〜 九州の温泉 〜

日本一のラムネ湯 七里田温泉・下湯

日本一のラムネ湯 七里田温泉・下湯

炭酸温泉で名高い長湯温泉から少し離れた場所にある、
大分県竹田市の七里田温泉・下湯=ラムネの湯。
(長湯近くのラムネ温泉とは別の温泉です)
ずーっと入りたかった温泉です。
念願かなって初入浴。 入ってみてビックリ!

日本一のラムネ湯 七里田温泉・下湯

見てください。お湯に入ったとたん、体中に無数の泡アワがくっつきます。
炭酸効果で泡アワがつくのは、他の炭酸泉でもよくあることですが、この激しさはココならでは。しかもこの気泡を手の平で触ると、「ジュッ」と弾ける感覚がしっかりわかります。

このラムネ度は文句なしの日本一だと思います。


日本一のラムネ湯 七里田温泉・下湯

さて、七里田温泉は七里田温泉でも、一般的な共同湯である七里田温泉館・木乃葉の湯は、加温しているためもあり、炭酸は飛んでしまいラムネ湯ではありません。
なので、「ラムネ湯に入りたい!」という場合は、温泉館の受付で下湯に入りたい旨を告げて、入浴料300円を払うと、下湯のある小屋の鍵を預けられます。(この時、保証金として1000円必要ですが、あとで鍵と交換で返金してもらえます)
温泉館の前の駐車場に車をとめ、そこから数分ほどてくてくと歩いて行くのですが、小屋には、監視カメラまでついていて、近づくと音声で案内(警告?)のテープが流れてきます。


日本一のラムネ湯 七里田温泉・下湯

中はこじんまりとして、ごく最近改装されたらしく、清潔そうな脱衣所と、明るくてこぎれいな浴室です。5人も入れば満杯になりそうな小さい浴槽は以前のままらしく、温泉成分がびっしりついて、いい感じです。
湯温はぬるめで、私が入った5月はゆっくり入るのにちょうどいい温度でしたが、冬は寒くては入れないだろうな。でも先客の地元のおば(あ)さんは、冬でも毎日、ここのお湯に入りに来るそうです。物珍しさ目当ての観光客ばかりなのかなと思ってましたが、意外にも地元の方のニーズも高いみたいです。


日本一のラムネ湯 七里田温泉・下湯

お湯は飲泉可。お湯の出口に竹のコップがおいてあります。飲んでみようと、ここに顔を近づけただけで、炭酸の空気を吸い込むためか、「ウッ」となるような窒息感?(コーラを一気に飲んだ時になるいっぱいイッパイな充満感みたいなもの)を感じます。味はまあまあ飲みやすく、シロップをいれたら美味しくなりそうな味でした。(この世には、まずくて飲めない炭酸温泉もある)
今のところ、日本一お気に入りの炭酸泉です。

おうち日記にもどる


Copyright (C) 2011 Yuka HOSHINO

inserted by FC2 system