がします。これはけっこういけました。
同じ様に露天のお店で掘りたてツル付きの鳴戸金時や美味しそうな柿、それからひよこが鶏になって、初めて産んだという地鶏卵も買いました。 

紅葉シーズンです。(11/19)
京都もいよいよ紅葉シーズンです。お祭ばかり追いかけていて、ちょっと乗り遅れた感じもしますが、今年はお祭優先。23日はどうしていいかわからないほど、あっちでもこっちでもお祭があるので、嬉しい悲鳴・・・いや、何処へいったらいいかが悩みの種です。
紅葉もどんどんピークを迎えてます。今日、上賀茂神社の前を通りかかったら、どうやら中は紅葉してそうでした。例年なら鴨川沿いの桜並木の紅葉も綺麗なのですが、今年はちょっと色が悪いですね。
寒くなるにしたがって、毎晩私の帰りを駐車場まで迎えに来てくれてたキティちゃんの姿が見えなくなりました。寒いので夕方になるとBさん宅のガレージの箱で丸まって寝ているのを、Aさんが確保しちゃうらしいのです。そのままキティちゃんが外へ出たがる(真夜中だったり、朝だったり)まで、うちの中に閉じ込めちゃうので、私はなかなか会えません。 (悲)

京都に平穏が戻ってきました。(11/17)
ブッシュは無事に韓国へ飛び立ち、京都に静かな日々が戻ってきました。とはいえ、今は観光シーズン真っ只中。今年の紅葉は遅いうえ、あまり綺麗ではないようですが、それでも観光客は一杯です。

ババっといくつかの名所を下見してきましたが、神護寺は今が見頃です。(ただ、くどいようですが、もう枯れてる紅葉もあるし、まだ色のついてない紅葉もあります。残念ながら今年は今のところ、一斉に鮮やかに色づく・・・感じではありません) その下の西明寺は散り始め、高山寺参道はまだ青かったです。 少し離れて常照皇寺は見頃もしくは少し遅め、貴船はまだちょっと早いでした。 南の方では東福寺の橋から見る紅葉もまだ少し早いでしたが、今夜はけっこう冷えてるので、これから一気に色づくかもしれません。

ブッシュ騒動(11/16)
アメリカ大統領ブッシュが昨日京都へ来た。メディアでも報道されているので、ご存知の通り、京都は厳戒態勢のものすごい警備だった。 別にブッシュを支持するわけでも、反対するわけでもないので、興味なんかなかったはずなのに、あまりの騒々しさに、いつのまにか私も踊らされてしまった。
きっかけは宮城県警察のパトカーを見たことだった。
夕方東大路通りを自転車で走っていると、「宮城県警察」と書かれているパトカーがのろのろと走っているのを目撃。道が混んでるせいもあって、私の自転車の後になり、先になりしていたので、「殺人犯でも追っかけて、京都まで来たはええけど、道に迷ったんかな?」と思ったりもしたが、その直後、歩道に立ってた、ちょっと男前の警官を見たら、「宮城県警」とか書いてある制服を着てたんで、「宮城から来たんですか?」「ほんまに宮城から来たん?」と会話をした結果、ブッシュの来京に備えて、全国から警察官が応援にきてることを知った。 注意して見てみると、確かに京都府警だけでなく、例えば川端丸太町あたりには「警視庁」の警官が立ってるし、足立ナンバーの白バイがいるし、御所の南側は島根県警察と栃木県警察の人が立ってるし、福岡ナンバーの装甲車みたいのが御所に入っていくし、ちょっと離れた所では鹿児島ナンバーの車も見た。ほんとに全国津々浦々からきてるみたいやった。(北海道と沖縄ナンバーは見なかったな・・・)

「どこの警察が来てるんか見たろ」
別に暇でも退屈でもなかったのだが、まだ明るかったし天気も良かったので、自転車でくるっと御所の周りを走ろうと思った。そして梨の木神社の少し南の門で、他の門より沢山の見物人が集まってるのを見て、なんとなく、私もブッシュが来るのを待ってみることにした。そこは消防車が止まってて、報道陣の人達も次々とタクシーとかで乗り付けるんで、「特別な場所」のようだ。どうやらこの門が、ブッシュの乗ってくるヘリコプターから一番近いらしく、消防車というのは、着陸の時に砂利とか砂とかが舞い上がらないように放水するらしい。見物客はどんどん増え、大半は近所のおばさんやおじさんとか、通りかかった学生や観光客とかだったが、一人不振な外人がいて、英語ペラペラの私服警察官みたいな人がくっついて、勝手な行動ができないようにずっと近くで話し相手をしていた。

しかし待てども待てどもヘリコプターは来ない。テレビのインタビューを受けたおじさんが「アナウンサーが言ってたけど、まだ伊丹にもついてないらしい」とか「ヘリ4機で来る」とか色んな噂が流れ始め、気温もどんどん寒くなってきた。テレビカメラは暇つぶしに見物客を撮影しようと、容赦も遠慮もなく、顔面にライトを当てて撮影するし、写りたくないから後ろを向くと、後ろにもライトとカメラがあったりして「どっちむいたらええねん!」ってな感じ。最近は写真でさえ肖像権とかがうるさくて、おちおち撮れないのに、報道テレビカメラの場合はええんやろか。かなり不躾な照らし方やったけど・・・

そのうち消防隊が銀色の消防服をまとい、御所の門の中へ入っていった。
「そろそろやな」
満月のきれいな空を見上げながら、みんながみんな、ヘリが近づいてくるのを待っていると、突然、バラバラバラと大音量。音はするけど姿は見えず、そこにいる人全員が、ウロウロと視線を泳がす。
突然、ヘリがビルの向うから出現した。ほんとに突然の出現。こんなに近づくまで、なんでわからなかったんやろう。その一瞬はアクション映画みたいな感じで、頭の真上を飛んでいく、ヘリのお腹を見送る。そのあとには、黒い空をバックに木の葉が吹雪のように舞い上がり、夢を見てるみたいだった。
ブッシュ到着。
世界で一番狙われている大物が、ほんの数十メートル前方にいる。テロが起きないことを前提に、お出迎えしてしまった私は、危機感のない日本人の一員である。

姫と殿と・・・(11/11)
今日はひさしぶりに長電話をしました。約一年ぶりにお話する「殿」とです。 実はとてもかっこいい女性なのですが、以前レインコート姿だった「殿」を見て、「かっこいい人が歩いてくるなあ」とちょっとドキドキしてたら、近づいてきたのは知り合いの女性だったという少女マンガのようなことがあったので、たった今、思いついてしまった冗談です。

今日は姫からの封書も届きました。ありがとね! またしても素敵な贈り物をありがとう! 大事に机の上に飾ってます。 ところで姫が行きたかった催しは12月はお休みみたいですよ。 紅葉は例年より少し遅い見頃となりそうです。お薦めのお祭は・・・私もお祭とり始めたのは今年からなんで、まだ知らないんですよね。でも歳時記を見る限りは今度の日曜日と23日が、あちこちで色んなお祭目白押しみたいです。 あと、いつもは寝正月なんですが、大晦日からお正月にかけては、京都はかなりオモシロそうなんで、駆け回ってみようと思ってます。姫もよかったら如何ですか?

そう、そろそろ年末も近づいてきましたね。
年賀欠礼のお知らせが届くこの時期、ちょっとショックな知らせがありました。
人間である以上、誰にでもいつか必ずその時は来るものですし、それなりにご高齢の方だったのですが、「もう一度会いたかった」「もう一度お話したかった」と残念でなりません。たった一度お会いしただけなのに、「思い」とは不思議なものです。
少し離れている方が、逝かれた時、思いっきり悲しんだとしても、しばらくたつと、実感というのが薄れてしまって、なんだかまだ会いに行けば会えるような錯覚をしてしまいます。離れている距離や時間が長いほど、その錯覚は強く、会ってないのは、単に住んでる場所が離れているからとか、スケジュールが合わないからのような気がしてしまって、ふっと我にかえって、「もう二度と会えない」と思うと、とりかえしのつかないような失敗をしてしまったような呆然さと、一晩寝て起きたらまた会えるような期待とで、不思議な気持ちになります。

そんな残念さを少しでも減らせるように、会えるうちにもっと会って、もっともっと話して、聞いて、接しておかなくちゃね。時間には限りがあるんだから・・・

ぼちぼち紅葉の季節ですね(11/9)
この間、御所の一般公開に行ったら、御所の中の紅葉も少し色づき始めてました。街路樹も黄色くなってきた今日この頃。いよいよ恐怖の観光シーズンの到来です。

心臓破りのお祭(11/3)
洛北に狸谷不動院という所があって、今日はその秋祭りでした。
山伏の修行の場でもあるらしく、聖護院と同じくらい(もしかして同じ人たち?)山伏が集まります。
一般人にとっては「行くだけでも修行」というような急な坂を延々と登ったあげく、最後の最後に、ドドンと石段が立ちはだかる狸谷。なのにお祭だから車も混むだろうと、余計な心配をして、またしても自転車でいくという愚かな選択をしてしまった私。
貴船も遠かったけど、あのダラダラとしたしんどさとは違って「心臓が破裂しそうってのは、こういうこと」と実感できるしんどさでした。

自転車の利点は、登りに苦労したあとは、その分楽チンに帰れること。貴船からの帰路はまさにそんな感じでしたが、こちらは帰りは帰りで、あまりに急な下り坂なので、ブレーキがプツンと切れてしまいそうで、恐ろしくて自転車に乗ったままは降りれませんでした(悲)。

亥子祭 (11/2)
御所の西に位置する護王神社で、昨夜催された亥子祭
これまた、私は知らなかったんだけど、素敵なお祭でした。
お祭では神主、神官、12単を着た女人達がお餅をつく儀式を行った後、そのお餅を奉納するため御所の中へと提灯行列で向かいます。再び神社に戻ったら、おでんや日本酒の振舞があり、「亥子もち」(いのこもち)つきがあります。

温めたもち米を臼に入れ、少し小突いた後、ピーナッツ、ゴマ、黒砂糖、棗の粉をいれ、亥子囃(いのこばやし)なる歌をバックに、餅つきが始まります。「猪しゃ 餅食って ホーイホイ

白かったもち米がムラなくセピア色になったら、ちぎってまるめて小さなお餅を作っていきます。地元人らしき方達が一生懸命おもちを丸めてました。
神前に30個お供えしてから信者や参拝客に配ることになってるのに、数えないまま大皿に盛っていって、「最初から数えなおし」になったり、必ずしも皆が皆、上手に丸められるわけでもなかったりと、けっこうドタバタでしたが、それもまたほのぼのとして、楽しめたお祭でした。
ホカホカの亥子餅は、ほのかに甘くて、ナッツ類の香ばしさもしっかり味わえて、美味。
お祭の前半はカメラマンもそこそこいて、ちょっと敷居の高い感じもありましたが、後半はむちゃくちゃフレンドリーな空気に変身するお祭でした。

LOVERS(10/30)
テレビでさっきまで放映してた「LOVERS」
チャンツィーと金城武主演の映画で、色使いやセッティングがとっても綺麗なうえ、おもしろかった。一画面一画面が写真としても完成されていて、切り取って部屋に飾っておきたくなるような映像。
ストーリーも、同じ監督の「英雄HERO」という映画(やっぱしテレビで放映してた)は、ちょっと複雑だったけど、これはわかりやすくて、頭を使うことなく簡単に見れたし、チャンツィーも金城武も文句なく容姿端麗なんで、うっとりしました。 
それにしてもまあ、中国系の武術はすごいの一言。ジャッキーチェンもすごかったけど、よくも思いつくなあと思うようなアクションシーンが一杯です。

仇討ち、裏切り、犠牲愛、死・・・などなど、心の中の「イ短調系?」を刺激する、ゾクゾクする映画でした。 これ、コマーシャルなしで映画館でみてたら、数日間は現実に戻れなかっただろうなあ。

ミニ祇園祭(10/28)
私も今まで知らなかったのですが、亀岡に亀岡祭(そのまんまやな)というのがあって、なぜか秋に行われますが、祇園祭と同じように鉾がたち、宵山には、鉾に釣られた提灯に灯りが灯り、最終日には巡行も行うという、まさにミニ祇園祭。今年は夜間巡行も行われ、なかなか魅力的でした。

京都のお祭を調べていると、今までは知らなかったようなお祭や寺社仏閣を見つけ、なんで今まで知らんかったんや・・・と感じる事もしばしば。
10月中旬に行われる春日神社のお祭(これもそのまんまのネーミングで春日祭という)も、お祭好きの間では大人気のようですが、京都に春日神社というのがあることすら知らなかった私。「わざわざ奈良まで行くんかいな」と聞き流しながら、あまりにもあちこちで「今年は春日祭に行きたい」という言葉を聞き、最初は不思議に思ってました。

平岡八幡宮でも春日祭でも粟田祭でも「祇園祭の鉾の原型となった剣鉾」という説明を聞いて初めてその存在を知る事となった「剣鉾」も、注意してみると、お神輿と並ぶお祭の常備品。 今までは見てても見てなかった事が、また一つ見えるようになりました。

秋祭りの山を越えました(10/24)
時代祭りと鞍馬の火祭をクリアーし、ホッと一息ついてます。それにしても寒かった。火祭の寒さは覚悟してましたが、時代祭があれほど寒いとは・・・おかげさまで?風邪気味です。なんでこんなに肩が凝るんだろう、肩凝って頭痛までしてきた・・・と思ってたら、風邪で頭痛がするから肩が凝ってたんですね。 風邪のひき始めの頭痛肩こり寒気に葛根湯・・・を試してみたら、かつてない位よーく効きました。 ビックリ! 

東洋医学といえば、韓国ドラマで、医女チャングムが無茶苦茶マニアックな東洋医学のウンチクを披露しまくる「チャングムの誓い」は、いよいよ今週木曜日に最終回を迎えます。12月からは集中アンコール放映もされるとか。 今も土曜日の11時からNHKで放映してますが、なかなか面白いので、おすすめです!

ぐっと寒くなってきました。(10/20)
朝晩は長袖なしでは厳しくなってきました。京都の秋祭りはまだまだ続きます。この週末は三大祭の時代祭、そして鞍馬の火祭りが行われます。
実は私は時代祭りを見たことありません。葵祭りも今年はじめて見ました。この手のお祭は「混む」から「近寄らんとこう」というのが、今までの思考回路だったので、触らぬ神に祟りなし、君子危うきに近寄らず・・・てな感じで、今日まで来てしまったのです。

祭といえば人ごみで疲れるイメージが強いのですが、最近は顔見知りも増えたせいか、お祭からパワーをもらうこともしばしば。考えてみれば、ご神事にせよ、お供養にせよ、御清めの儀式や、厄落としをしてるんだから、それが「効いてる」のかもしれません。

私が普段どおりの仕事をこなしながら、その合間をぬって、必死こいて昨日までの一週間で行ったお祭は、妙蓮寺の万灯会、白峯神社の観月祭、新熊野神社の大クス祭、例祭、大将軍八神社例祭、真如堂の引声阿弥陀経会、即成院25菩薩お練り供養、三栖神社還幸祭、城南宮還幸祭、宵えびす・・・どうだっ!!


鉾参通工芸展(10/12)
上京区の妙蓮寺の万灯会に行って来ました。少し規模は小さいですが、夏に行われる伏見稲荷の本宮祭のように、全国の有名画家の筆による絵灯篭がずらりと並んでいます。絵灯篭に囲まれた本堂の中の日蓮上人像は、白い毛皮のようなものを被っていて、お坊さんに聞くと、眉間に受けた傷が冷えて痛まないように、冬場は「綿帽子」を被せるのだそうです。
境内には秋と春の年に二回咲くという桜の花も、わずかですが咲き始めています。
さて、この妙蓮寺から少し歩いた「鉾参通り」(通称猫寺こと称念寺のある通り)では10/15〜16に工芸展が催されます。これに先駆けて、今日から16日の夜9時まで、鉾参通り沿いには紋紙灯が灯され、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

やっと三連休を乗り切りました!(10/10)
京都はすでに観光シーズンに入ったようです。車の渋滞が目立つようになり、自転車で走っていても、歩行者が邪魔で走りづらくなってきたのを感じながら、この3日間、車と自転車と京阪電車を駆使して、お祭を追いかけて京都中を駆け回りました。北は八瀬、南は伏見桃山、西は西院、東は粟田・・・書いてみると、意外と大した事ないような気もしてきましたが、朝から夜まで、ある時は雨に濡れながら、ある時は照りつける太陽に汗ばみながら、東奔西走したので、もうフラフラです。
私もフラフラですが、お神輿の担ぎ手もフラフラみたいです。お祭にお神輿はつきものですが、担ぎ手不足から、氏子だけではなく神輿連合会みたいなのに所属している担ぎ手が、あちこちのお祭に参加しているようです。昨日は春日神社のお神輿を担いで、今日は粟田神社のお神輿を担ぐ・・・そんな風に、このお祭シーズンはかなりしんどいスケジュールみたいです。そういえば、初めて行くお祭なのに、担ぎ手の顔に見覚えが・・・ 
担ぎ手だけでなく、警備員もあちこちのお祭に派遣されるようで、祇園祭の時の警備員の人から、八幡市の岩清水八幡宮で声をかけられた時は、ビックリしました。
前にも書きましたが、お祭も通っていると、カメラマン同士でも顔見知りが増えてきます。「約束してても、こんなに会えないだろうな」と思うほど、あっちに行ってもこっちに来てもお会いするので、おかしくて笑いがこみ上げてきます。例えば、ある方とは、一昨日の昼、伏見稲荷で会い、夜は御香宮神社で会い、昨日の朝も御香宮で、昼は春日神社で会いました。いつのまにか私もお祭マニアの仲間入りをしているのかも知れません。

金木犀(きんもくせい)の香りが漂ってきましたね。いよいよ食欲の秋です。(10/7)

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