おうち日記 (2008.1月〜4月)



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「京の茶の湯遊び」 が発売されました!(らくたび文庫)
昨年の晩春から撮影にとりかかっていた本が、いよいよ完成しました。
気軽に楽しめる茶の湯遊び情報が満載!ちょっと通な京都を楽しみませんか?

らくたび文庫 京の茶の湯遊び 京暦365日 旧暦びより
「京暦365日」、「旧暦びより」もよろしく!

祇園祭 2007年度分 更新中です。(3/19)

5月病(4/30)
4月最終日にして宣言することじゃないですが(笑)
桜も散っちゃたしね〜。
で、私の場合、明日5月1日からは、また忙しくなるので、きっと5月病から脱却できると信じているのですが。

ここ何年かを振り返ってみると、海外や国内の旅の写真や日記を整理しようと(最大の理由は資金不足を補うためだったが)、おとなしく京都で再就職した途端、京都の祭にのめりこんでしまって、旅の写真の整理をするどころか、3年分の京都の祭の写真まで未整理のまま溜め込むという始末。

で、先日思い付きで作った「こんな毎日」の写真を探すため、2000年からの旅の写真を見ていると・・・「これ、どこの温泉かわからない」・・・というのがあったりして。
「そこまでせんでも」・・・と後から思えば自分が気の毒になる位、狂ったように日帰り温泉に入りまくり、もちろん入ったからには湯船の撮影もしたいので、他の入浴客がいなくなるまで、蛸のように茹で上がりながら息を潜めてチャンスを伺い、時には、営業開始、終了時間のワンチャンスを狙って、睡眠時間を削りながら撮った温泉写真。
なのに!なのにっ!!
どこだかわかんないなんて・・・

突き止める手段はあるけど、それに費やす手間を思うと、「あん時すぐに整理してたら、こんな苦労はせんでよかった」と痛感。

あぁ、五月病の私は、温泉旅の整理や全国の自然風景写真の整理や、お土産物の整理や、京都の祭の整理や、京都の雪景色の整理や、京都の桜や紅葉の整理や、「すぐにじゃないけど、なるべく急いでしなきゃならない事」が一杯あるけど、どれにも手をつけず、今日もYouTubeで韓国ドラマ太王四神記の動画を何度も繰り返し見てしまうのでした。誰か締め切りをちょうだい。

朝の音(4/28)
昨日夜更かししたのに、なぜか朝早く目が覚めた。
小鳥のさえずりが聞こえた。
ひさしぶりに寝室の窓を開ける。花粉症の私は、3月から5月までは窓開放厳禁。空気清浄機フル回転の日々なのだ。今年は杉花粉も少なく、例年より早く終わりつつあり(でもまだ完璧ではない!)、一年で一番気持ちのよい季節に窓を開けることができた。 桜の季節はまだちょっと肌寒かったりするけど、今の時期が一番過ごしやすい。(花粉さえ飛んでなければ)
ベットに戻り、布団を被りなおして、じっと耳を澄ます。

うちは住宅街にあるんだけど、すぐ近くに山があるせいか、わりと自然に近い環境だ。でもこんなに鳥の声が近いとは、今までわからなかった。ホーホケキョと鳴くのはホトトギスだっけ?鶯だっけ?(笑) 色んな音色の鳥の声が聞こえる。時々カラスも・・・
夕方に聞くカラスの声ってノスタルジックだけど、朝はいらないな・・・

目をつむって小鳥のさえずりを聞いていると、自分が今、別の場所にいるような気がした。こういう気持ちのいい時、なぜか思い出すのがオーストラリアのキャサリン渓谷とか、あの辺。それから南スペインの安宿の中庭。そして、たぶん新潟辺りの風景。
不思議なんやけど、思い出す場所が大好きだったとか、すごく楽しかったとか、そういうわけじゃない。気持ちいい感じで、ポッとそのあたりの光景が浮かんでくるんだけど、その場所にいた時に今と同じ音を聞いたとか、同じ空気だったとかいうわけでもない。

今日、4月28日は、桜を追いかけてる頃ならちょうど青森の弘前城の桜を撮り終わって、さて、更なる桜を求めて北海道へ渡ろうか、それとも新緑の撮影に切り替えて南下しようかとちょっと一息ついてる頃だ。
新潟あたりの田舎のわりに整ってる広い道路を走ってて、ふと目に入った杉に絡んだ山藤を撮影している自分が見えたりする。

そんなことを思いながら耳を澄ませていると、段々人間の音も聞こえてきた。まず、母が起きてカーテンを開けてる音。誰かが通りを走ってる音。車のエンジンがかかる音。小鳥の声は、さっきより少なくなってる。ホーホケキョはほとんど聞こえなくなって、今はチチチチチ系の声ばかり。チョンチョン聞こえるのは雀だろうな。2008年は、こんな風に4月28日が始まりました。 こんな毎日〜4月28日

心臓が苦しかった(4/28)
今日は、というか昨日になっちゃったけど、阪神の逆転勝ちで、かなり気分がいい。
なんでこんな真夜中に日記を書いているかというと、自室を出る時にパソコンを消し忘れてたので、シャットダウンついでに書いてるんである。
今日の試合は阪神ファンにはたまらない勝ち方だったと思う。
最後の最後に逆転したけど、まさか逆転できるとは思ってもみなかった。
「え、まさか」というような展開で、ツーアウトで新井が出てきて、このまま逆転か?それとも延長か?という時には、久々に心臓がバクバクと苦しくなった。
いつも思うんだけど、このプレッシャーに耐えられる選手達ってすごいよね。私だったらその場で心臓麻痺か脳卒中おこしてるわ
広島から移籍してきた新井を、私はあまり好きではなかったんだけど、今日ばかりはちょっとかっこよく見えたな。
ちなみに私のお気に入りは赤星と鳥谷と金本と矢野と下柳。( )付で江草、岩田。あ、能見もいいなあ。あの人、妙に男前なんだよね。( )付というのは、調子が悪かったら腹立つ程度のファンってことです(笑)。私も勝手なこと言ってるなあ。・・・藤川とウィリアムスは別格です。念のため。

酢ヶ湯温泉で「混浴を守る会」(4/27)
ミクシーのニュースでやってました。混浴の千人風呂で有名な酢ヶ湯温泉で「女性客をジロジロ見て不快感を与えないように」と男性客に求める運動を始められたそうです。
ミクシーの面白い所は、ニュースに関する色んな意見(日記)が読めること。それによると大半が、「女性だって混浴とわかって入ってるんでしょ」とか「それがイヤなら混浴に入るな」とかの意見が多かったんです。
このニュースが酢ヶ湯温泉じゃなかったら、私もスルーしてたんですが・・・何回か酢ヶ湯温泉に入ったことがあるので一言。
普通なら(つまり、男性側にも遠慮というかマナーがある場合は)ある意味もっともな意見ですが、あそこの温泉にはタチの悪い男性が多かったですね。

信じられない話だけど、時々、「女性の裸を見ることを目的に入浴している男性」がいるんですよね。ここ。

一応女性専用タイムというのがあって、この時間に入りに来る女性が多いんだけど、この時間ギリギリまでしぶとく入浴していて、番頭さんの「男性は出てください」という数回の通告にも負けず入浴し続けて、最後には、番頭さんに引きづられて退出した若い男性。
あと、混浴といっても男性エリアと女性エリアがあって、その境界線の端でないと異性側のエリアは見えないんだけど、そこから女湯のほうを見ながら、ずーっと留まってる男性も。
ここに入ったことのある男性に聞いた話では、女性客が入ってきた途端、湯気で曇ったメガネを、湯船につけてクリアーにして見直したというおっさんも・・・(酸性湯なんで錆びると思うんだけどね)

信じられないけど、ほんとの話。

そういえば、青森の端っこにある奥薬研温泉露天でも、川の対岸から女湯を双眼鏡で覗き見してる男性が・・・肝っ玉かあさんみたいな女性が、湯船から大声で叱ってたけど、立ち退く気配なし。女湯の覗きって、テレビの世界だけかと思ってたけど(笑)

ちなみにどちらの温泉も、女性はタオルを巻いて入浴可だったけど、中には堂々と全裸の女性もいる。 私はしたことないけど、ほんまの素っ裸のまま、素っ裸の男性と混浴する女性も、わりといるらしい。歴史的に温泉のない京都に住んでると想像もできない話ですが・・・

混浴がなぜ存在するのかと考えると、「昔は男女交流の場だった」とかではなくて、貴重な湯質なんだけど、男女別の浴場を作るだけの余裕がない(湯量とかスペース的に)からだと思うので、「裸見られるのがイヤなら入ってくんな」と言われても困るわけですよ。体を洗うとか、裸を見るとか見せるとかじゃなくて、そこのお湯を楽しみたい訳ですから。そんなことを声高に言う人がいるから、最近は、男女別に浴場はあるんだけど、「ほんとはこっちのほうが湯質はいいんだよ」とかいう残念なことが増えてきてるんです。それも、ちょっと古い温泉は、「女湯に男は絶対入れない」から男湯質>女湯質だったけど、女性の方が発言権が大きくなってる最近では、どうも女湯優先みたいですよ。露天の無料混浴温泉ですら、最近は女湯登場!してるのも増えてきてるしね。

いつのまにかGW突入(4/26)
既にGWに突入してる人もいるらしい。幸か不幸かカレンダーの国民の祝日とは無縁の生活なので、気がつかなかった。

草餅と桜餅
この間、吉野山で堪能した草餅。ヨモギの採れる今が旬!

GWというと昔はワクワクしたけど、今は「かなんな」と思うことの方が多い。「混む」し「平日割引」はなくなるし、一番大きいのは精密機械が故障したときのサポートが手薄になること。真性GWは京祭のピークでもあるので、そこでカメラが故障したら大変。去年も大事をとってGW前にはデジカメをメンテナンスに出した。(調子悪かったから)今年は4月の桜の真っ只中に完全故障して、すでに修理済なので大丈夫なんだろうけど、兼ねてから調子の悪かったレンズはまだ入院中である。
私、フィルムカメラは何台か持ってるんだけど、デジカメって未だに一台だけなんだよね。この一台が、しょっちゅう故障するので、改めて高いお金を払ってまでサブをもう一台買う気にならない。印刷されたものを見ても、フィルムカメラのほうがずっと綺麗だし、最近は宅ファイル便とかで気軽に送信する程度の用途で済む写真以外は、再びフィルムカメラの645への依存度がアップしている。

いきなり愚痴っちゃったが、どうも私はカメラが手元にないと、情緒不安定になるみたい。幼児のぬいぐるみみたいなもんかもしれないな。

聖火ランナー(4/25)
長野で明日聖火が走るらしい。
長野って知り合いが一杯いるんだけど、見に行くのかなあ。でも警備の問題で、あまり見れないらしい。本当だったら、見に行ける人は見に行きたいだろうけど、テロとかも怖いしねえ。おかしいよなあ、こんな状況。

お花見ドライブ(4/24)
今週はじめのお天気の日、京都の山奥にある京北町まで、お花見ドライブをした。
私の記憶によると、桜の花を追いかけ始めてから、「お花見」をしたことは皆無。お弁当を広げる家族連れを見ながら「桜を追いかけ始めちゃったら、こういう幸せはもう一生味わえないなあ」と思ったことがある。実際あの頃は、とてもじゃないけど、のんびりお花見をするモードにはなれなかった。まあ今でも、桜のピーク時にはお花見なんてできそうにないんだけどね。

さて今日は一週間ほど前のやっぱり晴れた日に訪れた常照皇寺へ再訪。一週間前には全く咲いてなかった御車返しの桜が見事なまでに満開だった。

常照皇寺 御車返しの桜
常照皇寺 御車返しの桜

もともとの御車返しの桜は数年前に枯れてしまって、今はその子供の若い木が咲いているんだけど、蕾の時はちょっと貧弱な感じがして、まさかこれほど見応えがあるとは思わなかった。
この日はお祭仲間と4人で行ったんだけど、参道入り口の桜を撮ってた私は、場合によっては境内までは入らないつもりだった。だって一週間前に、常照皇寺の目玉・天然記念物の九重桜は撮ってしまってたから、「今更何撮るの?」って気分だった。くどいけど、御車返しの桜が、たとえ咲いてたとしても、ショボイだろうと思い込んでたから。でも、先に行った3人が戻ってくる気配もないので、しぶしぶ階段を上っていった。階段の途中から塀越しに桜が見え始めると、その華やかさに興奮を覚えた。慌てて中に入って撮りまくる。おそれいりました。

次の目的地、黒田の百年桜も見事だった。こちらも一週間前は何も咲いてなかったのに、今日は満開だった。咲いていない時には想像もしてなかったけど、ピンク色の桜だった。
京北町 黒田の百年桜

御車返しの桜も、黒田の百年桜も「八重と一重が混じって咲く珍しい桜」というのがキャッチフレーズなんだけど、清水寺そばの地主神社にも、同じキャッチフレーズで、しかも「日本では唯一ここだけ」という殺し文句付の「地主桜」がある。いったいこれは・・・

ひと息(4/17)
雪だ雪だと騒いでいた今年の冬。桜はゆっくりだろうとタカをくくっていたら、思いがけず早く満開になってしまった京都の桜。早咲きの桜に追いつくのに必死のまま、ソメイヨシノ満開、紅枝垂れ満開、そして今、八重桜が満開を迎えている。遅咲き代表の平安神宮の神苑や御室仁和寺のおかめ桜が満開を過ぎ、ここまで来ると京都の桜狂想曲も少しゆったりペースになる。3月末からもう3週間。京都の桜は約一ヶ月間も次々と咲き乱れている訳だ。すごいなあ。
桜を追いかけて全国を廻っていた頃は、(沖縄の桜は別として)、3月下旬から、5月上旬までの約一ヶ月半ほどが、桜のピークだった。南北に長い日本列島ですら、桜のシーズンは一ヵ月半〜2ヶ月間。京都という狭い地域だけで、一ヶ月間も桜が楽しめるのは驚異的なことだ。

とにかく、その嬉しくもあり、その分しんどくもあった桜巡りが一段落し、今週の平日は両親とミニ旅行、奈良の吉野山へ行って来た。
以前宣伝した「ぴあ」のコラムでも書いたように、吉野の桜は我が家の花見旅行の定番だった。私が桜を追いかけ始めてからは、時間の都合上、一人で行ってサッサと帰ってくる(撮るのがしつこいので、サッサというわけでもないが)ことが多くなり、ここしばらくは家族で花見に行くことはなかっので、ほんとにひさしぶりの花見旅行である。

私たちが訪れた時、吉野の桜はすでに終盤だったが、その分親孝行ができた。今回、初っ端に訪れた竹林院でそうだったように、「良すぎる」と、「両親そっちのけ」で撮影に没頭してしまうから(笑)
すでに吉野山の桜は選ぶのに苦労するほど持っているので、もう一箇所、見事に咲いていた水分神社以外は、デジカメでパシャパシャと速やかに撮った。今回は、携帯電話を新しくした母が携帯カメラで撮影するという、今までからすると信じられないシーンがあったし(母はこれまで、カメラと名のつくものを撮ったことがない)、父はいまだにネガフィルムのコンパクトカメラで撮ってるし、我が家には、同じ場所の桜の、携帯デジカメ画像(母)、ネガフィルム画像(父)、ポジフィルム画像(私)、一眼レフデジカメ画像(私)の4種類の画像が揃ったことになる。もったいない話だ(笑)

早朝から吉野山を周りはじめ、「子守茶屋」で旅のお目当ての一つ「おでん」と、初挑戦の「しいたけ飯」を食べる。う〜〜ん・・・
ここのおでん、もっと美味しかったような気がするんだけど・・・これで700円は高すぎない?  名物といわれるしいたけ飯も、1000円の価値があるかどうか・・・花見席代ってことなんだろうけど、それにしてもこれはちょっと期待はずれだった。ぴあのコラムに店の名前を出さなくてよかった。

それから次のお目当てAの「葛餅」を買いに中千本のお土産物通へ。以前、ご紹介した山本芳香堂を探すが見当たらない。お目当てBの柿の葉すしを買ったお店で聞くと、「跡取りがいなくて店を閉めた」らしい。うわあ〜〜残念。あそこの葛餅は絶品で、あれを食べると他の店のは食べられない。苦し紛れに「でんでん」というお店の葛餅を買ったけど、あれほどの感動はなかった。それでも他のお店よりは美味しいんだけどね

お目当てCの桜羊羹の試食、購入も、山本芳香堂の閉店で願い叶わずだった。当時は、山本芳香堂で桜の花入りの羊羹が試食で出されていて、その影響で周りの数店も試食を出していて、ちょっとした試食天国だったのだけど、山本芳香堂がなくなったせいなのか、桜羊羹の試食は(駅前のお土産物屋さん以外では)一切なかった。味見してからでないと買いたくない私は桜羊羹の購入は断念。次のお目当てDの草餅を探す。

今回の旅の大ヒットが、この草餅だった!
お土産物通の和菓子屋さんで試食してから買った「こしあん入りの草餅」「あん無し草餅」も美味しかったし、竹林院の少し下の「米屋」の「草餅」(あん無し)も美味しかった。和菓子屋さんのはあん無しでも少し甘みがあるし、米屋さんのは甘みはないんだけど、なぜか美味しい。ともに芳しいヨモギの香りがして、一個100円、美味しい上に安い。父は和菓子屋さんの草餅が、母は米屋さんの草餅が好みだったらしい。私は両方好き。甲乙つけ難し。一個だけなら少し甘みのある和菓子屋さんの草餅。何個も食べられるのは米屋さんの草餅かな。ちなみにここの和菓子屋さんの桜羊羹は完売だった。

最後にお目当てEの陀羅尼輔(だらにすけ〜漢方薬)を買って、帰路につく。途中眠くなったので休憩した道の駅で、地元野菜の特売をやっていて、ひさしぶりに燃えました。いつものながーい旅の途中と違って、ちゃんと家に帰って(母が)調理できるから、思う存分買いました。

祇園白川の夜桜(3/30)
金曜日、今年初の桜を撮影しに、祇園白川のライトアップに行った。
今年はこんなに桜が早く満開になるとは思わず、スケジュール調整を完全に間違ってしまったな(汗) 祭仲間の「もう、満開やで」という情報を聞きながら、なかなか時間がとれなかず、焦る毎日。
いっそ「休業宣言」・・・をしようかと思う位、この1〜2週間は忙しかった。
「キイイィィーーー」ってなる位、忙しかった。
忙しいというよりは、要するに仕事の時間配分とかが極端にヘタなのだ。しかもキリギリス性分の私。普段から「コツコツ」して、いざと言う時に備えるなんてことが、なぜか出来ない。「やらなきゃならない」とわかっていても、追い詰められるまで、手をつけない。
そう、「今日も、全てクリアーしたから、明日から桜の撮影に集中できるよ」っていう状態ではなく、単に「一つの山は越えた」だけなのに、なんか安心しちゃって、ちょっとユルユルしてる。
あぁ、明日は早く起きなきゃならないだっけ。大阪までデジカメのゴミ取りに行くのだ。なんでこんな桜が満開の時に・・・
これも、「花粉が怖いから、外に出たくない」とか言ってないで、もっと早くやっておけば良かったことだな

祇園白川 夜桜


桜咲く(3/26)
京都でも祇園白川や御所で桜が満開のようです。今年もこの季節がやってきましたね。

龍と猫(3/19)
先日、東福寺の涅槃図を見てきました。この時期、3日間だけ一般公開されるのです。ここの涅槃図は、他では描かれていない「猫」がいるのが特徴。
私、猫が涅槃図に登場しないのは、「ネズミが猫を騙して、教えなかったからだ」・・・と干支にまつわる話と混同していたんです。それで、ここの涅槃図に猫がいるんだったら、ネズミはどこにいるんだろう。あんまり近くにいると仕返しされちゃうぞ・・・と思って聞いてみたら、ネズミは描かれていないそうです。おまけに普通、涅槃図に猫が描かれていない本当の理由を教えてもらいました。

なんでもお釈迦様が亡くなる前、柱の上にある薬袋を取ろうとしたネズミを、猫が食べちゃったせいで、薬が取れなかったそうです。その罰で、猫は描かれなくなったとか。
涅槃図にも、左から二番目の柱の上のほうに青っぽい袋が描かれています。
ちなみに何故、東福寺の涅槃図に猫が登場するかというと、これを描いている途中、絵の具がなくなってしまったのですが、その時、猫が絵の具谷から絵の具を運んできてくれたとか・・・それでご褒美に描いてあげたんだって。・・・ええんか、そんなことで、猫、許しちゃって・・・

まあ、それはともかく、せっかくの名物猫も、実はどこに描かれているかわかりにくい。しかもわざっとなのか、仕方ないのか、絵の前に作られた祭壇で、丁度見えにくい所にいるんだよね。教えてもらわなきゃ見つけられない。そんな遠慮しなくたって(笑)
ここは涅槃図も見応えあるけど、天井に龍も迫力満点です。
京都の年中行事 3月 →→→ 東福寺の猫のいる涅槃図 &  噂の猫

花粉お見舞い(3/18)
今日は沢山飛んでましたね〜。朝、起きると、母が大変な状態でした。ノーガードでゴミを捨てに行ったらしい。それを見て、すばやく薬を飲んだ私は「いつもどおり」だったんですが、アレルギーって、炎上してから薬を飲んでも効果が半減しちゃいますもんね。明日は雨。少し楽だといいんですが。

ぴあ関西版、見てくださ〜い(3/16)
ぴあ掲載記事
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杉花粉にまみれながら、今年も奈良東大寺のお水取りに行ったりしてたので、ご報告が遅くなりましたが、3/13発売のぴあ関西版(隔週木曜刊 3.27号 350円)の巻頭特集「アートな桜鑑賞術」(P26〜27)、見開きカラー2ページに、桜カメラマンとして写真とコラムを掲載して頂きました!

京都の半木の道、琵琶湖の海津大崎、奈良本郷の瀧桜(又兵衛桜)、吉野山の桜の写真と、それにまつわる思い&撮影一言アドバイス付(笑)

ぴあ関西版本誌といえば、まだ写真に興味がなく、休日といえば、普通に映画やコンサートを楽しんでいた学生時代にお世話になっていた情報誌。最近は脳みそモードが全国の自然風景か京都のお祭に占められている私。久しぶりに「ぴあ」を手にとり、かつての違う種類の幸せを満喫していた自分を思い出し、ちょっと感慨深いものがありました(笑)

京都の年中行事一覧表 作成!(3/11)
京都の年中行事一覧表 ・・・を月ごとに文字だけで、まとめてみました。

ものすごい数の行事を、ものすごい枚数撮ってます。京都市内だけなら、誰にも負けないくらい、撮ってるはず。
でも持ってるだけでは宝の持ち腐れ。だからといって、全ての画像をアップするのは、ものすごい時間がかかって、当分無理なので、とりあえず「こんなん持ってます」と発表だけ、先にしちゃいます。

今後少しずつでもアップしていきますが、基本的には許可なしの一般人として撮ったものを掲載していきます。
撮影許可を頂いて写したものは、こっそり隠し持っておきます(笑)
必要な場合は、「その画像を見せて」とお問い合わせ下さいね。

どんな撮影の時も、手を抜くことなく、三脚抱えて、脚立を持って、しつこくしつこく、念入りに撮る私。自分で言うのもなんですが、努力だけは京都一の自信あり。

京都の歳時記・行事写真の個人ライブラリーとして、どうぞご贔屓に〜(笑)

負傷(3/7)

唇を火傷した
イタイ・・・

今日は確定申告をしに税務署に行ってきた。
貧乏な私には、源泉徴収された分が戻ってくるから、これは欠かせない。
混でるだろうと思って、お昼も食べずに行ったから、帰ったときにはお腹がぺこぺこだった。 めんどくさいので、冷凍食品のピザを焼いた。
猫舌なんだけど、本当にお腹が空いてたので、あまり冷まさずに食べた・・・食べようとした・・・
一口噛んだ時、あまりの熱さに、口を引っ込めてしまった。
その勢いで、丸いサラミがベロンと下唇にくっついた。
外気に触れた冷めたほうじゃなくて、ピザ生地についてた熱い方が、サロンパスみたいにピッタリと、私の唇に張り付いたのだ。

舌を火傷することって、よくある。
よくあるから、「アツっ」って思った瞬間に、吐き出すとか、まともな反応が出来る。
熱いものに触ったとき。 「アツっ」って、手を引っ込めることも、よくある。

でも意外なことに、唇に熱いものが触れたことはなかったので、どうしていいかわからなかった。
じたばたはしたけど、口をすぼめたり突き出したりする位では、サロンパスサラミは、はがれなかった。
だから、サラミは5秒くらい、私の唇に張り付いたままだったと思う。
「手」を使って、やっとサラミをはがした時、融けた唇の皮までついてきてたらどうしよう・・・とか思ったけど、それはなかった。

すぐに氷で冷やしたけど、ジンジン痛い。
今は・・そうだなあ。歯医者の麻酔が切れそうな時の感じで、痺れてる。
でも、見た目はそんなに変わってないからセーフ。
一晩たった時点でも、ちょっと黄色くボコボコになってるけど、唇が荒れてるのと見分けがつかない。
以前、冬に信州の雪山に車泊で籠ってた時は、どんだけリップクリームを塗っていても、唇が荒れてしまってたけど、今冬は京都で過ごしたから、それほど唇も荒れなかった。「やっぱり家にいると違うなあ」と思っていたら、春を目の前にこの始末。やれやれ。

これからは、どんなにお腹が空いていても、ピザはちゃんと切り分けて、細くなってるほうから食べないとね。

「京の茶の湯遊び」発売!(3/2)
らくたび文庫 京の茶の湯遊び

らくたび文庫から、「京の茶の湯遊び」が発売されました!
ほとんどの写真が撮りおろしです。
実は中高生時代は茶道部でしたが、人生の途中から野生人になっていた私。
茶道なんて、敷居が高い・・・と思ってましたが、これがなかなか楽しい撮影でした。
とにかく「美しいもの」「魅力的なもの」を撮るのが大好きな私。
取材中は毎回、嬉しかったです(笑)
京セレブライター荒木桃子さんの文章もとっても素敵ですよ〜
冨田屋さんの着物茶会、高台寺夕涼みの浴衣茶会、千本ゑんま堂の除夜釜など、気軽に楽しめるお茶会の情報が満載! オールカラー87ページで、たったの500円。ぜひ一冊買って下さいね!

京都の雪(2/26)
まだ、未完成なんですが、出来たとこまでアップします。
もう一回くらい降るかな?

こんなおばあさんになりたい(2/25)
実は、今日はお誕生日です。
昨日・・・というか、まだ寝てないので、今日24日は雪でした。
本当はお誕生日の記念に、「京都の雪のページ」をバーンと更新したかったのですが、24日の雪で、また沢山撮っちゃったので、作り直しです。今年はほんとによく降りますね

雪の日は、一応、朝早く起きて、撮影に行きます。今年は迂闊にもスタットレスを履かなかったので、移動手段は主に自転車。かなり怖いです(笑)
そんな訳で、今朝も行ってきました。道中、ふと某所に立ち寄った頃、すこーし吹雪いてきました。いつも朝、家を出るときは、雪もやんでいるのに、自転車をこいでるうちに吹雪いてきて、せっかく塗った日焼け止めが全部流れ落ちて、雪の日は日焼けで顔が火照るのが今年のパターンだったので、今日はちゃんと傘持参です。

傘をさして、三脚を構えて撮っていると、背後から人が近づいてくる気配。どうやら「朝の散歩族」登場です。
毎度のことなのですが、後ろから来た人が、私を追い抜かして、写真のアングルに入ってきたら、その人が見えなくなるまで、しばらく撮れないですから、口では「どうぞどうぞ。お気になさらずに」と言うものの、身勝手な言い分ですが、本当はちょっと困ります。で、今朝も「あ〜あ」みたいな気分になりかけてた時、後ろから声をかけられました。

「その傘、お持ちしましょうか?」

時々、こういう親切な方、おられるんですよ。傘をさすとやりにくいので、小雨や雪にぬれながら撮影してると、自分の傘を半分さしかけてくれる方も、たまーにおられます。
癒されますね。こんなおばあさんになれたらいいなと、お誕生日を目前に思った雪の朝でした。

冬の京都〜雪のページを準備中です(2/24)
がんばってますよ〜
今年はたくさん降ったので、けっこう充実した雪のページができそうです。
明日も雪?もう、ひとがんばりです!

旧正月(2/8)
昨日は旧正月だったのです。
羊羹食べてる場合じゃありませんでした(笑)
今年もお正月、節分と、新しいスタートとなる日には行事の撮影が忙しく、なんだか去年を引きずったままな感じでしたが、ようやく昨日は、ゆっくり新年を祝えました(?)
ま、実際は、10年以上前の35ミリ時代からの写真の整理と、部屋の模様替えをちょこっとしただけなんですが。部屋の模様替えといっても、机の右にあるフィルム用のケースを左に、机の左にあったフィルム用の棚を右に、8台揃って電磁波を出しまくってるHDDを別の棚へ整然と並べただけなんですが、なんかいい感じです。

そうそう、一番大事なことを書き忘れてました。
五条天神社にて節分限定で授与してもらえる「日本最古の宝船」の絵を飾りました。
これ、サプライズで節分の翌日、友達の かもめちゃん から貰ったものなんです。嬉しかったです〜ありがとう!
当日、私も五条天神社へ撮影には行きましたが、小雨が降ってたのと、荷物になるのとで買わなかったんです。そもそも、限定物とはいえ、お守りや縁起物類は、求めだすとキリがないので、めったに買わない私。だって、ものすごい数の寺社に行きますから、いちいち買ってたら破産してしまいます。毎年、買うことにしてるのは、今のとこ一個だけ。なにかって?それは秘密です(笑)

とらやの羊羹(2/7)
私、とらやの羊羹「おもかげ」が大好きなのです。
昔、職場でおやつに頂いたことがあり、それ以来のファン。黒砂糖の濃厚でずっしりした、普通の羊羹の倍くらい重い羊羹。毎日ちびちび食べてます。

MBS毎日放送 WEBページ京都見聞録に、「京都年末年始〜お餅とお粥」をアップして頂きました。 お餅とお粥

節分名残りの筋肉痛(2/4)
筋肉痛です。なんか顔もむくんでる気がします。昨日がんばりすぎたせいです。

今年も節分はやってきました。今年は節分の2日間が土日という巡りあわせで、どうなるんだろう(人が多すぎて、ワヤクチャになりそう)と、祭仲間の間では心配されてましたが、本番の3日が雪→小雨という天候だったので、恐れていたほどのことはなかったようです。
・・・ようです・・・そう、私は、えらく地味な節分祭巡りをしてしまったので、「そんなに楽できるんだったら、激戦区に行っときゃよかった」と思わないでもありません。

節分祭、特に3日の3時頃は、「なんでわざわざ同じ時間にするんや?」と愚痴りたくなるほど、あっちでもこっちでも、目玉行事が開催されます。
廬山寺の鬼法楽、千本釈迦堂のおかめ福節分、八坂神社の舞妓さんの豆まき、六波羅密寺の狂言と舞妓さんの豆まき・・・
私は今年、「見たことはあるけど、当時は祭の写真に興味がなかったから撮ってない」六波羅密寺に行きました。他の場所と比べて、ビジュアル的には地味めなんですが、内容的には興味深い行事だし・・・

撮りに撮りまくって、3〜4日の2日間で、CF10GB使いました。RAWで撮影してるとはいえ、すごい量です。
どこにいって、そんなに撮ったか?とにかく自転車で走りまわりました。しかも時間的にギリギリ状態なので、競輪選手みたいに、風の抵抗が少なくなるように前かがみで全速力です。走ってる時点で太ももが筋肉痛です。心臓もドキドキ。真冬なのに汗かいてます。

おまけに、3日の朝は雪が降ったんです。なにも節分みたいに忙しい日に降らんでもええのに・・・
この日、私は、取材テーマ「小豆粥」の最後のノルマ、不思議不動院の小豆粥10時〜に行く決意をしてました。金閣寺の裏の山手にある不思議不動院は、自転車で行くにはちょっとしんどい。しかも、他の節分地帯と離れているので、かなりの労力が必要とされるのですが、がんばることにしました。で、雪が降っちゃったので、途中の大徳寺に寄って雪景色を撮っちゃったりなんかして。これ、予定にはなかったので、このへんから前日にたてた綿密な計画に狂いが生じてきました(笑)

《2月3日、こんなに廻ったリスト》
@大徳寺の塔頭の雪(拝観はせず、外から見える範囲で)
A不思議不動院の小豆粥
B福勝寺のひょうたん授与(年に一度、節分だけ開門されるお寺。予約制で1万円なりの瓢箪が買える。私の場合、撮影と御接待の昆布茶のみ(笑)
C出世稲荷の節分限定、柊の鈴守り
D五条天神社の節分限定、宝船の絵
E法住寺の島原太夫の餅つきと鬼法楽、護摩
F六波羅密寺の六斎念仏狂言と舞妓さんの豆まき
G日向大神宮のぬけ詣りと神事
H仲源寺(目やみ地蔵)の節分限定姫だるま
I京都恵美須神社の節分祭(豆まき)
J因幡薬師(平等寺)の護摩と(運のつく)七色野菜の御接待
Kおばけ(花街)
・・・たくさん回ったけど、地味です・・・

ところで、祭仲間の間で大人気の観光カレン○ーという冊子があって、とある神社で無料配布されてます。 月初めに発行されるんですが、気になりつつも、なかなかもらいに行く時間がない。
この日も、ギリギリのスケジュールで回ってたので、近くまで行っていても、もらいにいけませんでした。でも、ありがたいことに、G日向大神宮で会ったNさんに、「星野さん、もう、もらいましたか?」と聞かれ、まだだと言うと、一冊余分にもらってきたのでと、GETすることができました。ありがとう!助かったー。と思ってたら、Iで会ったTさんに「星野さん、もう行きましたか?まだだったら・・・」と、ありがたいお言葉。持ってたので辞退しましたが。次にKで会ったMさんに「もう、行った?」と一冊差し出されたましたが、これまた辞退。みんな二冊づつもらってくるところが可笑しい。これ、ほんとに重宝するんですよね。でもわざわざもらいに行くのが面倒くさい。毎月、こんなに楽に入手できたらいいのになあ。皆さん、ありがとうございます。

青と白の世界(1/31)
1月20日発刊の 「季刊 民族学」123号 (国立民族学博物館友の会の機関紙)に、3ページ4枚(P11〜13)ギリシャの写真を掲載して頂きました。

季刊 民族学

このお話を頂いた時、えらそぶって「私も民学とか興味あるんです」と担当の方にお話したら、「ゾク」違いのグローバルな方の「民学」で、ちょっと恥ずかしい思いをしました(笑)
冗談はさておき、ものすごく充実した内容の一冊です。
「民族学」に興味がある方はもちろん、「世界」に興味がある方には、かなりお薦めできるコアな一冊です。

ひさしぶりに、のんびり(1/22)
ひさしぶりに、のんびりしてる。
ほんとは、ポジやデーターや、色んな整理が山積みなんだけど、「とりあえず具体的な締め切り」とかがないと動かない(動けない)私は、今朝はなんだかのんびりしてる。

行動形式の癖・・・みたいのがあって、私の場合「とりあえず、目の前にあることに向って、ひたすら進んでしまう。迷ってしまったら、スカッシュのボールが、四方八方の壁に当たって無秩序に飛び回る如く、訳もわからず動いてしまう」のが悪い癖で、1時間自転車をこいで行事の撮影に行き、さらに予定外にそこから30分自転車をこいで撮影に行ってしまい、帰途の遠さに呆然とすることはあっても、いつでも行ける徒歩10分の郵便局に行けなかったりということは、日常茶飯事である。
かなり能率の悪い生き方なので、「今年こそ直さなきゃ」と思いつつ、年末年始行事に追われ、またしても考えなしに動き回って、すでに1月後半(笑)

一説によると、本当の年明けは節分を境にしてるとか。でも節分になったら、ある意味、お正月以上に忙しくなるんで、中途半端な今だけど、今年の抱負でも考えてみました。

<今年の抱負>
・5分でも遅刻しない。
・期限ギリギリではなくて、期限前に余裕をもって仕上げる(前代未聞!)
・整理整頓(遺伝的に、たぶん不可能)
・もらった手紙はすぐに開封(忙しい時期だと、知らない間に貯まってる)
・牛乳を飲む。(背が高くなるように)
・いつのまにか消えていたカスピ海ヨーグルトのビーちゃんを、今度こそ育てあげる。
・今年はいつでも撮れそうなので毎年撮りそびれてしまう季節の風物詩を撮る。

あんまり欲張っても仕方ないので、年始めの戯言はこのくらいにしとこう。

トンネルを抜けたら、そこは獣道だった。

お粥物語(1/16)
ちょっとしたきっかけがあり、七草粥、そして、小豆粥について、執拗に取材をしていた1月上旬。
1月7日は七草粥、1月15日は小豆粥を食べるというのが日本の伝統だが、当日、これを振舞う寺社は案外少ない。
自分ちでやれってことなんだろうけど・・・

小豆粥接待のラインアップは、下鴨神社(300円)、西本願寺(無料)、泉涌寺塔頭戒光院(志納)。
下鴨神社のは300円というお安い値段だが、有料だけあって、平均してお粥も小豆も入っていたが、他の所は、人によっては、汁ばっかでお粥が見えなかったり、小豆が見つからなかったり・・・ お餅も入ってなかったりする。

小豆粥自体は、あまり味がないので、オプションとして、西本願寺では塩昆布、戒光院ではユカリ付き。下鴨神社のは、最初から濃い目の塩味がついていた。

小豆粥取材の果てに、御粥占なる神事に興味をもった超凝り症の私。
御粥占は、御粥を煮る時に竹筒を入れて、そこにどれだけ御粥が入ったかによって、その年の収穫を占うもの。神聖なる神事ゆえに非公開の所が多いんだけど、お祭仲間からの情報で、とある神社で深夜から早朝にかけて行われる御粥占を撮影することが出来た。

小豆粥

神事は、宮司さんが米を研ぐところから始まり、御粥が出来上がるまで2時間待ち。ご飯を炊くときは、「赤子泣いても蓋とるな」と言われているが、ここでは、様子を見るために時々蓋が開けられた。お釜の中には小豆でピンク色に染まった御粥が・・・

「うわー美味しそう」

あくまで粥占がメインの神事なのを忘れ、思わず発した言葉のおかげで、神事の後、小豆粥を振舞ってもらいました。
2時間煮込んだだけあって、とろりと蕩けそうな小豆粥。どこの小豆粥より美味でした。
ちなみにここのオプションは砂糖と塩。塩は清めの意味で、釜の蓋に盛られていた塩を使います。3年分位ご利益がありそうな小豆粥でした。

さて、それぞれの小豆粥の写真をアップしました。
どれがどこでしょう?わかるわけないか。

小豆粥 小豆粥
小豆粥 小豆粥

元気ですよ〜(1/12)
今年の年賀状に書いてあった一言で、一番多かったのが「最近、どうされてますか?」系のお言葉。
数年前まで真性旅人だった私は、一年のほとんどを日本列島レベルで移動してたのだけど、ここ最近は京都に居座りっぱなし。当然、疎遠になってしまう方々もいて、会ってお話したいのはやまやまだが、ゆっくり旅するだけのまとまった時間がなかなかとれない。ありがたいお話だが。

そんな中、年末年始に、旅仲間と4年ぶりに再会。1年や2年ならともかく、4年ぶりとなると、ちょっと緊張する。4年分増えてるであろう小じわやシミが気になる気になる。面目もあるので、それなりに身なりを整えていこうと思ってたんだけど、再会の現場は大晦日の八坂神社。祇園祭の次に混雑する人ゴミの中、しかもをけら詣りの撮影も兼ねてたので、それどころじゃありませんでした(笑)

(リップサービスかもしれないが)一応お互い「変わってないね」ということになり、気をよくした私は、次は中高の同窓会に挑みます。昨年は仕事関係で同級生と再会する機会が多く、マダムになっちゃってる同級生は着物を普通に着こなしちゃったりしてて、思わずひるんだことも・・・あ、なんか不安になってきた・・・

NEW リンクです!(1/7)
blog;ノルマ!!
sangoさんの京都ブログです。実況生中継のごとく、その場の様子が手に取るようにわかるブログ。祭だけでなく、京都のあちこち、色々を沢山の画像で紹介されてます!けっこうマニアックな所にも出没されてます。

さて、写真仲間のKさんから年賀状代わりに頂いたメールを開封。相互リンクや京都見聞録でもお世話になっているKさんは、年はずっと(?)上なんだけど、「嗚呼、この人も戦友だ」と実感する言葉が書いてあった。Kさんは、東京本社の会社に勤めておられ、数年前京都へ転勤。この数年間はビッシリ京都を撮影されていた。昨春、今度は九州に転勤された。栄転ではあるものの、京都好きのKさんは「菅原道真・・・」と最初こそ嘆いておられたが、今や九州の祭にはまり込み、お正月も早々に九州へ戻って撮影。京都でも忙しそうだったが、九州でも忙しすぎる毎日を送っておられるようだ。

Kさんの一言・・・
「こんなこと死ぬまでエンドレスで続いていくのかな?」

同感! 同感しすぎて爆笑しました。
私も一言。「死ぬまでっていうより、命削ってる気がします」

知らんまに、お正月終わってました(1/6)
年末以来、休み無しで撮影しまくってたので、今日やっとお正月休みしています。
これから、残りの年賀状、書きます。
ずっと年末年始の撮影をしてたにも関わらず、なんかしらんお正月気分はゼロ。「えっ?もうお正月、おわったん?」って感じです。まだ雪が降ってないからかもしれないし、行事ばっかり見て、お節料理とかお餅とか年賀状とか、ましてやお正月番組とか、まったく見てないからかも。
昔は、除夜の鐘もしんみりと、一年最後のお風呂に浸かりながら、あるいは、必死で部屋の掃除をしながら聞いてました。今年は知恩院の除夜の鐘を撮るために戦ってました。去年も戦ってたから、二年連続で大晦日〜お正月は戦ってます(笑) 大げさではありません。行ったことある人はわかると思いますが、ほんまに戦いなんです。おかげさまで今年もなんとか生きてます。

明日から、七草粥だの「初〜」だの、またしばらく大忙しです。今日のノルマは氏神さまへの初詣と年賀状書きと8台目のHDD購入です。明日から、HDD8台分のデーターの整理という、考えるだけで一年が過ぎてしまうような作業も待ち構えてます。ああ、どうしよう。年明け早々疲れてしまいました。

初日の出(1/1)
明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い致します。
今年の元旦は、数年・・・いや、もっとぶりに初日の出を拝むことが出来ました。
正月早々縁起がいいと嬉しい気持ち。
今年も大晦日〜元旦は、夕方から徹夜で京都市内をはしごして、帰宅したのはお昼過ぎ。
それから爆睡し、今起床。健康第一、ちゃんと8時間睡眠厳守しました(笑)
あと数時間でまた、就寝の時間です。寝れるかな?

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