にゃんこ日記 (2013.1月〜)

おうち日記 の元捨て猫・福ちゃんに関する日記を、こちらに転載しています。




福ちゃんとの出会い in 白山中居神社(10月7日)
福ちゃんと出会った撮影旅を21世紀旅日記にUPしました。


FBにとりあえず載せてた福ちゃんの画像(2013年12月24日)
クリスマスイブです。
私も福ちゃんも、特にクリスマスイブとは関係ない時間を過ごしてます。
二人とも冬太りしてしまったので、あまりごちそうを食べない方がいい状態です。

12月12日〜19日に東京四谷で開催した和紙写真展「フォトグラファーズ9人展」も大成功に終わり、大ファンの高橋大輔選手もソチオリンピックに行けることになり、それなりに平和な時間が流れてます。

写真展開催中に「がんばる」と決意したFBも、大してがんばることなく元のまま。FBとかブログとか、マメなコミュニケーション交流が前提のは、めんどくさがりの私には向かないなあと、言い訳を考えはじめる始末。
とりあえず、FBにパッパッと載せていた福ちゃんの写真を、こちらにもアップし直します。
私が東京の写真展に行く前の福ちゃん、一週間の東京滞在から帰ってきた後の福ちゃんです。

猫 ソファ

スケートにはあんまり興味ないにゃあ


猫

東京から帰ってきた私を迎えてくれた福ちゃん


猫

東京に持っていくトランクに入りこむ福ちゃん


猫

あんた、またボクをほったらかして、どっか行くの?


ちょっと元気のない福ちゃん(2013年12月9日)
昨日、福ちゃんが、はじめて毛玉を吐いた。
吐いたのを見たわけじゃないけど、そんな感じの「落とし物」があったので、福ちゃんが吐いた毛玉以外に考えられない。
それにしても福ちゃん。うちに来て一年半近くたつけど、毛玉吐くなんて初めて。それにちょっと食欲もない。元気さは・・・福ちゃん、もともと一日中寝てることが多いから、しんどくて寝てるのか、いつもの昼寝なのかがよくわからないけど、それなりにはしゃぐこともあるので、とりあえず様子を見ている。

話は変わりますが、12日から東京の四谷ポートレートギャラリーで、9人のプロ写真家による和紙プリントの写真展に参加させて頂きます。ご都合が合えば、ぜひご高覧下さい!

写真展についての詳しいことは、こちらのHPから、ご確認下さい。
 Photographers 9人展「風景との対話」

猫 ソファ

まぶしいにゃあ


猫 網戸

まだ、ねむいんだにゃあ


福ちゃん、今日もお昼寝(2013年12月8日)
お久しぶりです。
実は約2週間余り前に、母が急に入院しまして、一昨日やっと退院してきました。
不幸中の幸いというか、本当に運が良く、今は本人も元気で、でも、「どんどん寒くなってきているから、無理はしないで、ゆっくりしてください」というお医者さんの言葉で、三食昼寝南国並みの暖房付で、悠々自適に暮らしているのでご心配頂くことはないのですが、母の入院中は福ちゃんも一人でお留守番することが多く、心細かったみたいです。

福ちゃんは日中はそうでもない・・・というより、基本的に昼寝優先・人間無視もざらなのですが、たそがれ症候群とでもいいましょうか。夕方になると、急に人恋しくなるらしく、とにかく家人の後をベタベタとくっついて回ります。
夜も一人になるのが嫌らしく、例えば人間がお風呂に入るとまもなく、わざわざお風呂まで確認に来るほど。

福ちゃんは、母より私になついてはいるんですが、でもやっぱり私だけだと、寂しいし不満のようで、特に夜は賑やかなほうが好きみたいです。そんな寂しさからか、母の入院中は昼間でも私を追いかけて、ひっついてました。

で、やっと母が帰ってきた日。いつもは私の近くにいた=常に所在があきらかな福ちゃんがいません。

「おかあさん。福ちゃん知らない?」

ソファーでうたた寝している母に聞くと、「さっきからずっとここにいるよ」と・・・

見ると、母の背中におぶさるように、福ちゃんもソファーで昼寝しています。
その場所、その格好は、「おかあさん、久しぶり。さみしかったニャ」という意味なのか、「このソファは、僕の場所だニャ」という意味なのか、特に何も考えてはいないのか、私にはわからなかったけど、「この子がくっついてると、ものすごくあったかくて気持ちいい」という母の言葉。福ちゃん、やっと恩返しできたねえ


猫 ソファ

一緒にお昼寝するニャア


猫 網戸

「うーん。外の風はやっぱり気持ちいいにゃあ」
この網戸を開けて、何度も福ちゃんが脱走した結果、お掃除の時と空気を入れ替える時以外は、開かずの窓となってしまった窓。
でもこのガラス戸を開けて、網戸だけになると、福ちゃんはどこにいても必ず音を聞きつけて、やってきます。


福ちゃん、いじける(2013年11月16日)
9月中旬以来、東北、四国。そして東京へ。
家にいる時は、ずっとパソコンとにらめっこ。
そんな状態が続いていたせいか。今回東京から数日ぶりに帰ってきたとき、福ちゃんは、お出迎えしてくれなかった。

いつもなら、日帰りであろうと、夕方以降の帰宅時には、門を開ける音を聞いたらアーアー鳴きながら、玄関までお出迎えしてくれてたのに、今回は門を開けても無言。玄関のドアを開けても無言で、福ちゃんいないのかと思ったら、リビングのソファーの上で、冷たい目で私を見ていた。無言、無表情・・・どうしたんだ?福ちゃん。いじけないのが、あんたの長所だったのに。

大人な私はグッとこらえて、まずは撫で撫で。抱っこ、そしてブラッシング。そうしてるうちに、だんだんいつもの表情に戻ってくれたけど、ちょっとびっくりした。今回は新幹線を使ったので、私の車がしっかりあるのに帰ってこなかったというのが、福ちゃん的には 気に食わなかったのかもしれない。


猫 旅行鞄 猫 旅行鞄 猫 旅行鞄

出発前、押し入れから出した旅行鞄に飛び込む福ちゃん
残念でした。その鞄は持っていかないんだよ(笑)


ねえ、福ちゃん。私が右往左往と日本全国を飛び歩くのは、あんたの餌代を稼ぐためでもあるんだよ。
うちに来たばかりの頃は、何でもガツガツ食べてくれた福ちゃんだけど、奈良の屏風岩への遠征以来、もう捨てられる心配はないと思ったのか、普通の猫らしく、ちょっと食べては残し、また食べるようになった福ちゃん。

キャットフードを変えたら、こんなの嫌だと、主張するようになった福ちゃん。
(ここ最近はロイヤルカナンのロングヘアー用のキャットフードをあげていたけど、あまり同じのだと飽きるかと気を利かせて、うちに来たばかりの頃、喜んで食べていたロイヤルカナンのインドア用のキャットフードに戻してみたら、急に食べなくなった。あんた、前はそれをガツガツ食べてたんだよ。)

なんで缶詰じゃないんだ。なんでマタタビが入ってないんだと、文句をいうようになった福ちゃん。

だけど、私の方が根負けして、まだ4kg注文したインドア用の餌がたっぷり残っているけど、ロングヘア―用の餌を注文した。


福ちゃんとお母さん(2013年10月29日)
私の秋旅の間、ずっと母に福ちゃんの面倒を見てもらってたわけですが・・・
福ちゃんは基本的にはいい子だったようです。ただ、ストレスがたまると、私の仕事部屋に入ろうとして、母を困らせたようです。

猫 バリケード

母との攻防が目に浮かぶよう


私の仕事部屋には精密機械がいっぱいあるので、「絶対入れないで」と頼んでいた私。帰宅すると、部屋のドアの前にものすごいバリケードが。。。これ、パッと見はそうでもないけど、養生テープがグルグルとドアノブや隙間が貼り付けられているんです。
おかげで私も帰宅当日は、これを解除するのが面倒で、自分の部屋には入りませんでした。
しかも、前はここに更に扇風機を置いておいたんだとか。だけど、福ちゃんは扇風機を倒して、侵入しようとして、二回ほど、扇風機を倒したらしく、危ないので、扇風機は撤去したそうです。
私の部屋に入っても、福ちゃんの喜ぶものは何もないのにね。

福ちゃんは、夜は私の寝室(福ちゃんは自分の寝室と思っているらしい)のベッドで寝て、朝、明るくなるころに、母の寝室のドアを、ヒョイっと開けて(今や、一発で開けてしまいます)、でもベットには飛び乗らず、床で大人しく待っているそうです。
そして、母が毎朝テレビを見て体操しているというラジオ体操が終わると、途端に「さあ、飯だ飯だ」と騒ぎ出すんだとか。

私が帰京した翌朝も、癖になったのか、一度、私のベットから出て、母の部屋に行きましたね。でも、私が家にいる限り、私が餌をあげるのを思い出したのか、また私のベッドに戻ってきて、今度は私の顔に乗っかるようにして(これもいつもの通り)、二度寝始めました。

そんな福ちゃん話をしている時、母がこう言ったんです。「福ちゃんに毛布もとられた」と。
寒かった時に押し入れから出した桜模様のフリース。これ、私が友達からもらった大事なフリースで、淡い桜色が汚れたら嫌だなと思い普段使いにはしてなかったんですが、どういう加減か、母が見つけて、ソファーで使ったらしいんです。ところが、母が離れた隙に、福ちゃんがそこに陣取ってしまい・・・いつのまにか自分のものにしてしまったそうです。
で、母は不満げにそれを私にこぼしたんですが・・・お母さん、それ、そもそも、私のフリースです。


猫 毛布

春が待ち遠しいニャア


ただいま、福ちゃん(2013年10月28日)
北海道〜東北〜関東への秋旅から、約40日ぶりに帰宅しました。
久しぶりの再会に、福ちゃんがどう反応するか楽しみでしたが、ワンコみたいに飛び回って喜ぶというより、臭いをかぎまくられました。
もちろん、それなりに喜んではくれてるのですが、元ワンコ飼いとしては、ちょっと物足りないな・・・といつも思います。

前のニャンコと比べるのはよくないですが、キティの場合はもっとひどく、「ずっと私をほっといて、今頃、何、帰ってきてんの?」みたいな態度だったので、それと比べると、ずっとずっと素直に喜んでくれてるんですが。。。

でも福ちゃんの場合は、その後が、なんちゃってストーカーみたいに、とにかくずっと付いて回る。私が二階へ上がれば、二階についてきて、その後一階におりたら、間もなく降りてくる。間髪入れずにというより、ちょっと待って「やっぱり戻ってこないな」と思ったら追っかけるという時間差が、めんどくさがりの福ちゃんらしい。

最後の撮影地から帰る時は、台風の雨の関係もあり、睡眠時間を削って走ってきたので、帰宅後まもなく、私は昼寝に入りました。
そしたら、やっぱりというか、福ちゃん、お布団にもぐり込んできました。
福ちゃん、一階のソファだと、一緒に寝るのを嫌がる傾向にあるんですが、二階のベッドだと、昼だろうと夜だろうと、私が寝ると、たいていは一緒に寝てくれます。ベット幅の違いかな?

猫と一緒に寝ます

お布団の中にもぐりこんだものの、ちょっと様子をうかがう福ちゃん


猫と一緒に寝ます

おいでおいでというと、脇の下にもぐり込んでくる福ちゃん


猫 扇風機

起きてる時も、たえず、こっちを見張ってます


福ちゃん、あんたがいてくれて、幸せだよ〜


台風と福ちゃん(2013年9月16日)
近年ではめずらしく、京都を台風が直撃しました。
うちは、坂の上のほうに住んでるので(日常生活では不便だけど)、浸水などの被害はありませんでした。御心配頂きました皆様、ありがとうございます。
さて、数十年に一度という大雨をもたらした台風の朝、福ちゃんがどうしてたかと申しますと・・・基本、平気でした。
朝5時、緊急エリアメールで、私は目が覚めたんですが、福ちゃんはいつものように、ベッドの私の足元でぐっすり寝てました。
なんとなく落ち着かなくて、私が起きると、福ちゃんも起きて、台風の雨風がガラスに打ちつける音に興味をもったのか、カーテンの隙間から、しばらく外を眺めてました。

福ちゃん、雷も平気だしなあ。神経の図太い子です。


猫 台風

なんか、いつもと違うニャア


福ちゃんのアルバム(2013年9月9日)
GANREF(ガンレフ)さんのページに、福ちゃんのアルバムをアップしました。
ガンレフさん、10か月ほど前に登録させていただいたんですが、ほとんど幽霊会員みたいになってまして・・・
が、このたび、にゃんこ日記などで掲載した福ちゃん画像の一部を、アルバム「福猫ふくちゃん」に集めてみました。
HPより、ちょっとだけ大きな画像になってます。
日記の部分の文章(文字)がない分、画像が見やすくなってます。
お時間ある方は、ぜひ、遊びにいらして下さい!

GANREFさんのページはこちらから


福ちゃん、病院に行く2013(2013年9月14日)
今朝は予防注射のため、福ちゃんを獣医さんに連れて行きました。
今日から三連休なので、本当は昨日のうちに行きたかったんですが、カレンダーを見ると、13日の金曜日、しかも仏滅と揃っていたので、いくらなんでも、わざわざそんな日に、一年に一回の注射を受けに行かなくてもいいなと、日程をずらしました。
予防注射をすると、証明書をもらえるんですよね。うちは預けたことないですが、ペットホテルに預けたりする時に、必要なようです。証明書には日付も記載されるので、13日よりは14日の方がいいかなと・・・

当然、福ちゃんは病院が好きじゃありません。それで、トラウマ予防に、車ではなく、自転車に乗せて、連れて行きました。
動物って不思議なGPS機能があるんでしょうか?獣医さんまで、たった数分なんですが、近づいてくると、急にワオンワオンと鳴きだしました。が、そこは心を鬼にして・・・まあ注射はお尻にプスっと、、、あっけないほどすぐに終わりました。

帰宅後、ご褒美の缶詰を。よかったね。福ちゃん。


秋雨(2013年9月8日)
今朝は雨、じゃじゃぶりの雨なので、心置きなくダラダラしてます。
朝起きて、ご飯食べた後、もう一回、ベットへ。

寝っ転がって、久しぶりに本を読んでいると、早速福ちゃんも追いかけてきて、ドスンとベットに飛び乗って、ちょうど空いたスペースで、スヤスヤ寝始めました。あ〜SIAYASE〜


猫 寝相

「ここはボクの場所だニャー」



秋の気配(2013年9月7日)
ちょっと涼しくなりまして・・・ 朝方、福ちゃんが横向きに寝るようになりました。

猫 猫の開き

夜は私のベットの足元で寝ます。
声をかけると、「うにゃーん」仰向けになります。


猫 猫の開き

普通、動物の仰向けは「服従」を意味するらしいですが、
福ちゃんの場合、「腹、撫でれ」と催促してる気がしてなりません。


しかしこれも、天気のいい日の真昼間には、仰向けに戻ります。
猫のこういう姿勢、「猫の開き」といって、今、話題だそうです。


猫 猫の開き

ある意味悩殺の必殺技・「猫の開き」だにゃー


福ちゃんは、ただ今、密かに減量中。
85グラムあげていた餌を、80グラム。つまりたった5グラムだけですが、減らしています。
福ちゃんが食べている餌は、ロイヤルカナンのロングヘアーインドアなんですが、今までは、その時その時の体重に合わせた餌の量を計ってあげていました。
ところが、順調に成長(体重増)していった福ちゃん。いつのまにか、かなりドテッとした体形になってました。
それでもね。福ちゃんの遺伝に混じっていそうな猫種の説明を見ると、「3〜4年かけて成長する」って書いてあったから、私、「栄養不足で成長止まったら可哀想」と、律儀に毎回体重測定→餌の量決定していたんです。

体形はドテっとしていても、福ちゃん、運動神経はそれなりなんですよ。
興奮すると、かなりのスピードで走るし、ジャンプ力も相当です。
だからまだまだ大丈夫と思っていたら、さすがに7キロになったあたりから・・・というか、今思うと、太ったせいというより夏バテ気味だったのかもしれませんが、動くのが面倒臭そうになってきて、これはイカンと、まず餌を体重6キロに合わせて85グラムに、そして今、さらに5グラム減らして80グラムにしています。

ダイエット成果がでたのか、ずっと増え続けていた体重は、この一か月ほどは7キロをキープ。
涼しくなったせいか、少し動きも活発=よくじゃれるようになってきました。

じゃれるといえば、このあいだ、友達から「ねこじゃらし」のおもちゃを送って頂きました。ありがとね。
新しいおもちゃで遊べるというのも、効果的だったのかもしれません。

しかし、それにしても、福ちゃんと遊ぶにはテクニックがいります。こっちが真剣にねこじゃらしを扱うと「渋々な」感じなんですよ。
ところが、こっちがテレビみながら、惰性で猫じゃらしを揺らしていると・・・かなりノリノリで、興奮して、飛び上がったり、ひっくり返ったり、走り回ったりしてます。不思議だ。


猫 猫の開き

どこから見ても、くつろいでるニャー


ごろごろごろ(2013年8月20日)

猫 寝相

ほれほれ、猫じゃらしはどうしたニャ

怠け者の福ちゃん。
いつもゴロゴロ寝っころがっている。
運動させようと、遊びを仕掛けても、すぐにゴロンと横になる。

猫じゃらしを目の前で振っても、横になって、仰向けになって、パシパシッと手を伸ばしてくる。
その動作は素早いけど、あくまで「自分の手が届きそうな距離」であることが条件。
前は少し離れた所でも、ダダダッと飛びついてきたけど、最近は、私が根負けして、猫じゃらしが近づいてくるのを待つようになった。私が近づいて行かないと、「もう、めんどくさいのは嫌ニャア」とばかりにソッポを向く。

福ちゃんと遊ぶ時、福ちゃんより私の運動量の方が、あきらかに多い。


猫 寝相
猫 寝相

「ボクと遊んでほしいなら、ここまで猫じゃらしを持ってくるんだニャ」


福ちゃんが気に入っているのは、障害物競走。
椅子の下の格子ごしに猫じゃらしを振ると、発奮してくれる。
が、しかし、椅子の下なので、あくまでも「寝たまま」である。
いったいどこまで「のめし」なんだろう。このまま運動しなかったら、福ちゃん、餌、減らされちゃうよ。


かくれんぼ(2013年8月19日)
ある日、リビングの通路で、こんな光景に出くわした。

猫 寝相

「ちゃんと隠れてるニャ」



頭、隠して・・・ということわざを思い出し、こんな面白いモン、撮らなきゃと、カメラを持ってくる間も、撮っている間も、ずーっと、このままだった。

この格好で、本気で寝ているらしい。

お腹をふぎゃんって、踏まれるって思わないんだろうか?

そこは、人の歩くところでもあるんだから、悪気はなくても、白いお腹につまづくことがあるかもしれない。
人間(私と母)を信用するのは好ましいことだけど、人間(母)の身体能力を信用しすぎるのは、どうかと思う。

この椅子(の下)はふだんから福ちゃんのお気に入りで、よく寝っころがっている。
ここにいる時は、まだ本気で「隠れる」つもりはないらしく、椅子の下をのぞきこむと、ゴロンゴロンひっくり返り始める。いや、最初からひっくり返ってるので、あっち向いたりこっち向いたり、ゴロリゴロリと寝返りを打つ。と言ったほうがいいかもしれない。

猫語では、こういうのは、「遊べ」を意味するらしいが、愛猫がどんどんメタボに近づいていくのが心配なご主人様の私としては、「寝たまま遊ぼうとしないで、立って、走って、ジャンプして遊びなさい」と強く思うものの、思いが通じることはめったにない。


猫 かくれんぼ

「あれ?見つかったかニャ」



夜は一人で寝るのがイヤ(2013年8月16日)
図体はかなり大きくなった福ちゃんですが、なぜか夜は一人で寝るのを嫌がります。
昼間はね。いいんですよ。忙しく働く人間を横目に、ほとんどの時間を昼寝に費やしています。
時には自宅内行方不明になり、「もしかして、外に出ちゃった?」と人間どもを慌てさせますが、そういう時は、どんなに声を張り上げて、「福ちゃん、福ちゃん」と探しても、息を潜めて返事しません。あれ、どういうつもりなんですかね。

ところが夜になると、人間の後をくっついてまわります。
私の寝室は2階なんですが、最近の暑さに、ここ数日は一階で寝ることが多くなりました。でね。私が一階で寝てる時は、福ちゃんも一階で寝てるんです。私のすぐ横で寝てる時もあるし、数メートル離れた場所で寝てることもあるけど、とにかく一階で寝てるんです。
ある明け方、少し涼しくなって、ふと「やっぱり二階の方が寝やすいから、二階で寝ようか」と思い、福ちゃんは寝てるから起こさないようにして、そっと二階へあがったことがあります。福ちゃんのために、電気とか空調とか、全部そのままにして、私だけが二階へあがったんです。
と、しばらくして、福ちゃんが慌てて、「どこ?どこ?どこよ〜」って感じでニャーニャー言いながら二階へあがってきました。
一人で置いてきぼりにされるのはいやみたいです。猫のくせに、暗い所に一人でいるのが怖いのかな。


猫 寝相

「1メートルをめざすニャ」



さて、福ちゃんが7キロの大台にのったことは、先日報告しましたが、7月に身長を計ってみました。
計るといっても、猫の体はグニャグニャしてて計りようがないので、バンザイして寝てるところを物差しで測ってみました。
おおよそですが、約85センチありました。あきらかに横だけでなく、縦にも成長しています。うちは家族全員チビ揃いで、福ちゃんが一般的な猫より大きくなってくれることに未だかつて味わったことのない喜びを感じていたんですが、このところは「メタボ」な単語が頭をよぎりはじめ、そろそろ心配になってきました。

あの大きさで、思いっきり手足を伸ばしてだらけきった姿で床に寝っころがっているんだから、踏まないように歩くのに苦労することもあります。ごくたまに、よけたつもりが、よけきれなかったのか、福ちゃんが動いたのか、尻尾をふんでしまい、ぎゃおん!!と大騒ぎされることがありますが、だからといって「懲りる」ことはないみたいです。福ちゃんの危機管理能力はゼロに近いような気がします。


くまもん>福ちゃん(2013年8月14日)
ある日、私の中で、急に、くまもん>福ちゃん ・・・な心境になりまして。
一週間ほど福ちゃんを母に任せ、九州に行ってきました。
帰ってきたら、福ちゃんのお気に入りだった「壊れた家風段ボール」(前回日記参照)の土台部分が消えていました。
怖くて聞けませんでしたが、物に対するこだわりの薄い母が・・・もしかしたら捨てちゃったのかもしれません。

代わりに、桃の入っていた空箱が進呈されていました。サイズ的にはこっちのほうが福ちゃんには合ってるんですよね。しっかり棲家にしてました。


猫 段ボール

「ちょうどいい大きさニャ」 ← この狭苦しさが好きらしい


猫 段ボール

「前のおうちは、寝ている間に、どんどん壊れていったニャ」



さて・・・福ちゃんの体重がついに7キロの大台に乗りました。
もちろん痩せてはいませんが、すごいデブでもないと思うんだけどなあ。けっこう敏捷だし、飛べるし降りれるし走れるし。
ただ、気のせいか、胴体がどんどん長くなっていってます。だらりと仰向けに寝てる姿を見ると、かなりの「胴長短足猫」です。これでいいのかなあ。育て方、間違ってるのかなあ。


猫 寝相

「胴長短足だけど、気にしないニャ」


猫 寝相

「前はこんなにスリムだったニャ」 ← ちょっと衝撃



感動?の再会(2013年7月30日)
10日間ほど入院していた母が、帰ってきました。
久しぶりのご対面に福ちゃんがどんな風に反応するかと思ったら・・・ほぼ無視でした・・・
帰宅が福ちゃんが一番眠たい時間帯の昼だったから・・・かもしれませんが、玄関に迎えにこないのはもちろん、私たちが部屋に入っても、横になっていた椅子の下から全く動く気配がありません。鳴きもしません。
具合でも悪いのかと思ったら、ソファに座った母が、ピンクのシリコンブラシを見せて、おいでおいでと誘ったとたん、ピッと目が輝き、母の隣に飛んでいきました。やっぱりというか、めんどくさかっただけなのね。ほんと、失礼な猫。

福ちゃんの今日の体重、6.8キロ。
体重が増えてる割には、いざとなったらジャンプしたり、走ったり、まだ運動能力は衰えてなさそうなのは救いですが、餌は6キロの猫の体重に合わせた量しかあげてないのに、少しずつ太っていくのは、間違いなく運動不足のせいでしょう。
最近は猫じゃらし系のおもちゃで遊んでも、前みたいにダーッとダッシュすることなく、すぐにゴロンと仰向けになってじゃれるので、あまり運動にはなりません。かといって、外に出すのも抵抗あるし・・・困ったにゃあ。

どの位大きくなったかというと・・・以前、友達が贈ってくれた雑誌の付録の段ボールの家。
当時から福ちゃんが入るにはちょっとしんどい大きさでしたが、今では、絶対に不可能な程の容量差になっています。
でもなぜかこれがお気に入り。なんとか入ろうと苦戦するので、とうとう家は「破壊(解体)」してしまいました。
それでも、残った土台に座り込む福ちゃん。
親の心子知らず。飼い主の心猫知らず。壊れた段ボールにはこだわるのに、 夏用にと買ってあげたクールマットは、いまだに無視されてます。

福ちゃん、成長しすぎにゃん

「・・・」ちょっと小さいにゃあ


猫と段ボールのおうち

「でも、ここが好きにゃあ」


屋根、解体。

「屋根がなくても、ここが好きにゃあ」


もはや、家の面影なし

「どうしても、ここが好きにゃあ」



気持ちいいにゃん(2013年7月20日)
福ちゃんはブラッシング大好き。特に母にブラッシングしてもらってる時が、一番幸せにゃあ。おでこ撫でてもらうのがお気に入りにゃあ。


気持ちいいにゃあ
気持ちいいにゃあ
気持ちいいにゃあ
気持ちいいにゃあ
気持ちいいにゃあ
気持ちいいにゃあ

「幸せにゃん」



お腹、空いてるにゃん(2013年7月3日)

「腹ペコにゃん(怒)」

「朝ごはん欲しいのに、いつまで寝てるつもりにゃん」・・・と、いじける福ちゃん



テレビ大好き福ちゃん(2013年6月26日)

テレビを見る猫

飼い主に似たんでしょうか?福ちゃんテレビ大好きです。


福ちゃんのベットシーンが続いたので、起きてる時の福ちゃんの画像をアップ。少し前の画像だけど、今も昔も福ちゃんはテレビが好き。最近でこそ、これが「テレビ」とわかってきたのか、落ち着いてるけど、最初の頃は大変でした。
「なにが?」  福ちゃん、テレビと実物の見分けがつかないんです。
ある晩、ドラマのワンシーンで、恋人が結ばれるか別れるかした時に、一瞬、イメージ映像なんでしょうね。青い空をカモメがピューッと飛んだんです。

瞬間

「あっ」と叫ぶ間もなく、福ちゃんがテレビ画面に飛びついてました。

福ちゃんがその時、どこにいたかというと・・・よくわかりません。
私はソファーでテレビを見ていたけど、福ちゃんは少なくとも私のずっと後方の床に寝そべっていたはずです。
そこからダッシュして、まさに「飛びかかっていった」
まだ買ったばかりの新しいテレビ。ピカピカのテレビに向かって、獲物に狙いを定めた福ちゃんの爪が襲い掛かります(涙)
恐ろしくて、画面に傷がついていないか確かめる勇気は出ませんでした。
当然、このことは私だけの秘密です。 そっと心の奥にしまいこみました。

その後、福ちゃんがどうしたかもお話ししましょう。

ドラマのシーンが変わって、カモメは突如、画面から消えました。
捕まえられるはずだったカモメが消えた・・・狩りは失敗。逃げられたと思った福ちゃんは、テレビの裏側に回り込みました。
カモメがテレビの裏に隠れたんだと信じてやまない福ちゃんは、ひたすらウロウロとテレビの裏、その近くにある出窓まで、とにかく探し回ります。
でも・・・いるはずありませんよね。もともとそこにいないカモメなんだから。
最後は「納得できないニャーっ!!」とばかりに不満そうに、不思議そうにしながらも、やっとあきらめてくれました。
そんなことがあり、私は鳥が出てくる映像には気をつけるようになりました。 テレビ、大事だし・・・

けれど、それは私の留守中におこりました。
わが家は大河ドラマが好きで、たいてい毎週見てるんですが、大河の前に動物番組があるんですよね。
ある時、珍しい「鳥」の特集があったそうです。
もうわかりましたか?
そう、主役の鳥が登場した途端、福ちゃんは「今度こそは!」と突撃しました。 新品のテレビ画面に向かって・・・
家人は悲鳴をあげたそうです。私は旅先だったので、電話で母から「ビックリする話があるんだよ」と聞かされ、ただ、幸いにもその声色は怒っているというよりスクープを目撃した、「福ちゃんアホやなあ」と大笑いしたと自慢げだったから、「へええ、そうなんだ」と感心しておきましたが。

飛びつくだけじゃありません。
福ちゃん、薄型テレビの上に飛び乗るもんだから、テレビがグラグラ揺れる。この狭い幅の上辺に飛び乗るんですよ。どう思います?
そして福ちゃんがテレビの上に乗ると、どういう加減が、リモコンを触ってないのに音量がバババと100まで上がるんです。いつも聞いている音量は30そこそこですから、そりゃあもう大音量もいいとこ。心臓が止まりそうになります。近所迷惑もいいとこです。

そんなこんなで、わが家では動物番組は見ないようになりました。
でも不思議なことに、他の動物では、「鳥」ほどは興奮しないんですよね。
同種の猫であっても、首をかしげるとか尻尾を振るとか程度で、飛びかかってまではいかない。
テレビに慣れたのか。「鳥」は特別なのか。

そう考えると春先から、窓の外をビュンビュン飛び交うツバメ達は、福ちゃんにとってものすごーく目の毒ですね。(斜め向かいのおうちにツバメの巣があって、毎夏うちの猫の額ほどの庭が餌場のひとつになっているようです。
2階の私の部屋の窓からも電線に何羽もとまるツバメが見えたりして、「福ちゃん冷静になってね。こっから飛び降りたら、あんた死ぬよ」と諭しています。)


福ちゃん脱走の話(2013年6月)
長くなりそうなので、書きあぐねていた福ちゃん脱走の話。
やっぱり長くなったので、こちら に移しました。


帰ってきたラブリー福ちゃん(2013年6月25日)
本日の福ちゃんの体重=6.5キロ。うちに来た時の倍にならないことを祈るばかりです。餌の量も気持ち、減らしたんだけどなあ。

さて、一時期猛暑熱帯夜だった京都も、ここのところは雨が続いたせいか、肌寒ささえ感じることも。
で、ラブリー福ちゃん、帰ってきました〜

朝、起きると福ちゃんはラブリーな寝相で私の右隣に寝ています。ちゃんと頭を上にして・・・
やっぱりあれ・・・大事な飼い主に足を向けて寝る暴挙は、熱帯夜の暑さのせいだったのかな? おかげさまで、幸せです。


猫

目が覚めると、福ちゃんの寝顔が!
「う〜ん 可愛い!」と撫で撫ですると・・・

↓ ↓ ↓

猫

ゴツンとおでこをすり寄せてきて、うにゃぁ〜ん ゴロゴロ

↓ ↓ ↓

猫

うにゃうにゃ ゴロゴロ

↓ ↓ ↓

猫

くねくね ゴロゴロ

↓ ↓ ↓

猫

うにゃぁ〜ん ぐっともーにん!



福ちゃんサマーカット?(2013年6月17日)
福ちゃんがあまりに暑そうなので、あの毛皮を少し減らしてあげようと思って、ファーミネータ―という道具を買ってみました。
さっそく実践。ネットの口コミをみると、驚くほどドッサリとれるということでしたが、うちは毎日数回、母と私がシリコンブラシでブラッシングしていたせいか、「普通に」取れる程度でした。ちょっと思惑が外れました。

猫 ファーミネータ―

ファーミネータ―の大型猫ロングヘアー用


それに、このファーミネータ―というコーム(櫛)、何回やってもある程度の量の毛が取れるんですが、あとの毛並みをみると、切れ毛というか、そんな感じになってます。福ちゃんは痛がりはしませんが、ちょっとずつ前進して、ちょっとずつ逃れようとしてるみたいです。ファーミネータ―をした後、いつものシリコンブラシでブラッシングしたら、いつも以上に毛が取れるうえに、こちらは文句なしに気持ちいいらしく、「もっともっと」と体をこすりつけてくる始末。
どっちにしろ、それなりの量の毛が取れたんですが、福ちゃん自身の見た目はそう変わらず。どうしてあんなに取れたのに、変わんないの?と不思議です。
このまま毎日気長に続けるか、バリカンでも買って、いわゆるライオンカットにしてあげるべきか・・・ああ、でも勇気ないなあ。

さて、今日も福ちゃんのベットシーンです。

猫 眠り猫




昨夜のサマーカットが少しは効いたのか、単に今朝は少し涼しかったのか、今朝の福ちゃんはいやに気持ちよさそうに眠っていて、私より遅起きでした。
福ちゃんが寝てる姿ばっかりじゃ、なんなので、昨夜の福ちゃんの画像もアップ。暗いと黒目が大きくなって、可愛いにゃ。


猫 ノルジャン



福ちゃんのエサ(2013年6月16日)
少し前の日記にも書いたんですが、4月の中頃、母への家族サービスにと、奈良の屏風岩の桜を見に出かけました。
朝一の感動的な情景を見せたいし撮りたいということで、京都の自宅を早朝というよりは深夜に近い時間に出発しました。
その時・・・深夜に車で遠出という状況から、福ちゃんはどうも、自分が白山中居神社に捨てられた時のことを思い出したらしいんですね。
ずっと車内で鳴き通しでした。

で、その後、無事、みんなと一緒に帰宅して、すっかり安心した福ちゃん。

ガラッと変わりました。
食べ物に対する執着心が、ウソのように消えたんです。

前はね。「餓鬼」っていう言葉があるじゃないですか。子供という意味ではなく、地獄の責め苦の表現か何かで、「食べても食べても、飢えて飢えて仕方ない。」みたいな感じの意味で。
あんな感じだったんです。
あればあるだけ。無くても探し出して、お腹がゆるくなっても食べ続ける。そんな感じでした。だから最初はお腹に虫でもいるんじゃないかと思ったんですが、食べた分だけ、着実に太っているし、わが家に少し慣れてから獣医さんに連れて行った時点では、ガリガリでもなかったから、先生からも「飢え」でお腹が減るというより、「成長期のせいかもしれません」と言われました。
成長期なんだったら、充分にあげないとなと、いつも体重分に見合った量のエサをあげてきたので、着々と成長して、今は6.3キロです。でも運動能力は充分発揮しているので、痩せてはいないけど、肥満ではないと思いたいこの頃です。身長も、どこからどこまでが猫の身長かわかりませんが、手足と尻尾を伸ばして寝ている時の長さは80センチ越えでした。・・・私の身長の半分以上・・・

話がそれましたが、とにかく食べ物に対する執着がすごかったんです。
だから餌は何でも喜んで食べてくれました。
ネットで見ると、餌の種類によっては「食いつき」が違うらしかったり、「まずいと食べない」猫もいるらしかったけど、「うちの子は何でも文句言わずに食べてくれるから、楽でいいよね」と安心してました。餌を買う時も、美味しそうとか何味が好きかというより、健康のことだけを考えて選べたんです。

ところがですね。
この屏風岩ツアー以来、そう、まさにその夜の晩ごはんから、福ちゃん、餌を残すようになったんです。
最終的には、何回かに分けて食べきるので、食欲がないというより、一度に食べなくなったんです。
それって、普通の猫では普通のことらしいですね。

つまり、いきなり、普通の猫になったんです。
捨て猫のトラウマが消えたみたいです。

呪縛が解けるというのはすごいもんですね。あの「餓鬼」っぷり。飢餓っぷりが、見事になくなりました。もちろん餌の時間には、おんなじようにアーアー鳴いてねだります。でも、「あんだけ鳴いたのに、残すの?」っていう具合に、必ず一旦は残すんです。


猫 カリカリ

以前の癖で、つい、バクバクと食べちゃったのかな?
カリカリが一粒だけ残ったお茶碗。



で、結果、どういうことになったかというと、おトイレの時間がバラバラになりました。
それと、何かのご褒美で缶詰をあげてしまうと、次の食事(カリカリ)の時、「こんなもん、食えるか」ってジェスチャーをするようになりました。
どうやら、餌(カリカリ)も好みがあるようで...先日、ヒル○のインドア・ヘアーボール系から、ロイヤルカナンのインドア・ロングヘアー用に替えたら、お茶碗が空っぽになるペースが早くなりました。それでも、一応、毎回、一旦は残すんだよね。

なんかどんどん我儘になっていく福ちゃん。こないだの母の発言。

「福ちゃん、ちょっと自信の持ちすぎだよ

ザッツライト、その通りです。


朝のひと時(2013年6月15日)
福ちゃんがいつでも自由に出入りできるよう、私の寝室のドアは開けっ放しにしてある。
(ドアを閉めても、福ちゃんは自力で開けられるので、ほんとは閉めてもいいんだけど、ドアが閉まっていると福ちゃんは不満そうな声を出すので)
で、朝、私より早く起きて廊下を通りかかった母が 「ぶっ」 っと笑いを漏らすのが聞こえた。

「あんた達が、ベットの隅っこと隅っこで、おんなじような格好で寝てるから・・・」と説明する母。
そう、あまりの蒸し暑さに、福ちゃんと私はなるべく離れて寝るようになった。というか、私はベットにしか寝れないが、床に寝てもOKだし、実際夜中は床とベットを行き来している福ちゃんが、なぜか朝起きる時間になると、律儀にベットに戻って寝ている。

マックスにだらけきった寝相・・・たぶん私も似たような格好で寝てるんだろうな。
・・・あんまり福ちゃんのだらしない寝相ばかりが続いたので、朝起きて、私が起きるのを待ってる福ちゃんの画像もアップ。

だらけまくってる猫

脱力しまくってる福ちゃん。


びっくり猫

寝てるふりしてた私が急に起きたからビックリする福ちゃん。



福ちゃん、ソファーから落っこちる(2013年6月14日)
毎日暑いですね。
私も福ちゃんもぐったりの毎日です。
特に福ちゃんは、あの毛皮状態ですから、相当暑いだろうなあ。
で、毎日昼寝て、夜はなかなか寝付かない状態になってきました。こりゃまずい。

さすがにこの暑さなので、夜も私の隣で寝なくなり、最初の3分ほどは申し訳程度に私の隣に横たわりますが、その後、「一応義理は果たしたからね。でも暑苦しくてやってらんないよ」という風に、ベットの隅っこに移動。その後も、もっと冷たい床に移動。しばらくすると、またベットにと移動を繰り返すようになりました。← 体重6キロ超えの福ちゃんですから、ベットを上り下りするたび、それなりの振動があるんで、けっこう私の睡眠も中断されます。(というよりかは、暑くて私も寝つけない)

そんなわけで、なんとなく睡眠不足で、昼食後、最近はまっている朝ドラのあまちゃん再放送を見た後、そのまま私達は一階のソファーで昼寝していました。福ちゃん、けっこうテレビ好きで、テレビがついていると、このソファーに陣取るんですね。私も福ちゃんもテレビが見える格好で・・・つまり福ちゃんはまたしても私に足を向けて、ひっくり返った蛙 みたいになって寝てました。

テレビ見る猫

毎日、寝ながらテレビ見てます。


あまりに見事に足の裏を見せて寝てるんで、ふっと、いたずら心がうずいたんです。
そおーっと、福ちゃんの足の裏に、私の足の裏を合わせてみました。
まず、片足。
福ちゃんは動じません。
で、もう片方の足も、合わせてみます。「これ、私の腹筋にもくるなあー」と思いながら、足の裏を合わせた途端・・・

福ちゃんが、消えました

ソファーの向こう端に、一瞬にして、落っこちたんです。

え?なんで???
と、よく考えたら、どうも福ちゃん、重ね合わせた私の足を思いっきり蹴ったんですね。
いくら福ちゃんが大きい猫で、私が小柄な人間だといっても、何倍もの体重差があります。私の方はびくともせず、蹴った福ちゃんだけが、バネの原理で私と反対側に飛び出したようです。
でもまあさすがにそこは猫です。びっくりはしたし、足からの着地にも失敗したようですが、何の怪我もなく、痛がる様子もなく、すごすごと歩いて退散。しかし、ほんとに一瞬の出来事でした。
母も向かいのソファーに横たわっていたので、一部始終を目撃してたんですが、二人とも笑う暇もなく・・・私は少し後で思いっきり笑いましたが、母は、「あんなふうに落っこちても、全然平気なんだね」と感心(あきれて?)してました。

テレビ見る猫

人間語難しいので、そのうち寝ます。



ニャンコアレルギーだったらどーしよー(2013年6月10日)
なんかねー鼻がムズムズするんですよ。
鼻詰まりはないけど、鼻水は出るし、クシャミも出る。目はほとんどかゆくないけど、あきらかにアレルギー症状が出てるんです。ついに我慢できずにアレルギー薬飲みました。
家に帰ってから急に・・・というわけではないんですよ。桜旅の前半は、もちろんスギヒノキの花粉でグシャングシャンでしたが、一旦楽になり、その後、そう、月山の残雪新緑ブナ林あたりで、ムズムズし出し、その時は「ブナの花粉だな」と勝手に思ったんですが、それが引き金みたいになって、それから、高低の差はあれども、ティッシュが手放せません。何年か前、杉花粉が酷かった年も、こんな感じで初夏までグズグズやってたんですが、その時は、「鼻が敏感になってて、何か飛んでるものに反応しちゃうんだろうなー」とあきらめもついたんですが、今年は「もしかして猫アレルギー?」という恐怖があるんで、気になって仕方ありません。

ちょっと調べてみると、猫アレルギーの人って、猫の毛というよりは唾液とかフケとかに反応するみたいなんですよね。でも私はそういう気配はないんですよね。 もともとは、猫アレルギーはないんです。猫飼う前に、耳鼻科に行って血液検査して、ちゃんとチェックしましたから。
その後発症しちゃったのかな? でもねえ。もう飼っちゃってる状況で、また、あの高い検査料払って、「あなた猫アレルギーですよ。どうすんの?どうすんの??」ってことになるのも恐ろしくて、確かめに行く気になれません。それにね。家にいる時ばかりじゃないんです。外に買い物に行ってる時も急にバッと激しく出ることがある。福ちゃんを抱いて寝てる時でも、何も出ないこともある。症状にムラがあるので、とりあえず、もう少し様子を見てみようと思ってます。ああ、どうぞ猫アレルギーじゃないように・・・

それはそうと、寒冷地仕様の福ちゃん、春先から毛が抜けるといっても、やっぱりフサフサの多毛長毛です。福ちゃんは長毛にしては珍しく、毛玉ができるとか、毛が絡むということは全くないのですが、それでもやっぱり暑いのか、最近は床とか壁にくっついていることが多くなりました。
夜も、5分ほど私の隣で寝た後、ベットの端っこに移動して、冷たい板に体をくっつけて寝ているみたいです。で、夏に向けて福ちゃんの散髪を考え中です。福ちゃんがわが家に来たのは、昨年のお盆過ぎ。だから一か月間ほどは暑い京都で過ごしているわけですが、冬のあの寒がらなさを思うと、夏の暑さには弱いと思うんですよね。そういえば、昔飼っていたワンコ。夏はペットショップで丸坊主にされてました。まあなんとも滑稽な姿でしたが、暑さ対策にはなっていたようです。爪を切るだけでも大暴れ大騒ぎの福ちゃん。おとなしくサマーカットさせてくれるかなあ。

→その後・・・
いつのまにか、あのムズムズは収まり、猫アレルギーの疑惑は解消。少なくとも強い猫アレルギーではなさそうです。ああ、よかった。ちょっと疲れがたまっていたのかも。御心配おかけしました。


桜旅の代償(2013年6月5日)
約一か月に及ぶ桜旅の代償のひとつに、福ちゃんの微妙な変化がある。
以前と変わらないんだけど、ちょっと違う。そのひとつが、福ちゃんの添い寝の位置だ。
アイツ・・・私に足を向けて寝るようになった(涙)
よく、人間界では言うよね。
「とてもお世話になったから、○○さんには足を向けて寝れない」
猫にはそんなこと、関係ないと思うけど、出発前と今じゃ、なぜか寝相が真逆になってしまった。
それだと福ちゃんのお尻や尻尾が、私の顔の近くになるので、ヨイショと持ち上げて、わざわざ反対に直しても、またしばらくすると、ヤツはグルグル体を移動させて、私に足を向けて寝る。なんなんだ、これは・・・

そもそも、出発前はまだストーブが要るほど寒く、帰ってきたのは扇風機やクーラーまで欲しいほど蒸し暑くなってから・・・という環境の違いもあるが、「暑苦しいから、近くで寝なくなった」というならともかく、寝相の変化とは、あまり関係ない気がする。 文章だとちょっとわかりにくいかな。こういうことです。


猫 バンザイ 猫 ぐっすり

いつみても、変な格好して寝る猫だなあ


〜〜〜 比較 〜〜〜

猫 ぐっすり

かつてのラブリーな寝相の福ちゃん


ブラッシングが大好きな福ちゃん(2013年6月4日)
いやはや驚いた。今朝、私がテーブルで朝食をとっていた時、先に済ませた母がソファに座り、「どれ、5分だけ、ブラッシングしてあげるから、ここ、おいで」とピンク色のシリコン製のブラシを手に、ソファをポンポン叩くと、福ちゃんがピョンとソファーに飛び乗った。
えーーー!
私が驚く理由。 福ちゃんは、性格はいいんだけど、誰に似たのか天邪鬼なところがあって、例えば私がテレビを見ながら福ちゃんを抱っこしたいと思って、絨毯の上の福ちゃんを抱っこしてソファーに連れて行くと、無条件に嫌がって、飛び降りる。
先に私がソファーに座って、今朝母がしたように、「ここおいで」とソファーをポンポン叩いても、知らんふり。
そのくせ、その数分後には、自分から飛び乗ってきたりと、ある意味めんどくさい性格を発揮する。

それがこの一か月の私の留守の間に何をどうしたのか、母、ブラシ、ソファーの三点セットには素直な反応を示すようになっていた。
そもそも、今回の留守中、私が電話で福ちゃんの様子を聞くと、毎日のように母が「すぐゴロンと仰向けに転がって、ブラッシングしろ!と催促するから嫌んなっちゃう」と愚痴るので、「お腹を見せるのは服従の意味で、ブラッシングしろと命令してる訳じゃないよ」と何度も説明したが、母はついに納得しなかった。
が、今日の様子を見ると、確かに、服従というよりは、明らかに要求している感じだ。

母の隣に飛び乗った福ちゃん、声は出さずとも心の中では大声で「ええーーー?」っと驚いている私に気づいて、私の方を凝視した。
しばらく、私と福ちゃんは見つめ合う。じっとこちらを見る福ちゃんの目に、「しまった見られた」みたいな気兼ねを感じたのは気のせいか。
そんなことお構いなしに、母はブラッシングを始める。福ちゃんもゴロンと横になり、うっとりと目を閉じる。まもなく、おもむろに向きを変えて、また転がる。これが「今度は、こっちだ」の合図らしい。
仲良くしてくれるのはありがたいが、なんかフクザツ・・・

猫 うっとり

気持ちよさそう・・・


前にも書いたけど、母は元々猫は好きじゃないので、必要以上には可愛がらない。つまり、福ちゃんを移動させる目的以外では、抱っこしたりしない。福ちゃんは、人間の隣に横たわるのは好きだし、体の一部が触れているのは安心するみたいだけど、抱っこはあまり好きじゃないらしく、いつも私が抱き上げると「きゃあ」みたいな声で小さく呟く。
母がソファーでおいでおいでしても抱きしめられる心配はないけど、私だったら、ぎゅーっとされるリスクがあるってわかってるんだろうな。私の横に飛び乗ってくるときは、私がテレビに夢中になっている時とか、うつらうつらしている時とか、ギリギリ手が届きにくい太腿の横とか・・・。ほんとめんどくさいニャンコだ。「会いたかったニャー」と飛びついてくるニャンコ、欲しかったなあ。


ただいま!福ちゃん(2013年6月2日)
先週末、やっと一か月余りの桜旅から帰宅。久々に福ちゃんとご対面。
その話はまた別の機会に書くとして、今日は、旅先で母からいつも聞いていた福ちゃんの「大の字」を。

バンザイ 猫

これ、一時的な姿勢じゃありません。このままずっと寝てるんです。


母曰く、夕ご飯の後は、いつもリビングのソファでテレビを見ながら「大の字になって」寝るんだとか。私が帰宅したこの夜も、「ほらほらこれ」と母が呼ぶので行ってみると、「大の字」というより「バンザイ」になって寝ている福ちゃんがいた。
私がいない一か月は、ちょうど春先で猫の毛が一番落ちる季節。いくらブラッシングしてもしても、まだまだどんどんいくらでも抜けるらしい。
だから福ちゃんがいつもテレビを見ながら寝るこのソファには、福ちゃん用のシーツが敷かれてます。

3種類ほどあるブラシの中でも、一番小さいシリコンのブラシが気に入ってて、いつも母の足元にゴロンと仰向けに寝っころがり、「ほれほれ、ブラッシングして」とばかりにねだるんだとか。
で、差し出されたお腹をある程度ブラッシングすると、「次はこっちだ」とばかりに寝る向きを変えるんだとか。
たしかに、私も帰宅後ブラッシングしたけど、猛烈に毛が抜ける。
そのせいか、最初の印象は「あれ?福ちゃん、痩せた?」だったので、慌てて体重を計ったら、6キロ300グラム。ちょっとだけ太ってました。ということは、痩せてなくても毛のボリュームが減って、スマートに見えるんだよね。特に顔回りはすっきりとして、「こんなに華奢だったっけ?」と思うほどでした。

福 猫

顔がスッキリして、ちょっぴり凛々しい福ちゃん。


福ちゃんと遠足(2013年4月20日)
関西で一番遅く咲くという奈良県曽爾村の屏風岩の桜を撮りに行った。
けっこうよかったので、一度母にも見せてあげたいと思い、母と福ちゃんを連れて再訪することにした。日帰りだから、福ちゃんはお留守番にしてもよかったんだけど、撮影に同行する練習も兼ねて、連れて行くことにした。
どうせ行くなら、それに屏風岩の駐車場の渋滞も考慮して、日の出時刻に到着しようと、真夜中の出発となった。

ところが福ちゃん、道中ずっと泣き通しなのだ。大きな声で、切羽詰まったみたいな鳴き方をするので、おトイレを我慢しているのかと思ったが、途中でトイレを用意しても、する気配はなし。(5時過ぎに到着し、おトイレをしたのは8時頃だった)
今まで、何度も車で福ちゃんと遠出することはあったけど、こんなに鳴くのは初めて。
それに現地でお会いした写友の方々が可愛いがってくれるというのに、キャリーの奥に引っ込んだり、荷物の間や座席の下に隠れたり・・・人見知り状態甚だしい。

猫 かくれんぼ

こんな所に隠れたり・・・


猫 かくれんぼ

鳴きながらキャリーの奥にへばり付いたり・・・


で、最初は不思議がっていたのだけど、ふっと気が付いた。
「この子、前に捨てられた時のこと、思い出したんじゃ・・・」
考えてみれば、暗い時間からドライブに出るのは初めてで、着いた先は山の中。もしかしたら、この状況、福ちゃんが白山中居神社に捨てられた時と同じだったのかもしれない。母と私は、むしろ福ちゃんが大自然に自由を求めて外へ飛び出さないか、脱走しないか心配していたのだけど、脱走どころじゃなく、「絶対出ないからね」とばかりに引きこもり。餌をお椀に入れてキャリーの外に置いても出てこない。あの食い意地のはった福ちゃんが、食べ物より優先させることがあるなんて。

猫 かくれんぼ

大好きな猫缶でもキャリーの外へは出てこないので、中へ入れてご馳走する。


猫 かくれんぼ

その後もずっと、この状態。少し落ち着いても、まだ用心してる感じ
よっぽど辛い経験だったんだニャ



結局、福ちゃんは帰路に着くまで、一睡もせず、用心しつづけた。不思議なことに、帰路についた途端、安心したような表情に変わり、そのうちスヤスヤ居眠りしだした。方向音痴の私には想像もつかないが、猫の頭の中にはGPS機能がついていて、帰る方向に変わったのがわかったのかな。

猫 遠足
猫 遠足

もう大丈夫かニャ?
じゃあ、横になって寝るニャ


ちなみに今回の主目的は、母に名残の桜を見せてあげたいという優しい気持ちからだったが、「すごいでしょ」と尋ねた私に母曰く「吉野山ほどじゃないけどね」「こんなに山奥なのに、トイレがきれいなのに感動した」というような言葉を発していたので、私的にはちょっとがっかりだった。
福ちゃんはというと、道中で遠足の楽しさを教えようと猫缶をあげたせいか、帰宅後、わが家に来て初めて、夕飯を10粒ほど残した。あの福ちゃんが食事を残すなんて!驚き心配する私に、「あれだけ缶詰食べて、一日中動かなかったんだから、当たり前でしょ」と母は冷静だ。しかし30分位すると、福ちゃん、残したカリカリを全部平らげた。やっぱり福ちゃんは福ちゃんだった。安心した。


福ちゃんのお留守番(2013年4月14日)
いつかこういう日が来るのはわかっていた。
・・・私も、母も、家を留守にする日。

母は友達と4日間の旅行。介護していた父が亡くなったことで、友達からの誘いが増えたという。
母:「あんた、その頃は、まだ京都にいるやろ」
私:「私も今年は遠方に撮影に行くから、そんな4月のど真ん中、いないに決まってるやん」

その後、この二人が留守になってしまう間、福ちゃんの処遇をどうするかで、老い先短い自分の楽しみを主張する母と、遊びに行くわけじゃない。仕事なんだから、お母さんの日程を少しずらしてよ。と主張する私とで、何度、もめたことか・・・

「あんたの猫でしょう」

母の切り札は、それなんだけど、そういうこともあるかと思って、夏に一緒に岐阜まで行って、福ちゃんを連れてきたんじゃないか。
「猫なんだから、餌さえ置いておけば、何日か留守しても大丈夫なはずだ」と、猫を飼っている知人から聞いた母は、物知り顔にいうけれど、それは「必要な量のエサだけ食べて、あとは残す猫」の話で、福ちゃんは、そこに4日分のエサがあったら、絶対に、一回でそれを食べてしまう。そして、お腹が緩んで下痢・・・おトイレはめちゃくちゃ。後の3日間は飢えに苦しむ・・・という構図が、目に見えている。

近くに住む姉も、ちょうど、どうしてもうちに来れない日程で、 ペットホテルも調べたが、どうも猫を預けるというより、家に係りの人が来て、カギを開けて、面倒を見るというスタイルらしく、知らない人にカギを預けるのもなあ。。。
前に一緒に猫のキティの面倒を見ていたAさんも、今年いっぱいは仕事の都合で猫を預かれないらしい。

というわけで、猫を飼っていたこともある、仲のいい近所のご家族に、留守中の福ちゃんのお世話を頼むことにした。
無理をして、私が朝晩家に戻ることも考えたが、いずれは、こういう日が来ることはわかっていたし、またこれからもあるだろうから、一度、このへんで、どんなもんか、様子を見ることにした。

結局4日間のうち、前後二日を私がカバーし、福ちゃんにとっては二日間だけのお留守番になったが、近所の方が可愛がってくれたこともあり、何事もなく(ヒステリーを起こして、家がめちゃくちゃになることもなく、福ちゃんも円形脱毛や具合が悪くなることもなく)うまくいった。

お留守番初日、近所の方からメールと写メが来た。
「ものすごい勢いでご飯食べてます」
・・・そうだろうな。
地震の後も、様子を見に行ってくれたそうだが、「ふくちゃんは普通にしてました。ヒモのおもちゃが廊下に転がっていたけど・・・」それは地震のせいじゃないな・・・

うちに来て、しばらくは家族以外には人見知りになり、その後、家族以外には無関心になっていた福ちゃんですが、お留守番の少し前から、どうも怪しい雰囲気を察したのか、姉家族や、ご近所家族などにも、愛想よくなりました(笑) 私や母だけを当てにしてはいられないと思ったみたいです。案外、生き抜く術を心得てるな。
ちなみに福ちゃんは、今、体重6キロです。(やせてはいないけど、おデブでもありません) このあいだ、純正のノルウェージャンフォレストキャットを見ましたが、福ちゃんの方がずっと可愛かったです。(←親ばか)


猫 お留守番

お留守番できたニャ


福ちゃんと旅行(2013年3月28日)
例年になく、桜が早く咲いてしまい、今年もまた桜旅が近づいてきた。
桜旅はそれなりに長期なので、私一人で行くが、先日、一泊二日で、母と私、福ちゃんで、お出かけした。

こういう「お出かけ」にペットは敏感だ。前に飼っていた犬もそうだったが、福ちゃんも「置いて行かれないように」と思ったのか、私たちが荷物を車に運び始めると、自らペットキャリーの中に入り込んだ。
いや、それより前におトイレ済ませてほしいんだけど・・・と思ったが、さすがにそこまでは、融通きかないらしい。
犬って、おやつがほしい。褒めてほしいとか、そういう時、頻繁に、「ちょっとだけ」小出しにおトイレしたりするけど、猫はそういうのがないんだな。

なにはともあれ、無事、車に乗り、旅先でも、運んで行った自分のおトイレにきちんとおトイレも出来た。将来、私が一人暮らしになった時、旅に福ちゃんを連れていけるのが、私の夢だが、叶うといいな。

猫 お出かけ

一緒に行くニャ


私のいないところで、母が・・・(2013年3月18日)
このあいだ、私のいないところで、母が、ベッタベタの甘い声で、福ちゃんに話しかけてた。・・・ついに母も陥落したな・・・
私、幼少期の記憶まで遡っても、あんな声で話しかける母は記憶にない。うちは、父が甘々でデレデレの声を出すことはあっても(私も姉も、それが嫌で嫌で仕方なかったけど)、母はけっこうクールというか、なんというか・・・なので、非常に驚いた。

わが家は初代白猫キティ(この子の尻尾もふわふわだった)以前は、完璧犬派で、それというのも、母が猫は苦手だったから。父の方は、「小さい頃は、猫がいないことはなかった」という幼少期だったらしく、私の留守中に、福ちゃんが飛び出した時も「福ちゃんが行方不明になった」と泣く母に、父が「猫だから戻ってくるさ」と慰めたらしい。
その頃は、父は心身ともに老いてきて弱っていて、何をするにも周囲(特に母)の手を借りなければならない状態だったので、その話を聞いた時、そんな状態の父が母を慰めたことに、ある種の感動を覚えたものだ。
で、その時の結末としては、父の言った通り、福ちゃんは1時間ほどして、何事もなかったかのように「んにゃあ」と言いながら、戻ってきたそうだ。

その元猫嫌いの母がこのあいだから、「プーチン大統領の猫」の話ばかり、振ってくる。要するに、プーチン大統領が秋田県知事にくれた猫(サイベリアン)が、福ちゃんに似ている毛並だというんだけど、福ちゃんがサイベリアンやノルウェージャンフォレストキャットに似ている(血が混じっている)というのは、私も前から思っていた。
両方とも極寒冷地の猫だ。たしかに福ちゃんも寒さには異常に強い。
悩ましいのは(どっちでもいいんだろうけど)、その二種類のどっちの血が流れているのかが、どうしても判断できないこと。
猫にも個性があるから、どっちの種類の猫にも、すごく似てる子と、全然違うよねっていう子がいて、結局わからないんだけど、気分的には、「猫アレルギーの人でも大丈夫らしい」という通説があるサイベリアンだといいなと思っている。(猫アレルギーは今のところないけれど、杉花粉症があるから、アレルギーの抗原はないほうがいいに決まってる)

世界の猫図鑑 サイベリアン 色は違うけど、この子の写真が一番、福ちゃんに似てる。

猫種類と猫図鑑 いろんな種類の猫が紹介されている。

サイベリアンもノルウェージャンも、中にはものすごいボリュームの毛並の子がいる。 けど、私にしてみれば、むしろ福ちゃん位の長毛具合の方が若々しくて可愛い。

で、サイベリアンやプーチンの猫で検索していたら、面白いブログ  まめクロの「女社長・徒然日記」 をみつけた。ここで紹介されている秋田県知事の動画がかなり面白い。 猫好きの方はぜひご覧あれ


福ちゃんのお気に入り2(2013年3月15日)
毎年のことですが、確定申告をギリギリセーフで提出。
バラバラの書類を机の上だけでは並べしきれず、床まで広げ、私は床に座り込んで作業。空いた椅子に、素早く陣取る福ちゃん。
あの〜椅子にも書類並べてるんですけど・・・人間だったら、そうゆう大事な書類の上に座るなんて失礼なことはしないはずですが、残念ながら福ちゃんには、そんなことは関係ありません。仕方ないから場所を空けてあげました。
でも飼い主の私が床に座って仕事して、猫の福ちゃんが王様みたいに座布団付の椅子に座って眠ってる・・・猫っていいなあ

ここは自分の場所だニャ

書類が邪魔だニャ

眠るニャ

場所空けてもらって当たり前・・・みたいな感じだニャ

福ちゃんのお気に入り(2013年3月9日)
段ボール大好き福ちゃんが、一番気に入ってるのが、私の部屋にある段ボール。
もともとは、ちょっとしたものが入っていたんですが、福ちゃんがどうしても入ってしまうので、明け渡しました。
日中に私が部屋にいる時は、たいていここで眠ってます。すぐ近くに日当たりのいい出窓があり、最初はそこで日向ぼっこをしながらウトウトしてるんですが、いよいよ本格的に寝たい時は、このダンボール箱に入りこみます。
窓際の方が手足を伸ばして寝れるので快適だと思うのですが、なぜかこの窮屈な段ボールがお気に入り。

ここが好きだニャ

ここがお気に入りニャ

どうニャ

柔軟運動は得意だニャ

あ、起きた。
私に似て、寝起きは悪いようで、しばらくボーっとしてます。

目が覚めたニャ

そろそろご飯の時間かニャ


猫の本能(2013年3月7日)
食べる飲むは人間も動物も共通の本能だけど、福ちゃんには猫ならではの本能も備わっています。

〜 段ボールに入らずにはいられない 〜

変な本能ですよね。
このあいだ、友達が福ちゃんにと、猫系雑誌の付録をくれたんです。ふつうの猫サイズなので、どうがんばっても福ちゃんは入れそうになかったんですが・・・入りましたね。根性で・・・でも頭丸ごと、外にはみ出してます。

猫 段ボール

マイホームにはならなかったニャ


ほんとは、屋根に開いた丸い穴から、「お外も見えるし、手も出せて」、猫にとって楽しい遊び道具になるそうです(笑)


福ちゃんのきらいなこと。(2013年3月5日)
福ちゃんには嫌いなことが3つあります。
その1:手足の裏を拭かれること
その2:おしりを拭かれること
その3:お鼻を綿棒で拭かれること

夜、福ちゃんは、私のベッドの中で眠るので、おトイレした時に手足やおしりにたぶん絶対くっついてくるバイキンを減らすため、寝る前にウェットティッシュで手足&お尻を拭き拭きすることにしています。
おしりはね。イヤなのはなんとなくわかりますよ。でも手足もすごくイヤがります。
この夜の儀式は、福ちゃんがわが家に来てから、毎晩欠かさず行われているので、いい加減慣れてくれるといいんですが、本能的に慣れないようです。
拭き拭きのタイミングは、私が福ちゃんのおトイレをきれいにした後が多いんですが、そんなに嫌なことが待っているのに、なぜか福ちゃんは、私がおトイレの始末をしている間、いつもすぐ横で、じぃーっつと、それを眺めています。
で、終わりました。次、福ちゃんの番だね。と、私が振り返ると、一瞬ピって目を合わせてから、大急ぎでどこぞへ向かってダッシュします。計画性がないので、行き止まり(閉まっている)ドアの方へ向かって走っちゃったりするもんですから、まず、私につかまります。

にゃあぁぁー(いやあああー)
みたいな鳴き声を出しますが、仕方ありません。
冷酷に拭き拭きします。

猫 にゃんともワンダフル

まだうちに来て間もない頃の福ちゃん。スマートだニャ。
ちなみにトイレに寝そべっているわけではなく、タオルの上にトイレの屋根だけが置いてある中に入ってます。お昼間にトイレの砂とトレーをお外で日光消毒している間の一コマです。

お鼻拭き拭きは、昨年末、バタバタしてた時、福ちゃんの生活も不規則になったのか、ストレスだったのか、エサのお茶碗を毎回洗うのを怠ったせいか、鼻の穴にハナ○ソみたいのができたことがありました。
ハナ○ソと思ってたんですが、いろいろ調べると、ニキビの一種らしく、ふつうは顎にもできて、確かに当時、福ちゃんの顎にもできていたことがありました。
人間のニキビと違って、黒くて、取れる前のかさぶたみたいな感じです。
実は、福ちゃんと神社で初めて会った時にも、鼻ニキビは左側に小さくあったんです。片方だけだったんで気にならなかったのですが、両方にできると、なんだかマヌケなおやじみたいで・・・

で、しみないタイプの消毒液を買ってきて、それを綿棒につけて、鼻の穴を拭き拭きするようにしたら、ニキビはとれました。が、数日内にまた出来はじめて・・・の繰り返しだったので、毎日、消毒をするようにしたら、今のところ、治まってくれました。

鼻の孔といっても、ほんの外側です。中に綿棒を突っ込むわけじゃないけど、ものすごく嫌がります。

そもそも、そんな風に顔を触られるのはイヤなんですね。私、初めて福ちゃんを見た時、あまりのガリガリとボロボロぶりに、かなり年取った猫だと思って、歯もぬけていると思ってたんですよ。だって、牙はしっかり見えるけど、前歯、特に下の前歯は小さすぎてよく見えなかったから。あくびした時とかに、必死で見るんですが、よく見えない。歯茎にめり込んだみたいに、すごく小っちゃいんですよ。で、ある時、ほんとにちゃんと歯があるか、見てみようと、口びるをめくろうとしたんですが、いやいやして首を振るので見れませんでした。引っ掻いたり噛んだりはしないんですが、本当にいやみたいです。

それで、お鼻拭き拭きの方は、福ちゃんがイケナイことをしでかした時に、お仕置きと称して実行しています。幸か不幸か、一日一度はイケナイこと・・・たとえば出入り禁止の仏間(お供えとして、美味しそうなものが一杯ある)に入ろうとしたり、テーブルの上に乗ろうとしたり・・・これらは叱られることってわかってるんだけど、私たちの注意が逸れた隙を狙って、懲りずにチャレンジするんです。

まあ、そんな訳で、福ちゃんをいじめているわけではないんですが、私が福ちゃんの嫌がることをしそうな気配を見せると、ちょっと警戒されます。。
それでも、ほんのしばらくすると、何事もなかったかのように膝の上にのったり甘えてくる福ちゃんをみて、母も感心しています。
ほんと、そういうとこ、性格のいい猫なんですよね。良くも悪くも「懲りない」というかね。


猫なのに、枕で寝る福ちゃん。(2013年3月3日)
福ちゃんは枕をして寝るのが好きです。
夜寝るときは、布団の中に潜って寝ることが多いのですが、朝、目が覚めてみると、私の顔の真横に福ちゃんの顔があります。
福ちゃんは寝ている間、けっこう手を動かすんです。うーん・・・という感じで、手を伸ばすんですが、それが私の顔に当たって、目が覚めることがあります。猫なので、謝罪の言葉はありません。時々、うまいこと、私の首の隙間に福ちゃんの手を入り、腕枕してくれてる状態になっていることもあります。

猫 枕

枕、楽だにゃん

それにしても、福ちゃん、太りましたよね。徐々に、着々とおデブへの道をすすんでいます。
春になったらダイエットしようね。福ちゃん。

猫 枕

人生の三分の二は寝てるにゃん

<ピュアウォーターがやってきた(2013年3月2日)
福ちゃんの浄水器がやってきました。
思ったより大きい。それにけっこう音(モーター音)もします。ネットの口コミでも、しばらくは怖がって近づかない猫がいると書いてありましたが、ふくちゃんは、怖がりもせず、珍しがらずもせず、「ほらほらお水、飲んでごらん」と浄水器をトントン叩くと、とりあえずご挨拶程度に飲んでくれました。

福ちゃんは、大らかというか、こだわりがないというか、ほんと、気難しくない猫で助かります。

これ、何?

これはニャンだ?

初アマゾン(2013年2月26日)

あれ?もう おなか、撫でてくれないニャン?

「もっと撫でれ〜」
おなかを撫でてもらうのが大好きな福ちゃん。身をよじって喜ぶニャン

福ちゃんのエサがなくなりそうなので、通販で注文。今まではスーパーや薬局、ホームセンターなどで選んでいたんだけど、ネットの方がずっと安かったので注文してみた。
これまで、ヒルズ、ピュリナワン、アイムス、ロイヤルカナンをそれぞれ二種類ずつ買ってきて、半分ずつ混ぜてあげてたんだけど、ずば抜けて高価なロイヤルカナンがネットで見ると案外安かったので、しばらくはそれ一本にしてみようと思う。
ありがたいことに、福ちゃんは食べられるものだったら何でもガツガツ食べてくれるのだ。今までも、インドアキャット用、毛玉ケア用、尿路下部予防用、ダイエット用、味もチキンだサーモンだ白身だ何だと、気まぐれに色々買ってみたが、何でも躊躇なく飛びつき、どれを食べたから体調が変わったということもなく、ただウ○チの回数とか臭いが違ってくるだけだった。参考までに、アイムスの毛玉ケア用は、きょーれつに臭く変身するので、もう買う気にはなれない。

エサだけ買えば、ネットの方が安上がりなんだけど、ついでに猫砂代わりのヒノキチップやトイレ用シーツなど、その他必需品も購入。だけならまだよかったんだけど、猫の浄水器みたいのまで買ってしまった。

もっともこれは、このあいだビブレのペットショップを覗いた時、ほしいなあと思いつつ、やっぱもったいないかとあきらめた商品で、でもネットだと他の利用者の口コミとかもあるから、ついついその気になって買ってしまった。猫って腎臓系が弱いらしくて、水道水をそのままあげていると、体質によっては水道水に含まれるマグネシウムとかのミネラルのせいで、腎臓病になりやすいんだとか。
今は冬だけど、乾燥するのか、福ちゃんは意外と沢山水を飲む。夏にうちに来たばっかりの時は、「猫って水をあまり飲まないんだなあ」と思った記憶があるんだけど、今は結構飲んでいる気がする。で、やっぱり水道から汲んだばかりの水はあまり飲みたがらず、お風呂の水とか飲んだりするので、何か対策を考えなきゃとは思っていたのだ。いやあでも贅沢だよね。まさか自分がこんなに激甘な飼い主になるとは思わなかった。猫って結構お金かかる。


開幕(2013年2月23日)
絶対風景写真展のオープニングパーティのため東京に行き、私の花粉症シーズンが開幕してしまいました。
今年もやっぱり辛い・・・

猫 びっくり

にゃんだっ??
私のものすごいクシャミに、びっくりする福にゃん


動画をアップしてみたニャ(2013年2月15日)
京都市内にも、ちょっとだけ雪が降るらしい・・・と昨夜の天気予報で言ってたし、ウェザーニュースのピンポイント予報でも雪マーク&1センチだったので、まだうす暗い朝早くに起きてみた。
が、雪ではなく、雨雨雨。
日の出とともに、朝ご飯スイッチが入る早起き福ちゃんは、いつも、私が目を覚ます頃には、枕元で朝ご飯待機をしているんだけど、今日はさすがに私の方が早かったので、福ちゃんはまだお布団の中でねむねむねむ。
で、ひさしぶりに寝ている福ちゃんをコンパクトカメラで動画撮影してみました。
→→→  福にゃんのしっぽ

福ちゃん、ちょっと遠慮する。(2月18日)

すやすや 眠り猫

遠慮というか、さっきまでその横に私が座っていたので、仕方なく、隅っこに座ってる福ちゃんです。

我が家に来た夏頃は、真夜中になると家中を駆け回り鳴きまくり、落ち着かなかった福ちゃんですが、いまや、夜になると人間の私達より早く、さっさと寝てしまいます。
福ちゃんは秋頃から私のベッドで一緒に寝るようになったのですが、さすがに夜は一人でベットに入る気にはならないのか(意外と寂しがり屋みたい)、私が布団に入るまでは、私の座っている隣か、私の部屋の段ボールの中か、一階のソファーで、熟睡してます。

少し前まで、私は昼夜逆転してた時期がありまして、もともと夜型の私は、デスクワークするのに夜の方がはかどるので、ついつい朝の3時4時まで起きていることが多かったんです。
その分、朝は遅くなるので、福ちゃんの朝ご飯も遅くなります。だから、福ちゃんも一緒に夜更かしすればいいのに、さっさと寝てしまいます。猫なんだから、夜は起きてればいいのに。。。

私が座った椅子には、ギリギリ福ちゃんが座れるスペースがあるんですが、私がゴソゴソ動くのがうるさい時は、部屋にある段ボールの中に潜り込んで、ぐっすり寝ています。段ボールは福ちゃん用にあったわけではなかったのですが、中に多少モノが入っていようと、無理やり強引に入り込むので、中身がぐちゃぐちゃに。で、そこそこスペースを明け渡しました。

福ちゃん、とにかく段ボールが好きなんですね。
不安定な状態で積まれている空箱にも、果敢に飛び入っていくので、たまに箱ごと床に墜落してます。


みなさん、お元気ですか?(2013年1月25日)
最近、我が家は徐々に猫屋敷化しています。
猫が増えたというわけではありません。
ええ、福ちゃん一匹で、もう十分です。
自由と食べ物と好奇心を追求する福ちゃんとの攻防で、家のあちこちに猫用のバリケードを作っているんです。人間の生活効率を追求というより、猫中心の家になってきました。
お客様が来るたびに、「猫がいたずらしないようにしているんです」と言い訳しなければなりません。

以前は車椅子の移動が必要だったので、バリケードを作るわけにはいきませんでした。第一、そう簡単に留守はできなかったから、自然と福ちゃんの行動も制限されていたわけです。
12月は福ちゃんを家に一人で置いておくことが多かったのもあり、思う存分に自主トレを積んだんでしょう。ついに家中のドアを多少のバリケードならモノともせず、開けてしまうようになりました。
普通のドアなら、一発で開けます。
一応ね。私が部屋に一緒にいる時は、まず、うにゃあーんと「開けてくれ」コールをします。
でもめんどくさいですよね。福ちゃん本人が開けられるのに、わざわざ席たって、ドアを開けに行くのは。それで「自分で開けられるくせに」と返事して無視すると、ヨッとばかりに両足立ち万歳して、ノブを押し下げ、ドアオープン。
いいんですよ、開けるのは。でも閉めていってくれないと、寒いのよね。

唯一「バリケードをされると開けられる時もあるし、開けられない時もある」リビングのガラスのドアは、壊されると非常に危ないし、何度もそこからリビング→ダイニング(仕切りがないので)と侵入し、何度も大事件を起こしているので、今日、大工さんにドアノブを丸いタイプに換えてもらうよう見積もりに来てもらいました。

まったくこのガラスのドアオープンには悩まされました。
つい先日も、私達の留守中に、バリケードを突破した福ちゃんは、母が作ったおぜんざいの小豆を鍋ごとひっくり返してしまったんです。
今年のお正月は、お節なし、お雑煮なし、おぜんざいも無しだったので、やっぱりちょっとは食べたいと、母が小豆を買ってきて、コトコト煮て作ってくれたおぜんざいです。
一杯作ったので、冷蔵庫にも電子レンジにも入れられなくて、鍋に蓋しておいてあったんです。
バリケードもしていたし、まさか福ちゃんが侵入してくるとは・・・しかも蓋してある鍋をひっくり返すとは。
床にぶちまけられた小豆を掬い取りながら、泣きそうになりましたよ。
福ちゃんがおぜんざい大好物で、全部食べちゃった!というなら、まだいいんです。どうもそうじゃないんですね。翌日お腹がゆるかったので、それなりにはご賞味されたようですが。なんといっても、後の掃除の大変だったこと。

昨日はお稽古先で食べるお昼用にと、母がスーパーで買ってきた、おかずの入ったお弁当型のパックを、一瞬母が目を話した隙に、かばんの中から引っ張り出して、スーパーの袋ごと、二階へ咥えていきました。いいんですよ、おかずが大好物で、全部食べてくれるなら。
ガサゴソ音がするから様子を見に行った私の悲鳴で慌てたんですね。二階へ持っていく途中、パックの中身は全部、階段に落っことしていきました。

この間は、私がちょっと仕事部屋を離れる時、あんまり気持ちよさそうに寝ていたので、そっとしておいたんです。5分ほどして、部屋に戻ってみると・・・まあ、私が悪いんですよ。コーヒーのカップをそのままにしておいたんだから。でも、ぐっすり寝てたから、まさか・・・と思ったら、机にコーヒーをぶちまけてました。
コーヒーが大好物で、こぼしたコーヒーをきれいに舐めとってくれてたらいいんですが、こぼしっぱなしなんですね。

餌の時間はだいぶ我慢できる、待てるようになったんです。だから空腹感は、まっとうな生活をしている家猫と同じ位と思うんです。
ただ、なんていうのかな。そこに胃に入っていいものがあったら、手を出さずにはいられない。探さずにはいられないトラウマが残ってるんでしょうか。

それにしても、怒られても怒られても、甘えてくる凝り性のなさ・・・いえ根性は、私も見習わなくてはいけません。

椅子とりゲームにゃん

私がデスクワークしてると、膝に飛び乗ってくるんです。
邪魔だから詰めて椅子の横とか後ろに寝かせるんですが、そこでスヤスヤ眠ってます。
で、私がちょっと席を立った途端にですね。
手足を伸ばして、占領するんです。

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