おうち日記 (2007.9月〜12月)



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京都の写真や情報を集めたサブコンテンツ「 京 遊び 」を作りました!(06.10.10)

MBS 毎日放送「京都見聞録」に京都の11月のコラムと写真を掲載しています!
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神社で秋場所、はっけよい! 燃える秋


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「京暦365日」(らくたび文庫ワイド)、いよいよ発売です!
   この3年間の京都のお祭・行事の撮影の証(あかし)・・・ともいえる一冊です。
   撮影の苦労話?も、ちょこっとだけ書かせていただいてます。

京都ぴあ 秋 (07年9/20発売) に、表紙をはじめ、京都の紅葉の写真を多数掲載して頂いてます!
   インタビューも初公開の顔写真入(笑)で掲載(P28参照) ぜひ、ご覧ください!

祇園祭 2007年度分 更新中です。

大晦日です(12/31)
まだ年賀状、書けてません。いくら郵便局が民営化したからって、もう、年賀状、三が日に届けてくれなんて期待してません。知人友人目上の方、すみません。

新年を前に思うことは、今年は本当に感謝することが一杯あったなあということ。
例年になく、色んな方々と知り合えた一年でした。
・・・なんて、感傷にひたるのも今のうち、大晦日は徹夜で撮影の予定です。どこに行こうか迷ってます。京都の年末年始は行事が目白押し。選ぶのに苦労するほどの嬉しい悲鳴です。
来年から(・・・来年っていっても、あと24時間もないな)、また新たな気持ちで一歩ずつ前進していきたいです。
努力は惜しまず、一歩ずつ一歩ずつ、大地を踏みしめながら進んでいくつもりです。
今、このページを見て下さっている皆様、今年は本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
どうぞ皆様もよいお年をお迎え下さい!

ちょっと早いけど、来年への決意・第一弾(12/22)
デジカメを修理に出して、はや一週間。
赤ちゃんがおしゃぶりを手放せないように、幼児がお気に入りのぬいぐるみを抱き続けるように、「持ってるだけで安心する」お守りアイテムになっていたらしいカメラが手元を離れたせいか、なにかとストレスが貯まる一週間だった。ほんとは、この機会に心身ともにリフレッシュするつもりだったんだけどね。なかなか思い通りにはいかない。(もっともフィルムカメラは5台とも健在だったので、カメラのせいにするのは可哀相かも?)

来週からは、京都もいよいよ年末モード全開になってきます。
今年もまた年賀状、遅れそうです。すみません。毎年、両親の年賀状を作るのが、私の一年で唯一の親孝行なんですが、それすらまだ片付いてません(汗)

今年は、昨年末には想像もしてなかった位、京都関係の写真のお話を頂きました。ありがとうございます!
色んなリクエストを聞き、自分の写真ストックに足りないものもわかってきました。来年は、補充していくつもりです。

さて、一応、私のウリは、日本全国の春夏秋冬の自然風景写真&旅スナップで、カメラマンの中では、たぶん誰よりも広くディープに全国の安い又は無料の温泉に入ってる(・・・と思う)のが自慢だったのですが、今年は京都漬けの一年でした。車検も更新し、重量税も払ってる旅専用の愛車が拗ねてます。
来年は、もうちょっと旅に出たいなあと思ってます。

実は昨日、年鑑AMATERAS vol.11が届きました。
A4変型版、オールカラー672ページの全国のプロアマ撮影の自然風景写真集(限定豪華版・化粧箱入25,200円)のこの写真集の招待作品として、私の写真も8ページ(10枚組)掲載して頂きました。
この写真年鑑は、プロの先生方の写真はもちろん、公募作品から選ばれた傑作も素晴らしい究極の風景写真集。ここで、これだけの枚数を掲載していただけるというのは、ものすごく光栄な大抜擢。これを出発点として、もっともっと自分の感性を磨いていきたいと気持ちを引き締めてます。全国の大きな図書館(京都だったら府立図書館とか)にもおかれるようなので、ご高覧いただければ幸いです。

今回のお話も、HPがきっかけでした。
あらためて、このHPをご覧頂いている皆様に、心から感謝します。ありがとうございます!これからもよろしくお願いしますね!

四つ葉タクシー(12/17)
京都ファンの間で人気のある四つ葉タクシー
ヤサカタクシーの特別バージョンで、普通3つ葉なんだけど、これを4つ葉に変えたタクシーが数台だけ走っている。
四つ葉タクシー ヤサカタクシー

宝くじ同様、こういうアテのない確率頼みの運だめしにはあまり興味のない私。
それまで探しもしなかったし、見たこともなかったが、友人の姫が京都に遊びに来た今年の3月、生まれて初めて四つ葉タクシーを目撃した。っていうか、姫を四つ葉タクシーに乗せた。そして写真を撮った。 でも自転車だった私は、四つ葉タクシーの名刺やらシールやらはもらったけど、乗らなかった。なんて無欲な私。

それ以来、四つ葉タクシーをちょっとは気にするようになったけど、全然見なかった。
ところが、この秋、紅葉を撮り始めて約10日ほどの間に、6台もの四つ葉のタクシーを目撃。縁起いいことに計7台の四つ葉タクシーを見たことになる。
たいがいは自分も車を運転してるので、目撃写真は撮れなかったが、真如堂の駐車場で、めでたく激写。ちなみに、この時の運転手さんは、姫が乗った時の運転手さんだったと思う。

目撃しただけでもいいことありそう・・・なんて言われている四つ葉タクシー。どこで見たかというと、@八坂神社前(初回・3月) A嵐山 B嵐山 C嵐山付近 D青蓮院前 D真如堂 E御所付近 ・・・ようするに観光地に出没してたってことやね
観光シーズン、四つ葉の運転手さんも、大忙しだったみたいだ。

個人的には、四つ葉のタクシーを見たからって、その日がラッキーだったわけでもなかったけどね
(調べたら1600台分の4台だって。私たぶん運転手さん4人とも見てるな。一人は若くて、中肉中背に一回りお肉をつけた感じの人でした。姫が乗ったのは年配のえらいノリのいいおじさん。あとの二人は、ちら見だったのですが、めがねかけた普通のサラリーマンぽい人だった気がします。)

どーして?!(12/16)
どーして高橋大輔が金メダルじゃなかったんだろう?
実はお昼過ぎに、ネットニュースで2位になったのは知ってた。だからきっと転んじゃったのかなと思ってた。それでいつこけちゃうのかとドキドキしながら放映を見てた。でもこけなかったし、金メダルに値する演技だったと思うんだけど、なんで? 風林火山も終わっちゃったし、あー残念で仕方ない。

14時間寝た!(12/15)
ほんまに疲れてたんやな・・・と自分でも思う。
昨晩は12時頃寝て、目覚ましもつけず、腕時計もつけず、心ゆくまで寝続けることにした。
朝、たぶん7時とか8時とかに、一応目が覚める。目が覚めてから、お布団の中でグズグズするのが、究極の幸せ。そのまま、あったかい布団の中でトロトロしてたら、また寝入ってしまった。
次に起きたのがたぶんお昼頃。寝過ぎで、ちょっと腰が痛くなってきた。お腹も空いてきた。トイレにも行きたくなってきた。それでも、まだグズグズ。寝てるような起きてるような状態を続ける。
ついにトイレに行くために、ガバッと起きたのが午後2時。うわー14時間も飲まず食わずトイレにも行かず寝続けたんだー。
それから、朝兼昼ごはんを食べながら、なんとなくテレビを見る。
思いっきり怠惰な生活。あー、幸せ。

そうはいっても、心の隅っこ(?)に引っかかっている原稿が2つほどあるので、コーヒー飲んでから、今は机に向ってます。週明けには必ず提出します。もうほとんど書き上げてるので(ほんまか?)、一晩原稿寝かせてから、もう一度見直しますので、もうちょっと待ってください。
今夜はフィギアスケートもあるし、先週ビデオに撮った「結婚できない男」もあるし、明日もグダグダさせてもらいます。これが幸せ(?)の極地だ!

自分を解放!(12/14)
数年前、2000年からの放蕩の末、懐具合が寂しくなったので、旅を控え京都で逆出稼ぎのごとく正職についた。ついでに旅で酷使した体と心を休ませるつもりが、いつのまにか京都の祭にはまってしまい、気が付けば以前よりも自分を酷使していた。11月に京暦365日という京都の行事の本が発刊されたが、大げさでなく、一年のうちのほぼ365日、撮影に携わっている。「なんとか強迫症」とか病名が付きそうな位、つい、撮影に行ってしまうのだ。で、サッサと撮って帰ればいいのに、凝り性の私は、しつこくいつまでも撮ってしまう。で、疲れきる。
紅葉が終わったら、ちょっとゆっくりしようと思ってたのに、先週もずーっとずーっと撮りっぱなし。
昨日、私自身と同様に、使いすぎたデジカメのシャッターユニットを交換するため、大阪キャノンに発送した。いい機会なので、カメラが戻ってくるまでの間、何も撮るまいと決めてたのに、初日の今日、フィルムカメラを持ち出して、法住寺の義士供養祭に行ってしまった。まあそれはそれで有意義な1日だったんだけど・・・でも「休むつもりモード」になってる身には「フェイント」っぽい分、疲れたな

明日こそは、どこにも出かけず、なーんも撮らないで、うちにこもってパッパと原稿書きを片づけて、それからじっくりウダウダグダグダするんだー。来年からの門出にむけて、しばし「撮りたい病」の自分を解放して、充電したいと思ってます。

そう、私はバックパッカーだった(12/13)
お尻の重い私にしては珍しく、先日大阪に行ったついでに、アークテリクスの同モデルのリュックを購入。リュックひとつに3万円弱はけっこう痛いけど、7年間もつことを思ったら安いもんかな?いや、やっぱしイタイ。この新リュックが活躍できるように、また、海外放浪旅でもするか・・・?

少し前、ギリシャ関係の写真を使って頂けるお話がきた。それで、その写真のキャプションを書くために、当時の記録を紐解いた。もともと、自然風景一辺倒で、人工物は×、人物も×。ただひたすら100年前にも存在したはずの風景のみを撮影の対象としていた私。
海外に行って、ようやく少しずつ「風景の中に溶け込んでいる人間」なら△マークで撮ってもいいかな?と思うようになった。

今は海外の「カ」の字もなく、狭い京都市内で行事(人)ばっかり撮ってる。毎日自転車で、家と京都市内各地の往復。祭行事の現場に行けば、お祭仲間の知人が一人や二人、必ずいる。予習にとネットサーフィンすれば、色んな情報が手に入る。寺社の撮影許可を申請するのに、ここは許可が難しい、ここは比較的ゆるやかだとか、そんなことも気にかかる。

ふと「昔はどうしてたっけ?」と思った。知ってる人も誰もいない。情報だって「小耳にはさんだ」レベルで「行ってみよう」と長距離バスに乗り込んでいた。着いたはいいけど、戻りのバスが週3日ほどしかなく、足止めをくったこともあった。宿がみつからないまま到着して、バスで同席した現地在住の日本人の女の子の部屋に泊めてもらったこともある。許可だなんだと苦労したのはアルハンブラ宮殿くらいだ。そうそう。エジプトでも、ピラミッドの守衛さんが、「ナイショで写真を撮らせてやるから、こずかいくれ」と手を伸ばしてきたりしてたっけ・・・

真夏の南欧で、蜃気楼が立ち昇るほど暑い石畳の坂道を前に、なぜだったかは忘れたが、呆然と立ち尽くしたあの頃が、無性に懐かしくなった。

親孝行(12/8)
写真を始めてからは、もう十年以上たつが、今の私の原点?(タコの糸が切れちゃった状態)は、2000年の放浪旅。優柔不断の臆病者・石橋を叩いても渡らない私にとって、今、思っても、無謀というか、不思議な程の行動力と運と情熱に満ち溢れた放浪で、その時の経験、記憶、写真は、私の宝物でもある。

だからというわけではないが、その頃から使っているものには、とても愛着がある。
旅行中はいていたビーチサンダルやスニーカーは、さすがにボロボロになって捨ててしまったが、それでもスニーカーに穴が開き、ビーチサンダルの底が擦り切れるまで履き通した。
ウエストポーチも、ポケットが破れ、チャックが閉まらなくなるまで持ち続けた。真っ黒かった色が、日焼けで茶色くなっていた。

そして、一番重宝した、こだわりもののリュックが、今、寿命を迎えている。
このリュック、アークテリクスというカナダのメーカーで、ものすごく便利。カメラリュックではないのだが、頑丈だし、使い勝手がいい。このリュックで、ジブラルタル海峡からアフリカ大陸に渡り、地中海の島々を巡り、ラクダに乗って砂漠を旅した。地球のオヘソ、エアーズロックの頂上に立ち、ピラミッドに登った。日本国内でも、沖縄の桜から北海道の流氷、京都のお寺から信州のダイヤモンドダストや太陽柱を見てきたリュックだ。

でも、数年前から、あちこちが壊れてきた。そのたびに裁縫上手な母の手で、なんとか生き延びていたのだが、何度も治療している母は、私以上に、そのリュックに危機感を持っていたようだ。

数日前、興奮した顔の母が、「同じリュックを見つけた!」と話す。たまたま商店街を通りかかったらスポーツ用品店の表にぶら下がってたらしい。
まだ、紅葉の忙しい時期ではあったが、「クリスマスプレゼントにしたいけど、一応あんたが確認してから買ったほうがいいから、明日まで取って置いてもらってる。早く早く」とせかされて、お店に見に行く。
結論・それはテニス用のリュックで、私の持っているリュックとは全く違っていた。どこをどう見れば「同じリュック」なのか?ほぼ同じのはサイズと色だけ。頑丈さも、私が気に入ってるアークテリクスの便利さもゼロ。もちろん値段も格段に安い。
でも、お店のドアを開けた途端、母と同じ年代のおばさんに、「聞いてますよ」みたいな感じで 迎えられ、母が何度もリュックを修理していること、そのリュックが歩いてる途中に壊れてしまい、私が困らないかといつも心配していることなどを、改めて聞かされ、母とこのおばさんが意気投合して盛り上がった情景が目に浮かんだ。

それを思うと、「こんなんじゃ、全然だめ」・・・とは言えず、アークテリクスの代わりとしてはダメだけど、サブリュックとしてならお手頃だし「親孝行だと思って」と自分に言い聞かせ、購入。
でも、帰りの道すがら、「カメラ無しで歩くことなんか、ほぼ皆無やのに、なんでこんなに華奢なリュックを買うてしもたんや」とすぐに後悔し始めて、帰った途端、思わず出た言葉は、「全然違うやんか」という厭味だった。 「あんだが気にいらないんやったら、返しにいく」という母。後悔と自己嫌悪に陥る私。
ところが試しに使ってみると、予想以上に使いやすい。中伴カメラとか重い荷物の時は無理そうだが、デジカメ位の荷物なら充分だ。そんなこんなで、結構気に入っている。
最初から自分で選んでいたら、絶対に買わなかっただろう新しいリュック。物との出会いというのは、こういうものかもしれない。子供思い母親と、親孝娘の美しいお話でした。

私の一番苦手なこと(12/5)
早起き・・・私が一番苦手とすることだ。
なのに、風景関係の写真を撮るには、早起きは欠かせない。もし、私が早起きを得意とする体質だったら、今の10倍はいい写真を撮れてるかもしれない・・・というくらい、私にとって、朝起きることは苦痛だ。夏でも苦痛なのに、寒い季節は拷問に近い。毎朝、起きる1時間前に目覚ましをかけ、15分おきになるようにセットして、一時間かけてやっとベットを離れる。1時間前に目覚ましを鳴らすということは、その分、睡眠時間も短くなるから困るのだけど、睡眠時間の長短に関係なく、朝、起きるのは辛い。
その私が、先週から早起きしている。もちろん紅葉のためだ。今は朝、明るくなるのが7時前。人が動き出すのは8時すぎから。この一時間ほどが、ベストチャンスなので、起きざるをえない。
少しでも負担を減らすため、なるべく早く寝ることにしているのが、フィギアスケートNHK杯(高橋選手のファン)と星野JAPANがあった時は、ついつい魅入ってしまい、おまけに勝利に目が冴えて、その分、朝が辛かった。
京都もやっと、散紅葉終盤になってきた。来週からは、ぐっすり、目が覚めるまで、起きないぞ!

今日の紅葉(11/29)
今日は常寂光寺二尊院に行ってきました。
常寂光寺 紅葉 二尊院 紅葉

ああ、また煩悩が・・・(11/20)
それはお昼の12時に始まる。
BS5チャンネルだ。
最初は噂を聞きつけた母が見始めた。
「またか」とあきれながら、遠目に見ていた私がはまった。
韓国ドラマ「海神」

当たり前だが、毎日お昼に家にいられるわけがない。でも残念なことに、我が家には衛星放送をビデオにとる技術はない。テレビにはビデオが付いてるのだけど、なぜか録画ができないのだ。録画したつもりで再生してみると、衛星でない普通のチャンネルのが録画されてたりする。説明書は・・・不思議なことに・・ない。私が旅に出ている頃に購入されたテレビなので、事の仔細は不明。手の施しようも無い。

なので、12時に家にいるときは、テレビの前にへばりついている。いない時は、泣く泣く、夜にネットでネタバレブログを読む。もう最終回まで先に読んじゃったが。

私は「ヨンムン」がお気に入りなのだ。ものすごく強くてカッコいいのに、なぜか恋が実らないヨンムン。でも恋に殉じるんだよね〜 せつないね〜 また、不幸そうな男前かあ

ちょっとした事件(11/19)
ひさびさに朝寝坊し、ゆっくりした午前中。明晩、うちに遊びにくる親戚の男の子○○から電話がかかってきた。母が電話をとる。
横でなんとなく聞いていた私。昨日旅行から帰ってきた○○は、どうやら風邪をひいているらしい。 それに、○○のお母さんも風邪をひいているそうだ。・・・それ、今流行しつつあるインフルエンザとちゃうか?
声が変わるほどの大風邪をひいているのに、○○は予定通り、明晩、うちにくるらしい。ちょっと迷惑やな・・・と思ったが、あんまり意地悪なことも言えないので黙ってた。
電話は5分ほど続いただろうか?
電話を切った母に私は聞いた。
「○○、なんやって?」
聞くまでもなく、昨晩旅行から帰って来たこと、旅行は疲れたこと、風邪をひいてること、風邪をひいてるけど、休んでないこと、○○の母も風邪をひいていること、でも明日は遊びに来ること。・・・ぜーんぶ手に取るように判ってたんだけど、「聞きたがりの癖」で聞いてしまう。
「旅行から帰って来た挨拶。あの子は礼儀正しいから」と母はいう。

数時間後、○○のあまりの風邪のひどさに、「さっきは電話をありがとう。でも無理せんと、やっぱり明日はやめにしたら?」とメールをうった母。
メールを見て、驚いた○○から電話がきた。
「ぼく、電話なんかしてへん。」

これが世に有名なオレオレ詐欺か〜
幸い、お金の話にはならなかったが、何分間もしゃべってても、完全にだまされたままだった母。
そういえば、いつも、家族の電話を横で聞いていると、感嘆詞ばっかりで、話の内容が気になって仕方なく、「早く電話を切って、何言ってたのか教えてくれたらいいのに」とヤキモキするのに、今日はそういうイライラは全く感じなかった。○○の情報はぜーんぶ、母が自分でしゃべってたからだ。

驚いた○○からの電話がなかったら、私らは今でも騙されたことに気付いてない。おそるべし、プロの技。

祇園祭とクリスマス(11/17)
京都タワー ライトアップ

今夜は京都タワーが青色に光るというので、わざわざ京都駅まで出向いた。
京都タワーも綺麗だったが、京都駅ビルには、すでに巨大なクリスマスツリーが輝いていた。やっと紅葉が色づき始めたってのに、ちょっと気が早いよね

その帰り、自転車で四条通りを走っていると、どこからか祇園囃子が聞こえてくる。そう、夏の祇園祭で演奏されるアレだ。どうやら月鉾の集会所、そして四条傘鉾があった辺りのビルの2階で、それぞれ祇園囃子が演奏されているようだ。月鉾は、窓は少ししか開いておらず、しかも白いガラスだったので、中は見えなかった。四条傘鉾近くのビルの窓は透明で、しかもかなりしっかり開いていたので、よく見えた。みんな私服だった。ということは、練習してたのかな?

普通、祇園囃子が聞こえてくると「もう夏だね〜」という感覚なんだけど、まさかクリスマスツリーを見た後に、祇園囃子を生で聞くとは思わなかった。変な1日だった。

燃えるヒバ(11/16)
先日、某所のお火焚き護摩供系の行事に行った。
行事終了後、お接待のキツネうどんとおぜんざいと笹酒をよばれた。
普通の人は、行事の前とか合間に、これらを食するのだけど、一応撮るのが最優先の私。
しかも猫舌で、緊急の際に「うどんをかっこむ」ことが不可能なため、行事終了後のお昼&デザートとなった。

そんなこんなで、食べ終わったときには、すでに人もまばら。人といえば、境内のど真ん中で、まだ燃え続けている護摩壇の周りにいる消防隊の人ばかりだった。
護摩壇は、行事の最初、煙ばっかりで、灰を撒き散らしていたのに、今頃になって、赤々と燃え上がっている。

消防隊A「Bさん、家近いし、これ燃えきるまで、見とってくれるか?わしら、もう帰るわ」
消防隊B「そんなん〜。おれ、今日は用事あるし、あかんわ」
消防隊C「そやけど、これ、あと一時間は燃え続けとるで。(そんなん待ってられへん・・・みたいなニュアンスで)
そんな困り果てた会話が飛び交う中、比較的火勢の弱い所を狙って、伏見稲荷のお火焚きで学習した「実のついてるヒバの枝拾い」を試みる私。
護摩壇を飾っていたヒバの枝、これの実が付いてて、焦げてるのを持ってかえって、鬼門におくといいとかで、タダでお持ち帰れる縁起物として、一部のファンには人気がある。事実、行事が終わった直後は、ファンのおばさん達で取り合いだった。

火中の栗を拾うべく努力する私を見て、気のいい消防隊の方々も、ヒバ拾いに協力してくれた。正直、私もそれ、期待してたんやけど・・・消防隊の方だと火床引っかき回し棒で、ヒバを手繰り寄せてくれる。こうでなくっちゃ上物は狙えない。
「それ、そこの実の一杯付いてるやつをお願いします」
「もうちょっと右です」
「あーそれはちょっとおっきすぎるし、もうちょっと小さいほうが・・・」

炎の中から拾い上げられたヒバは、まだ煙が出ているものも・・・こら、ご利益あるわ。
燃えてるままでは持ち帰れないので、水をかけてから、新聞紙に包む。
まだ、なまあたたかいので、ちょっと不安。
冗談で「自転車のカゴの中で、炎上したりして・・・」と話してると、
消防隊D「燃えてきたら、ほかすんやで」
私「はい、わかりました」・・・とは言ったものの・・・

・・・燃えてる木を、道端にほかしちゃダメでしょう(笑)・・・

祇園祭 〜 久世駒形稚児社参南観音山 曳き初め を追加しました。(11/15)

祇園祭 〜 長刀鉾稚児社参 を追加しました。(11/14)

祇園祭 〜 神輿洗い式(07.7/10版)を追加しました。(11/13)

11月のお祭(11/11)
私、去年は、11月まるまる一ヶ月、九州に行ってました。
私には、「日本全国の春夏秋冬の旅のフォトエッセイ集をシリーズで出版する!」という、記録能力&整理能力ゼロ・・・いえゼロを下回るマイナスの私にとって、不可能とも思える目標がありまして、その材料集めとして、秋の九州を巡っていたんです。
そのため、11月の京都の祭ラインアップは、他の月と比べて、かなり心細い(笑)
まさか元来の野望より先に、京都の祭シリーズが日の目をみるとは、想像してなかったもんで・・・

で、今、必死になって、11月のお祭を廻ってます。二年分を補うべく、メジャーからマニアックまで、節操無く廻ってます。といっても、11月のお祭といえば、ほとんどがお火焚き系です。
今年のお火焚きは、マニアック代表の道風神社からスタートでした。京見峠をずっと越えていった所にある神社で、私以外は全員地元の方でした。ここのお火焚きは「井桁が倒れる方角で吉凶を占うという珍しいものです。この井桁・・・傾いてから、かなり長いこと倒れずに粘ってました。

道風神社 お火焚祭 嵐山 紅葉まつり

今日は、お火焚きはお休みして、夕霧供養、天狗の酒盛り(天狗の宴)、嵐山紅葉まつりに行ってきました。太夫道中があり、ものすごい人でごった返してました。疲れた。
今に始まったことではありませんが、撮ってばかりで、整理が追いつきません。もうすぐ、紅葉も始まるので、ますます忙しくなりそうなのになあ。

買って下さい!「京暦365日」(11/7)
今日、出版社から、私の写真を使っていただいた「京暦365日」を頂きました!
らくたび文庫ワイド版で、オールカラー175ページ¥1300なり。
京都ではあさって11月9日位から、全国では来週半ば位から、書店に並ぶそうです。

写真は小さいですが、かなり細かいマニアックな行事まで載ってるし、行事や暦の説明もちゃんと載ってるので、京都を遊びたい方には、けっこう役にたつかも・・・
随所にイラストも散りばめられて「可愛いっ!」本に仕上がってます。内容も思いっきり充実してるし、ちょっとした京都土産にもええですよ〜
「365日、京都を駆けめぐるカメラマンのつぶやき」として、1ページ、私のコラムも載せてもらってます。またしても顔写真入りです(笑)
皆様、ご購入&宣伝、よろしくです!
京暦365日 らくたび文庫ワイド


祇園祭〜 長刀鉾稚児のお千度 & 稚児舞披露 & 綾傘鉾稚児社参 を追加しました(11/6)

祇園祭〜浴衣姿の舞妓さん を追加しました(11/5)

実は・・・(11/3)
明治祭 八坂神社 舞楽奉納

今日は八坂神社の明治祭で奉納される舞楽を見に行きました。
お昼の12時から3時まで、7演目の舞楽雅楽が奉納されます。休憩をはさむとはいえ、3時間もの長時間、舞楽が見れるのは、京都でも珍しいかも。下鴨神社の名月管弦祭での舞楽奉納も、けっこう長い時間、見れたけど、それくらいじゃないかな?
面をつけた舞楽では、お馴染みの蘭陵王の他に、還城楽という舞も奉納されました。これ、とぐろを巻いた蛇を手に持って踊るんです。えっ 蛇? そう、蛇です。ちょっと変わってますよね。そういえば葵祭の前儀式の「御蔭祭」の道中、赤の宮神社で奉納されていたのも、こんな感じの舞楽でした。奉納されている団体が違うので、衣装も踊り方も雰囲気もちょっと違いましたが。

この舞人、天狗のように大きい鼻で、ちょっとユーモラスな顔(面)をしてますよね。
実は・・・彼のでっかい鼻の穴は、目でした・・・
よ〜く、ご覧下さい。

明治祭 八坂神社 舞楽奉納

いつも季節はずれな私(11/2)
なぜか、今頃、ポツポツと、祇園祭の画像追加中です。
2006年、2007年と、かなり執拗に祇園祭を追いかけたので、けっこうマニアックな領域に達してます(笑)
ものすごい量の画像なので、果たして「星野版 祇園祭暦」が完成することがあるのかどうか、いつもながら、怪しいところですが・・・

今日はハロウィン(10/31)
だから何?・・・って感じですが・・・
盛り上がってるとこでは盛り上がってるけど、無関心なとこでは、全く無反応な歳時、ハロウィン。
ハロウィンがクリスマスやバレンタインのように、日本に根付く日は来るのでしょうか?京都の北山では、10月31日にかけて数日間、「北山ハロウィン」と称して、色んなイベントが行われます。日曜日には仮装パレードもありました。大人もがんばってましたが、やっぱり、ちっちゃい子供の仮装が可愛いですね。
北山ハロウィン かぼちゃ

ねこの十戒(10/30)
外でにゃんこと戯れていると、近所の奥さんが話しかけてきてくれた。
近所なんだけど、通りを挟んで4軒ほど離れているので、あまり接触する機会がない、ワンちゃんを二匹かっているセレブっぽい奥さんで、きっちゃんが生前の一時期、かの豪邸の門の上を気に入っていたことがあるお宅だ。
そのおうちでも、今夏、一匹のワンちゃんが亡くなってしまったそうな。
それで、お互いのペットの思い出話をしていると、犬・猫の十戒というのがあると教えてくれた。
そういえば、犬の十戒は、見たことがある気がする。さらに、その続きで「犬・猫の聖歌」というのがあるらしい。
「それを読んだら、もう、今でも涙が出てくる・・・」と、本当に目を潤ませながら話してはる。
きっちゃんを一緒に面倒見ていた、元お向かいのAさんも、半月ほどまえ、偶然会った時に話してると、段々目が潤んできていた。
私も、きっちゃんがいなくなってしばらくは、毎日、ホームビデオを見ては泣いていたが、入れ違いのように登場した子猫のアイちゃんのおかげで、大分助かっている。
アイちゃんは、お隣が飼いはじめた三毛猫だが、実はこっそりおやつをあげたりして、手なずけている。それでも、やんちゃで食欲旺盛なアイちゃんをみてると、おとなしく、上品で、あまり食べれなかったきっちゃんが不憫になってくる。だから、私もまだ、聖歌は読めないだろうな。

2007年度の 時代祭(室町時代)鞍馬の火祭 を追加しました。(10/27)

鞍馬の火祭 チョッペン
逆さ大の字の若衆を担ぎ棒にくくりつけたお神輿が、由岐神社の石段をおりていく「チョッペン」

神社で秋場所、はっけよい!(10/25)
MBS毎日放送のWEBページ京都見聞録に、今月分のコラムを掲載して頂きました。

「まったけ」が出る直会(10/24)
木野の元服式

左京区の岩倉にある木野の元服式・・・に行ってきた。
歴史も由緒もある行事なんだけど、場所が場所(中心地からちょっと離れてる)なだけに、観光京都行事としては、かなりのマニア路線。たいして期待もせずに行ったんだけど・・・
これがすごかった。
まず、行事の前に、マスクをした裃姿の人達が、祭壇の前にずらりと神饌を並べる。(マスクをしてるってのは、息を吹きかけないためで、風邪引いてるとか、そんなんじゃないので、念のため)   この神饌がすごい。赤い御幣のようなものが立てられた三宝には、ずいき、生姜、豆腐などに混じって立派なキノコが・・・冗談半分に「まったけですか?」と聞いたら、ほんまに「まったけ」やった。ビックリ。

今年は3人の男子が元服(16歳)をむかえるようで、この3人のために舞が奉納され、下鴨神社の神職さんによる儀式があり、エトセトラエトセトラ。行事は夜行われるので、灯明の明かりが、ものすごく幻想的だ。
行事終了後、ビールが振舞われ、神饌の「まったけ」を焚き火で焼き、裂いたものも振舞われた。まったけはもちろん国産。どうやら近くのまったけ山で採れたものらしい。こんなところで初まったけを味わえるなんて、思いもよらない秋の始まりだった。

峠は越えました(10/23)
どんなことになるか、想像もつかなかった鞍馬の火祭も無事撮影し、あとは名残り火(失礼)のように、ちょろちょろとお祭がのこってはいるものの、とりあえずは峠は越したといってもいいでしょう・・・京都の秋祭りラッシュの話です。

昨日のお昼12時、御所を出発する時代祭の場所取りのため、朝、8時に御所に着いてから、御所→平安神宮→一旦帰宅後すぐ→鞍馬へ
全部、脚立、三脚、望遠レンズ持参の大荷物でチャリンコです。
そう、昨日は、私、鞍馬まで自転車で行きました。終電の時間を気にせず、火祭りを楽しむためです。電動自転車じゃありません。コーナンで1万円弱で売ってるママチャリ中のママチャリです。本当は変速ギアが付いてるんだけど、昨日、久しぶりに使おうと思ったら、壊れてました(笑)

鞍馬へと延々と続くなだらかな坂を必死で自転車をこぐ私を、あざ笑うように、外人さん達の自転車軍団Aが追い越していきます。なんて体力だ・・・
たまらず、自転車を降りて、押して歩く私を、外人さん達の自転車軍団Bが追い抜いていきます。・・・私の荷物が重すぎるからスピードがでないのか?
しばらくいくと、さっき追い越してった外人さん達が、なぜか道端でたむろってます。休憩もかねて、どうやら道端で用を足してたようです。たぶん。困った外人さん達ですね。まあ生理現象なので仕方ないんでしょうが、外人さんが・・と思うと、なんか腹立ちました。心の狭い日本人です。だってさあ、最近の外人さん観光客?(日本在住?)は、けっこうマナー悪い人もいるんですよ。一部の少数派でしょうが。

話がずれちゃいましたが、火祭は外人さんにとって、特に人気のお祭のようです。火祭りの最後、真夜中の2時頃に、神輿の前に残っていたのは、氏子さんの神輿守りの方数名と、私をはじめお祭マニアが約4名。その他は全部外人ばかり。日本の山奥のお神輿の前に、日本人の倍以上(幾つかのグループに分かれていたけど20名以上はいたと思う)の外人が残ってるんです。彼らはこれから市内に帰るのか?それとも、そのままそこで夜を明かすつもりなのか??

京祭耐久戦、参戦中!(10/21)
これでもか〜!というくらい、京都のあちこちで、ありとあらゆる秋祭が行われています。明日22日は、最大の激戦区であり大目玉の時代祭と鞍馬の火祭・・・戦死せん程度にがんばります。

濃茶、初体験(10/17)
老松さんの飯後の茶事の取材で、生まれて初めて濃茶を味わいました。
濃い茶・・・読んで字の如く、抹茶の濃い版。そういえば、普通のお抹茶は、「お薄」っていったっけ。
お薄 飯後の茶事 濃茶 飯後の茶事

見た目からして濃いし、飲んでみると、ほんとに濃い。これは、一人ではなく、何人もで回し飲みするのだそうです。撮影後に頂いたので、冷めていたせいもあり、液体というより「なめらかヨーグルト状」で、お茶碗を傾けても、どろりとして、なかなか口まで到達しない。これ、お抹茶の粉を、コレでもかというほど使うので、かなり贅沢な飲み物で、(ほろ)苦い味は、「アイスクリームにかけて食べたら、最高だろうな〜」なお味。利尿効果?もあるらしく、飲んでから4時間で4回、おトイレにいきました。一緒に行ったライターさんは、普段からお抹茶を飲み慣れているらしく、特にもよおさないようでしたが・・・

夜の上賀茂神社(10/13)
源氏物語千年紀 上賀茂神社

昨日の夕方から夜にかけて、上賀茂神社で源氏物語千年紀イベントが行われた。
明るい時間には、何十回と行ったことのある神社だけど、夜に行くとなると、6月の夏越祓い、9月の烏相撲の内取式、観月祭・・・くらいかなあ。
私自身は、写真を撮るのに慌しかったけど、厳かで幻想的な夜でした。

抱き心地(10/11)
今朝、きっちゃんの夢を見た。
きっちゃんが逝ってしまってから、あんなリアルな夢は、はじめてかもしれない。
あれほど、心の大半を占めていたきっちゃんなのに、逝ってしまってからは、案外夢に出てこなかったのだ。そういえば、きっちゃんが逝ったのは8月11日、今日でちょうど二ヶ月たつ。
あの頃は、ものすごく暑かった。今はもう肌寒い。
「ねこ横丁 〜 抱き心地」

今日は晴れる日(10/10)
一年で一番晴れる確立が高い日・・・それが10月10日。だから体育の日に選ばれた・・・もう、昔の話である。
今は体育の日は、連休になるように月曜日に変えられてる。国民がもっと休暇を楽しめるように(?)と、連休をたくさん作るため、体育の日をはじめ、大幅な国民の休日の変更があった頃、私は放浪の旅の真っ最中だった。(たぶん)
いつのまにか、国民の休日が変わってて、でも、国民の休日とは無関係の旅と生活をしていたから、あんまりよく知らなくて、実感もなく、その後、資金稼ぎに再就職した時には、驚きの連続だった。

この間の「体育の日」は、雨。運動会を予定していた人達は困っただろう。昔の人が統計とって定めた体育の日だった今日は、ものすごい秋晴れ。なんかこの皮肉な流れ、今の日本っぽいよね。

いよいよ忙しくなってきた京都のお祭(10/5)
北野天満宮さんのずいき祭は、今日で終わり。夕方、境内で八乙女さん達が、舞を奉納され、無事終了です。八乙女さん、まだまだ小さい女の子なのに、1日、4日、5日とお祭で大役をこなします。4日は何時間も歩くし、ほんと、子供ながらえらい!
さて、明日からの連休、京都は祭三昧です。今週末から始まり、鞍馬の火祭が終わる頃まで、なにがなんだかわからないほど、お祭目白押し!嬉しいけどしんどそう・・・

ずいき祭がはじまってます!(10/3)
10月1日から、北野天満宮のずいき祭が始まってます。ずいき神輿は、野菜でつくられたお神輿。屋根はズイキだし、飾りにも里芋や唐辛子、ナス、海苔、稲などが使われています。初めてご覧になったら、ぜったいビックリします。本物の野菜なので、永久保存はできないのが残念。「これを作るのにどの位かかるんですか?」 と質問すると、「一年です」
お祭終了後すぐに、来年のズイキ神輿の材料の苗を植えるところからはじまるそうです。すごいです。

上賀茂神社のイベントポスター(10/2)
源氏物語千年紀 上賀茂神社

10月12日に行われる上賀茂神社 源氏物語千年紀イベント「花と語りと特別参拝」のポスターを撮影させて頂いてます。

これ、空の色が微妙に残っている時間帯に撮影しました。私の大好きな時間帯です。その後、簡易記録として、撮影データーをプリントショップで、お手軽プリントしてもらったところ、真昼間の上賀茂神社が写ってました。
「???」
お店のお兄さんは、空に残ったブルーの色を見て、昼間に露出不足で撮ったため、暗くなってしまったデーターだと思い、気をきかせて、うんと明るくプリントしてくれたようです。
しかし、あそこまで見事に真昼間になるとは・・・
確かに、夜の撮影で、長い時間シャッターを開けすぎると、昼間のような写真になるのは、よくあることですが、しばらく、そういう撮影から離れていたもんで、ビックリしました(笑)

・・・というわけで、正真正銘、夜の神社参拝、なかなか幻想的です。

今日は雨(9/30)
昨夜、花傘振りの後半から、雨が降ってきて、今日も朝から雨が降っていた。
朝、8時から始まる北白川天神宮の高盛御供は、雨のため、室内で行われた。これは私の好きなお祭のひとつで、直会のお味噌汁がなんとも美味しいのだ。
その後、本当は瀧尾神社のお神輿を撮りに行くつもりだったのだけど、雨でビニールかぶっちゃってるだろうということで、迷ってたら、お祭仲間から下鴨神社の印章祈願祭を教えてもらい、そっちへ。これ、古い印鑑を末社の印納社へ収める神事で、十二単衣の着付けと十二単衣の舞も奉納される。
櫛まつり、筆供養、数珠供養・・・など、「物」を供養する行事も色々あるんですね。末社のお社の裏に、隠し部屋みたいな小さなスペースがあって、そこへ、印鑑を入れるのが、印象的でした。

今日のびっくり(9/29)
今日、ビックリしたこと。今日は、御香宮祭の一環で、花傘のお祓いがあるので、伏見桃山まで、出かけていった。京阪電車に乗っていった。最近電車に乗るときは、いちいち切符を買うのが面倒なので、「Kカード」なるものを使って入場。
さて、私は撮影に向うとき、えらい荷物が多い。カメラの入ったリュックを担ぎ、三脚、脚立を持つので、狭い改札を通るのに一苦労。
やっと通り抜け、カードをとろうとしたら・・・
ぴゅっ・・・って、カードが改札機の中に吸い込まれていった。ピュッと・・・
あと1秒、早く手を伸ばしていたら、抜き取れたのに、一瞬遅くて、カードは消えてしまった。
とり忘れたカードを、次の人が持っていかないように、出来たシステムらしい
これさあ、私はカードが改札機に消えるところを目撃したからよかったけど、見てなかったら、「無意識に片づけたんかな」と勘違いしたあげく、降駅でパニックになるとこだった。お年寄りにとっては、シビアな機械だな。これは

お月見(9/28)
今年のお月見で、一番印象深かったのが、八坂神社。
迂闊にも、ここで、観月祭が行われているのは、ほとんど知りませんでした。
当日は、あまり期待もせず、下鴨神社さんの観月祭と掛け持ちで廻ったのですが、行ってよかった!

観月祭 八坂神社 観月祭 八坂神社

急に涼しくなってきました(9/27)
真昼間は、まだまだ暑いですが、朝晩は、かなりひんやりしてきました。
この「ひんやり感」、好きなんですよね。朝、ベットで、ちょいとタオルケットをかぶると、丁度いい位の温度。本気で寒くなったら辛いし、暑いのはもっと辛い。

こんな初秋の空気に触れると、なつかしく思い出されるのが、信州の乗鞍。
数年前までは、9月の末になると、乗鞍へ紅葉の撮影にいくのが、私の秋の始まりでした。
京都から乗鞍までの道中は、車の中でクーラーをかけるほどなのに、山頂にあがると、トレーナーでも着込まないと震える位寒くなる。本州一早く色づく見事な紅葉に、数多くのカメラマンも集まるので、ちょっとした同窓会みたいでした。
⇒ 21世紀放浪記に掲載の 紅葉の乗鞍

観月祭全開の京都(9/23)
満月は確かもうちょっと先。でも、連休やったこともあり、すでに京都は観月祭目白押しの最盛期モード。特に24日、25日は、これでもかという位、あっちのお寺、こっちの神社で、月見の宴が繰り広げられます。
私は今日は大覚寺の「観月の夕べ」のお茶席に取材に行ってきました。数年前は存在していた 龍頭船 (大沢の池に漕ぎ出される船ではなく、岸で法要などが行われていました)が、昨年からなくなっているのを聞き、なんだかさみしーい気分です。

スピリチュアルの聖地、高千穂の荒立宮(9/22)
昨日、テレビで宮崎県、東国原知事と江原啓之氏の対談を見て、高千穂が懐かしくなりました!
で、早速、21世紀旅日記に、「スピリチュアルの聖地、高千穂の荒立宮」をアップしました。

京都ぴあ 秋 発売!(9/20)
本日発売の「京都ぴあ 秋」に、表紙をはじめ、京都の紅葉の写真を多数掲載して頂いてます!
インタビューも顔写真入(笑)で掲載。ぜひ、ご覧になってください!

私が結婚できない理由(9/19)
まあ、そりゃ色々と思い当たるふしはたくさんある。
けれど、最大最強の理由は、きっとこれ。
「妄想と現実の不一致」

なんでまた、急にこんな話を?・・・というと、実は、最近、昼ドラにはまりつつあるのだ。はまりつつ・・・なんて、あやふやな言い方をしちゃったけど、ストーリーなんてどうでもよくて、っていうか、ストーリーも番組も知らない時点で、たまたま準主役?「マキ」の「不幸そうな男前」っぷりを見かけて、そのまま引き込まれちゃったのだ。以来、いわくありげで深刻そうなマキを見たいがために、家にいる時には、携帯のアラームをセットして見逃さないように。いない時は予約録画するという念の入れようなんである。

しばらく忘れてたけど、そういや、まえにも自覚したことあった「不幸そうな男前好き」
その歴史をたどると、「振り返れば奴がいる」の天才エゴ医師O田裕二、「もう誰も愛せない」の陰謀家Y田栄作、韓流ドラマ「オールイン」の天才博打師イビョンホN・・・みんな不幸な境遇で、そこから這い上がる為に裏の世界で生きている男前だった。
でもね、もし彼らが現実、私の目の前に現れたら・・・どんビキである。真面目な私は、近寄ることさえできないだろう。話かけられたりなんかしたら、走って逃げ出すだろう。

・・・そんなわけで、今もひとりです・・・

そしてウナギは生き延びたのか?(9/16)
昨日は、日頃の殺生を供養する放生会を撮影。法要のあと、三条大橋河川敷で「普段食べられちゃってる生き物代表」の魚類が川へ放流される。
この行事のために奉納された大量のウナギやフナは、少しずつザルに入れられ、見物客も放流させてもらえる。放流した人先着100名には特製?箸置きのプレゼント付きだ。

行事終了後、お祭仲間で、袋に入った箸置きを開けてみた。な、なんと、一種類だけではなかった!SさんOさんの二人が同じ魚(たぶんフナ?)、私がウナギ、Mさんがカニ。無欲なTさんは箸置きをゲットしてなかった。貪欲な私は、「何種類もあるなら、もう一回並んで放流したらよかった」・・とまで思ったのに。

放生会 本能寺

豪快豪勢に放流されたウナギや魚だが、ふと見ると、水際の浅瀬でウナギが数匹泳いでいる。
だれかが呟く。「あんな近くにウナギが・・」
別の誰かが言った。「あれ捕まえて焼いたら・・・」
放生会の供養のあとにとんでもない発言である。誰ともなく「ハハハ」と力なく笑いながら、ふと川下を見ると、青鷺が一羽、ものすごい集中力で水の中を見つめていた。
そういえば、こんな光景、6月の祇園白川巽橋の放生会でも、見かけたなあ。あん時は可愛い金魚だったけど。

こったいさん(9/15)
先日・・・そう、ちょうど、TBSで上戸彩ちゃんの「輪違屋糸里」が放映されている頃、京都島原にある、元太夫さん(高砂太夫)のお店「こったい」さんに取材に行った。
「こったい」さんって、おもしろい名前だけど、これ、島原の太夫さんのこと。京都では「太夫」じゃなく「こったい」って呼ぶらしい。
はじめて知ったような書き方をしちゃったけど、実は私、数年前にも、京都が大好きな「姫」が来京した時、島原の角屋さん、輪違屋さんを見学したあと、「こったい」さんに、偶然立ち寄ってるのだ。
ちょっと撮影が進んだ頃、その話をすると、「そうですやろ?どっかでお会いしたとおもてましてん」
「リップサービスかな?」と思ったが、話の節々を聞くと、ほんとに見覚えててくれはったらしい(笑)

高砂太夫さんがどんな方かというと、元バービーボーイズの「杏子」に似た細身の姉御系。
惜しげもなく、太夫当時の苦労話や「色んなこと」を話してくれる。これは数年前も今も変わらずだから、ほんとにお話好きの方なんだろう。
元太夫さんっていうと、ものすごく敷居が高いような気がするけど、高砂さんは、いたって気楽。お抹茶とお干菓子を500円で頂けて、「色んなお話」も聞ける。

高砂さんは、近所にもうひとつ、おでん屋さんもしてて、こちらも店名は「こったい」
大門を出て、ちょっと行った「すし屋の隣」と聞いて、帰り道ついでに探してみたが、すし屋が何軒もあってわからない。やっと「ここかな?」というお店を見つけた頃、私服に下駄でチャリに乗って「おゆはんのおつかい」に行くとこの高砂さんに会った。お店は実際にはわかりやすい場所にあったんだけど、撮影に行ったのが、定休日の月曜日だったから、暖簾が出されてなくて、あやうく見過ごすとこだった。で、ちょっとだけ、おでん屋さんも拝見。こじんまりしてて落ち着ける感じのお店で、 トレードマークの「高い下駄」を描いた日本手ぬぐいが、どどーんと飾ってあった。(笑)

島原太夫 こったい
1000円で売ってるオリジナル手ぬぐい

舞妓さんもええけど、太夫さんもええもんや。舞妓志望のえみちゃんに、一度、太夫見習いを勧めてみようかな?

島原太夫 こったい

「Ms.の京都 page.5 」に掲載の「こったい」さん
「こったい」さんのHP


アイちゃん(9/14)
失恋の痛みを癒す特効薬は、新しい恋だとか。
ネコのきっちゃんの場合は、失恋というか、死に別れなんだけど、まあ、そんなようなことが、私の身近にも起こり始めている。
最近、となりのBさんが、ミケの子猫を飼いはじめたのだ。
名前はアイちゃん。宮崎藍の「アイ」だそうだ。

耳が大っきくて、キツネサルみたい

Bさん宅には、やっぱりミケの老女がいて、アイちゃんの出現を快く思ってないそうで、アイちゃんが近づくと「シャァァ-----!!」と化け猫みたいな顔になってすごむが、アイちゃんは全く気にする様子なく、むしろ憧れの存在として、なんでもマネをしようと近づいていく。

で、このアイちゃん。そんな家庭環境にも関わらず、Bさんの家の中が大好きらしく、めったに外に出てこない。アイちゃんの存在をしった、私&お向かいの3歳〜小学生の男の子2人&数軒近くの3歳の女の子が、なんとか会いたいと、常に動静をうかがっているが、なかなか逢瀬を楽しめない。

悟りを開いた如く、クールで平常心だったきっちゃんと比べて、まだ赤ちゃんのアイちゃんは、じゃれ始めると「狂ったように」じゃれる。
ノッてくると、自分で変則的に飛び上がっては、アスファルトの上に背中から叩きつけられるように墜落し続けて、それでもやめない。もう興奮しまくってて、「キレてる」状態だ。あまりの勢いに危険を感じて、慌てて猫じゃらしを引っ込めると、今度は、私の手足をめがけて飛びついてくる。アイちゃんにとっては、ネコじゃらしも、人間の手足も区別ないらしい。
「目がイッてる」アイちゃんは、見ていて怖い位だが、人間の子供達もおんなじように「嬉しくて楽しくて、狂ったように」アイちゃんに近づいていく。

そうすると、アイちゃんもちょっとひるむみたいで、逃げて隠れては、揺れてる猫じゃらしに我慢しきれずに、どこからともなく、突然ものすごい勢いで飛びついてくる。

きっちゃんは白かったし、トカゲや虫以外には、それほど素早い動きもしなかったので、どこにいるかすぐにわかったが、アイちゃんは、ミケという保護色ゆえか、早すぎるのか、不意打ちの神出鬼没。幼いとはいえ、爪も歯もあるから油断ならない。

勝ちましたね〜(9/9)
なんと阪神が10連勝です。25年ぶりだそうです。
今日の試合は点をとってはとられで、私も不機嫌になったり機嫌よくなったりで、いや〜疲れた。最後の最後は、ドキドキして、じっとしてられませんでした。
一時は単独最下位の12ゲーム差。それが、まさかここまで這い上がってくるとは・・・このまま突っ走ってほしいな〜

生まれて初めて気絶した話(9/4)
それは8月の半ばのことで、ちょっと前の話なんだけど、このあいだ、友人に話したら、えらいウケがよかったので・・・
ちょっと体調を崩した私は、病院で注射をしてもらった。
私は注射が大嫌いだ。
そういうと、お医者さんは「好きな人はあまりいないね」と言っていたが、あえてもう一回念をおす。
私は注射が大嫌いだ。
というか、「痛がりの怖がり」なので、多かれ少なかれ、絶対に痛いはずの注射も嫌いなわけ。

で、もちろん看護婦さんにも言った。注射をするために座らされて、ゴムの紐で腕をしばられ、アルコール綿花で消毒される間に、たぶん3回くらい、私は「痛がりで」「怖がり」だと伝えた。
伝えたところで、痛くないように注射をしてもらえるかどうかは、怪しいところだけど、「細心の注意を図ってね」という願いをこめて。

さあ、いよいよ始まった。注射針を肘の内側に刺した看護婦さんが、ゴムの紐をゆるめようと、もう片方の手で操作する。
「つまり、私の血管に刺さっている針は、看護婦さんの片手でしかフォローされてないんだ。」
で、ゴムがゆるみにくくて、ちょっと手こずってるから、腕が動くんだよな。
「注射の針が、血管を突き破らんか?」・・・・とか想像してしまい、不安になるこの時間
「この時間が一番イヤなんや」・・・と、いつもクラっとするんだけど、その日もクラッとしたので、ちょっと顔を伏せた。
・・・ところまでは覚えている。

私は考え事をしていた。
その時は、仕事の関係で、色々選んだり、決めたり作ったりしなければならない時期で、たぶんそんなことを考えてたんだと思う。順調に考えていて、けっこう楽しかったような気がするんだが、急にせっかく考えたことを「ど忘れ」してしまった。
急に記憶がなくなったのだ。さっきまで、すごくいいアイデアが浮かんでいたのに、それを忘れてしまった。まあ、ふっと忘れたり気が散ることはあるんで、もう一回思い出そうとするんだけど、どうしても思い出せない。何を考えていたのかも思い出せない。
「え?え?ええ〜???」

アルツハイマーってこんな感じなの?
私、若年性のアルツハイマーになったんか?
思い出せないうえに、集中もできない。
テスト終了1分前に、まだ問題が5問も残っていて、しかも得意な問題なのに、あせって手につかない感じ。
「どうしよう どうしよう」と、ひたすら焦っていると・・・

「もどらはりました」

と女の人の声が聞こえた。
誰が戻ったんだ?・・・と思ったら、私の意識が戻ったらしい。

目の前に、ドラマのように、ずらりと幾つもの顔が並んでいた。

「血圧を測らせてくださいね」 プシュプシュと腕が締め付けられる。
「80/40 脈拍は40」という低血圧だったので、点滴をして少し血圧を上げましょうということになる。注射きらいなのに・・・

お医者さんが「迷走神経反射だから、大丈夫ですよ」と語りかける。大丈夫なわりに、まわりには検査関係の技師さんや看護婦さんが、大変そうに集まっている。
で、ストレッチャーに寝かせられ、ベッドまで運んでもらい、反対側の腕に針を刺し、点滴を始めた。

看護婦さんたちは、私が失神したことより、血圧が低いことが気になるらしく、横になっていい気持ちでうとうとし始めると、血圧をプシュプシュと測りに来る。
私にしたら、低い血圧よりも、さっき針を抜いたばかりの肘に巻かれた血圧計のベルトが、ぎゅーっっと締め上げられる方が、もっと怖い。
「そんなに締めたら、針の穴から血がプシューって、飛びださへんか?」
・・・まあ、それは大丈夫だったが・・・

看護婦さんが何回も何回も測りに来ては、がっかりしたり、首をかしげながら点滴のスピードを操作したりしてるので、「私、普段から血圧は低いですから」と慰めて?あげると、「でも70代ですよ!!」と反論する如くの返答。
どうやら、安静になったことで、私の血圧はよけいに下がってしまったらしい。

一時間の点滴にも関わらず、私の血圧は思うように上がらず、結局、上が82まで上がったところで解放してもらった。
「大丈夫ですか?」「ほんとに大丈夫ですか?」
私的には、いつもと変わりなかったのだが、あんまり聞かれるので、大丈夫じゃない気がして、その日は帰ってから、よけいグッタリしてしまった。

しかし、生まれて初めて気絶したんだけど、気絶するときって、気絶したのがわからないもんだと知った。
たぶん、注射針を刺したまま、いきなりバタンと倒れたんだろうけど、その時、注射針がどうなったか・・・想像すると恐ろしい。でも気絶してたから痛くなかった(笑)
痛がりの怖がりの私は、いつでも好きな時に気絶できたら楽だろうな〜 などと真剣に思ってしまった。

虫の声(9/3)
いつのまにか9月になっている。
8月はほんとに慌しい月だった。嬉しいことと悲しいことが、いっしょくたに押し寄せた月。
熱帯夜で寝苦しい日も続いたが、いつのまにか、夜になると虫の音が涼しげに聞こえるようになっていた。
つい、この間までは、夜でもセミの声が聞こえていたのに。それも好きだったし、梅雨の時期のカエルの合唱も好きだったが、秋の虫の音は、また格別。
私の好きな時間のひとつに、朝、ベッドの中でダラダラする時間というのがあって、これの真骨頂は「お布団の中がうっとりするほど気持ちのいい、冬」なんだけど、今はまだ初秋。夜、ベッドで虫の音を聞いているときのほうが、幸せやな〜と感じる。

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