おうち日記 (9/8〜10/6)





お見事!下柳投手!!(10/6)
これ、ほんとは昨日書きたかったんだけど、私、寝ちゃったからな・・・一昨年もそうだったけど、阪神が優勝した途端、毎日のように放映、放送されていた阪神戦が、ピタリと見られなくなってしまった。前はテレビではやってなくても、かならず「MBSタイガースナイター」ってラジオで聞けたのに、それすらも前半30分のみの放送だけ。昨日は今シーズン最後の試合で、下柳の最多勝がかかっている試合だったのに、無情なもんや。
結局、下柳は決死の完投で勝ちを手にし、今岡も打点数が歴代球団一位になった記念すべき試合となった。 
ところで東京に行ってきた母いわく、「東京の人に聞いたら、東京では阪神の話題はほとんどでなくて、こんなに大騒ぎにはなってなくて、テレビ放映も巨人戦ばかりらしい」
阪神人気が全国区だと思い込んでるのは、関西人だけなんやろか

雨のずいき祭(10/5)
まったく京都というのはお祭の多い所で、毎日のようにどこかでお祭が行われている。あまりに多すぎて、かえって目立たない・・・ということがあるせいか、単なる私の教養不足のせいか、10/1〜5にかけて行われる天神さんのずいき祭を、つい最近まで私は知らなかった。
毎月末、翌月の仕事の予定を組むのは(というかお祭の日に休みを合わせるのは)、頭痛の種。なんとか確保した還幸祭だったが、開始時刻の15分前から小雨がパラパラ、じきにしっかりした雨になってしまった。ずいきのお神輿はビニールをかぶり、なんとも写欲のわかない姿になってしまい、大自然の残酷さ(大げさやな)に涙する。しかも・・・確かに予報では雨だったが、家を出るときはまだ晴れていたので、変に楽観的な私は「お祭が終わるまでは、雨は降らない」と思い込み、自転車仕様だった。時間はまだ2時前。ずいき祭のもう一つのポイント、上七軒でずいき神輿を舞妓さんが見物するはずの時間は4時頃と聞いていたので、「とてもやないけど、そんな待ってられへん」
さっさと家に帰ることにした。帰り道なんで、「まあ通るだけ通ろか」と上七軒を通る。すると往きには消えていた店先の提灯の幾つかに灯りが灯っていた。
「雨やしカメラ出すのめんどくさいけど・・・」
しぶしぶ?三脚を伸ばし、カメラをセットし、提灯を写し出す。
ところが灯り好きの私は、これでスイッチが入ってしまった。たぶん現像したら、おんなじようなカットばっかりだろうが、えらい込み入って撮ってるうちに、紅色の傘をさした舞妓さんがちらほらと出現する。 「うわー ええやんかー!」
あっちを追いかけ、こっちを撮ってるうちに、いつのまにか4〜5人の舞妓さんが、店先にずらりと並んでいる。これまたいつのまに集まってきたのか、舞妓さんの前にはカメラマンもズラリ。
毎年来てるカメラマン曰く、今日は雨だからカメラマンが少ない・・・らしいが、それでも「舞妓さん無料撮影会」は熱気ムンムン。雨が降ったりやんだりなので、舞妓さんも紅傘をさしたりたたんだり。 和傘というのは妙に色気があり、なんともラッキー。 災い転じて福となる・・・な ずいき祭りでした。
とっとと帰らんでよかった・・・

姫へ・・・(10/3)
青い鳥のタオル、届きました。ありがとう! 青い鳥で思い出すのは、私がまだ普通の女の子だったころ、アメリカのヨセミテ公園にツアーで行った時のこと。ヨセミテ公園の「青い鳥」は、ちょっとした目玉になってて、私も「なるほど」と妙に納得してしまい、青い鳥のポストカードで、わざわざ自分宛に「BE HAPPY!」とだけ書いて投函したことがあります。 青い鳥、星の王子様、四つ葉のクローバーなどなど、女性に夢を膨らませてしまう雰囲気のある諸々は、それほど少女趣味ではない私でも、やっぱり嬉しいものです。
キャラクターといえば、このあいだキティちゃんグッズの隣に、楕円形でない輪郭のキティちゃんキャラクターを発見! 最近見かけるようになった、白猫の「マリー」ちゃん風の輪郭のキティちゃんです。キティちゃんのニュータイプなのか、リカちゃん人形全盛期にリカちゃんの友達や家族が一杯出現したように、別の一匹なのかはわからないけど、実は「うちのキティ」はあんな髪型してるんです。・・・みなさん、マリーちゃんは知ってますよね? うちのキティは「マリーちゃん」にはあるリボンのついたチョンマゲはないけど、雰囲気といい髪形といいそっくり!!(私の目からみると)
いよいよ、時代の流行はうちのキティを求めるようになったか・・・というのは冗談ですが。

  そして阪神優勝!(9/29)
えらいあっけなく勝ってしまった。嬉しい!嬉しいけど2年前の感動はないなあ。あの時は気持ちがバブルやったもんなあ。阪神が勝つと、空からお金が降ってくるような、大盤振る舞いな気持ちになってたけど、それはないもんなあ。
あとは日本一やな・・・今年はいけそうな気がする・・・

阪神王手!(9/28)
明日、このおうち日記を更新する頃には、もう優勝してしまってるかもしれないですね。甲子園での胴上げ、期待する思いもあるけど、まだ心の準備が出来てない気もする・・・阪神が優勝したら、あっちこっちで優勝セールが始まるんやろなあ。待って待って、まだお買い物リストできてへん。特番も目白押しなんやろなあ。新しいビデオテープ買ってこなあかん。それにしても順調に勝ってますね。なんや、あっけないなあ

キティの歯磨き(9/25)
ひょんなことからキティが歯槽膿漏らしいことを発見した。まだ1〜2歳という若さで、食べ物も私があげるカリカリのキャットフードがほとんどで、プラス向いのAさんがあげてる魚缶しか食べてないのに、何故?と思うんだけど、歯茎は真っ赤だし、奥歯の色も灰色っぽい。よその猫や野良猫なんかはどうしてるんだろうと、ある人に聞いたら、「週に一回、歯磨きをしている」という情報を得て、そりゃ名案とさっそく試みた。
結果・・・ノミとりのための洗濯といい、歯磨きといい、キティの健康にとって必要なことなのに、なんでここまで抵抗するんだ・・・という位、暴れまくられ嫌がられ・・・ものすごい悲愴な声、声だけ聞いた人は「虐待でもしてるんやないか」と通報されそうな声をだす。
最初はモンダミンで濡らした歯ブラシで磨こうと計画したが、やってみると歯ブラシを口に近づけることすら叶わず、次には綿棒で磨こうとしたが挫折、最後には綿棒にイソジンをつけて、せめて歯茎を消毒しようとしたけど、それすらも出来なかった。自己嫌悪。

私のTシャツに穴が開くほど爪を立て、しがみつくキティ、耳を下げ、逃げ場を探すキティを見て、「ああ、もう私には寄ってきてくれないなあ」と覚悟したけど、ちょっと時間がたって、またおなかがすいたら、ミャ―ミャ―と近づいてきてくれたのが、唯一の救いかな。でも毎回チャレンジしてたら、そのうち嫌われるだろうなあ・・・

今熊野観音寺(9/21)
今日は今熊野観音寺の「四国八十八ヶ所お砂踏み法要」というのに行ってきました。四国八十八ヶ所各所の砂が入った紙袋の上でお参りして、京都にいながら、四国八十八ヶ所を廻ったことになる・・・というこの法要。料金は1300円と、ちょっと高めだけど、四国に行く事を考えたらなんのその。 
四国には何回か行っており、この類の霊場も何箇所か覗いているはずだが、一番最後の大窪寺しか記憶にない。大窪寺に至っては、境内は思い出せないが、ドまん前にあるうどん屋で食べた讃岐うどんが美味しかったので、覚えているのだ。
この行事は9/23まで毎日されています。

キティの秘密(9/9)
さて、昨夜、キティの冒険を書いてから後のこと
階段まで近づいていったキティだったが、私の出現により、気が変ったようで、階段を上がる事はなかった。しかし夜二回目のごはんの時、キティは私が見てるにも関わらず、玄関の上に上がり、さらにはソロソロと階段へと近づいていった。私が息を殺して見守る中、次の瞬間には、キティは脱兎のごとく階段を駆け上る。慌てて追いかけた私が見たものは、迷うことなく私の部屋のベッドの下へもぐり込む姿だった。
さあ、大変。昨日も告白したが、キティの体には同居人がいる。キティは可愛いけど、痒くなるのはごめんだ。 なんとかベッドの下から出てもらおうと、声色を変えたり、手を伸ばしたり、ベッドを動かしてもみたが、車の下とベッドの下にいる猫にはお手上げだ。まったく手が届かない。キティだって、つかまりたくないから(なんで?)つかまらないほうへとベッドの隅から隅まで動き回る。まったくもう!
だけど謎だけは解けた。なぜ今まで、誰にも見つからずに、何時間も家の中にいたのかが。人間しか住んでない家で、ベッドの下をのぞく人間はいないよね。

キティの冒険(9/8)
食欲の秋が近づいてるのか、最近キティの食欲が増大している。といっても、もともと食が細いので、握りこぶし半分位のキャットフードを一晩に三回位たべるだけなんだけど・・・そう、キティは誰かが横についてないと、すぐに食べるのをやめてしまう。人間が横についてて、お椀の中で散らばった餌を、定期的に寄せてあげないと、たべるのをやめてしまうのだ。よほどおなかがすいてないと、完食ということはないので、次に食べる時は、前の餌の上に新しいのを載せてやると、調子に乗って、前に残した分も食べてくれたりするが、食いだめというのができないらしく、ちょっと食べては遊びに行き、数時間したら、またおなかを空かせて、うちの周りをウロウロする・・・の繰り返し。私も帰宅後は、ごはんを食べる前、テレビを見る前、コマーシャルの間、お風呂に入る前、寝る前・・・と何回も玄関を出たり入ったり大忙しである。
実はこの子、ちょっと変ってて、野良猫らしく、ご飯の時以外は家の中に入れられるのは大嫌い。ご飯を食べ終わると、ジーッと閉まっているドアに向かっておすわりしてる。それでも出してもらえないと、ミャ―ミャ―泣き出す。おうち恐怖症の猫なのだ。

そんなふうに出たり入ったりの「時間の隙間」に、外へ出たはずのキティがなぜか家の中にいることがある。さっきドアの開け閉めをしてから数時間もたった頃、ミャーミャー声がしたり、鈴の音が聞こえるから、不思議に思い行ってみると、キティがドアの前で「出してくれ」サインを発していたりすることが数回あった。
「ずっとうちの中にいたんかな?」「でもどこに?」 その数時間、誰も気配は感じてなかったし、一応母は猫が苦手な事もあり、さらに、外で暮らしているキティには残念ながらノミちゃんが同居してるみたいなこともあり、深く考えると怖いので、考えないようにした。 (一度だけ「振り向くと猫がテレビを見てた」のを母が目撃しているが、目が合うと、慌てて玄関に戻ったそうだ。)

さて、今日、母が明日のお出かけ用の服を決めるのに、私の留守中に、(勝手に)二階にある私の部屋で、鏡を見ながらファッションショー?をしていた時のこと。あらかた決めて、さあ、と振り向くと、ベッドの白いシーツの上に盛り上がってる、白いムクムクの塊が目に入った。母いわく「白と白でわかりにくかったから」余計にびっくりして、思いっきり叫んだという。塊は飛び上がって階段を駆け下りていった。
母が恐ろしいことを言う。「こないだから、(行方不明の時って)ずっとあんたのベッドで寝てたんかな」 そこでキティを発見したことを武勇伝の如く話してる。 キティもびっくりやけど、母が当たり前のように部屋に出入りしてたのも、びっくりや。

そして、さっき、ご飯を食べ終えたキティを、一人置き去りにして、こっそり影から見てたら、階段のほうへ抜き足差し足、歩いていった。

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